一昨日はよねちょくんと、BJRの1ONをしました。
シナリオタイトル：フェイクスターセレナーデ システム：ブラックジャケットRPG GM：コバヤシ
よねちょくん："ワールドスティーラー"：666才：スティング 遠い異世界で全ての財を盗み出し、スリルを求めて基底現実に来訪した次元怪盗。老齢も老齢なので、そろそろ後継者を探しているが、腐りきった世界に実力とスタイルを兼ね備えた若者がいないのが悩みどころ。
つーわけで、二度目のBJR付属シナリオをよねちょくんと遊びました。BJRはオリジンが"生き様"になったので、スティングという在り方をPLがどう解釈するかがそのままキャラに出て、同じシナリオでも全く違った味わいになるのが面白いところ。
やっぱ短いながらたっぷり世界観、ロールプレイ、ダイス目の妙味を堪能できる傑作シナリオで、僕もよねちょくんも楽しみました。『BJRってこういうゲーム』という、整った挨拶のようなシナリオであり、付属シナリオにこれがあるのはとっても良いな、と思います。
ヒロインとの向き合い方がシナリオの方向性を決めていくわけですが、そこも非常にいい塩梅にやってくれて、適度に擦り切れ適度に煮えたBJRらしい展開になりました。最後にダイス目の奇跡が起きて、それに対応する形で綺麗にシナリオが収まったのは、非常にこのゲームらしくて面白かった。
ドラマ展開の面白さを大事にしつつ、ダイスを振る楽しさ、快適さを諦めてないのは最近のゲームだな、と思いますね。やっぱよく考えられたシステムで、遊ぶ度に感心してしまう。データを触る楽しさが、ゲームの根っこを支えているのだなぁ。
セッションを堪能した後はみっちり1ONでアニメの話をして、良いGWのスタートを切れました。楽しんで、楽しませてくれたよねちょくんありがとう。良いセッションでした。
