スター☆トゥインクルプリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
惑星ゼニー。
欲望と虚飾をコンクリートミキサーにかけて、生まれた星屑のゴモラ。ソドムの市に賭けられた希望の筆をめぐり、プリキュアと宇宙怪盗が激突する!
コンテに田中裕太SDを迎え、テンション高めで行くぜ! 超銀河シンデレラ!
そんな感じの、新キャラ紹介エピであり、まどかメインエピであり、楽しい星空探検でもあるお話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
星までの段取り、星の解説をざっくりアバンで済ますことで、オークションでの頭脳戦、凝った肉弾バトルにたっぷり尺を使う調整は非常にグッド。ゴージャスなお話だった。
『ドラゴンの息子なんで、ドラ息子です』というど真ん中のネーミングセンスも、俺嫌いじゃない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
カジノ星だけど、さーすがにプリキュアにギャンブルさせるわけには行かないので、話の軸はオークションに。となると、家がモチカネなまどかが強いッ!!
くっそ長いリムジンから上坂すみれ声のアイドルが出てきた時、『あ、SB69で見た』って感じだったけども、マオたんはチュチュ(あるいは白鷺千聖)にも負けない根性悪のスペースビッチで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
ゴージャスな星を舞台に、意地の張り合い、心のぶつかり合い。良いデビューになったと思う。まどかも目立ったし
今回はシルエットを活かしたり、太い主線のカットインを使ったり、全体的に演出がポップで元気、とても面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
カジノ惑星(に限んないけど)の特別感を、しっかりヴィジュアルで伝え、ハイテンションな物語に熱量を足す。エピソードの雰囲気と”絵”が、バッチリ噛み合っていた。
ビカビカのネオンが欲望を照らし出す街で、中学生は無力だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
しかしまどかは過去の経験を踏まえ、ぶ厚めのハッタリでドーナツの値段を跳ね上げ、詐術でペンに手を届かせる。
ここまでまどかって”家”のマイナス点が強調されてきたので、それが強みに変わる今回はキャラに深みが出て、とても面白い。
パパンに釣れられ、銭ゲババトルの経験値が高いまどか。ドラ息子とのハッタリ合戦もきっちり勝ちきり、心が太いところを見せつける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
ここも印象が変わるところで、”観星中の月”は伊達じゃないんだなぁ、と思えた。今後も根性が座ってる部分を押し出して、存在感をアピールして欲しい。
そんなまどかとマッチアップし、今後も台風の目になりそうなマオ…こと怪盗ブルーキャット。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
つえー女同士のバチバチに、そういうの大好物な僕は大興奮であるが、事情通では済まない情報把握っぷりに、謎は多い。まぁ今後掘り下げていく、露骨な伏せ札やね。
カラーリング的にも”青”は開いてるし、色々あってキュアになるとは思うのだが。そしてそのために、登場回でいい感じの因縁をまどかと結んだわけだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
ここで二人の鎹になってる、プルンスくんの純情と傷を、見落としてはいけないと思う。お前は本当に偉い…。
スペーストラックにしがみついてる時、触手の殆どを使ってフワを抱え守ってるプルンスが俺はほんとに好きで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
キッツい状況を歌で救われたプルンスにとって、マオへの思いってただのミーハー限界ドルオタではなかったと思うんですよね。相当重くて大事なもんが乗ってた。
そんなマオが自分を選んでくれて、プルンスは当然喜ぶ。でもそれは、物を盗むための通行料代わりでしかなかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
純情を踏みつけられ、思い出を汚されて、ドーナツやけ食い程度ですましている辺りホント人格者だと思う。あの箱には銭でもただの食いもんでもなく、プルンスの”星”が詰まっていたのだ。
これをまどかはちゃんと見て取って、デカいハッタリ乗っける価値のあるシンボルとして選びとった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
『私も心が動いた!』はハッタリの中の真実で、第9話が生きている所。
初めて食べたスタードーナツは、確かに一億キランの価値があった。マオの歌も、人の心を動かしうる。
しかし今のマオは、アイドルはあくまで仮の姿。騙して奪うスペース怪盗である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
自分の歌が持ってる真心のパワーを、ブルーキャットは認識していない(あるいは、認識した上で押し殺している)ことになる。
その裏に、何があるのか。ここまで一話賑やかに勧めつつ、ラインを張る。
非常に手際の良い登場エピソードだと言える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
マオが隠している真実を、まどかとプルンスが知っていることで、今後バチバチぶつかる展開に主役が深く食い込めるしね。
『今楽しい』って条件をしっかり満たしつつ、今後を見据えたトス上げを精密にやってるのは、流石のワザマエだと思う。
アイワーンがさっくり出てきて戦闘シーンになるのも、力点が鮮明で良い処理だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
TRPGモノとしては、親密感の湧く立ち回りよね。『交流終わった? んじゃ戦闘ね。ボス出てくっから』みたいな。
シルエットを活かしたセレーネVSブルーキャット。小気味いいカメラワークと爆発。
爽快感のあるアクションが、マオの初登場を見事に彩っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
ドラマも
アクションもキャラも、スッと差し込むスマートな魅せ方だよなぁ…好きになれるんだけど、まだ友達ではない。仲間になってほしいと思えるけど、まだ仲間ではない。そういう焦らしは大事よね。
そんなわけで、颯爽登場の新キュア候補も、それに絡んだレギュラーキュアも、ぐっと彫りが深くなる良いエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
まどかの強い部分、それを育んだ香具矢家の太さにライトが当たったのは、凄く良かったです。キャラの裏面がしっかり見えた。
要所以外をスマートに省略することで、作画もドラマもテンポよくセンスを感じる運びだったのも、いい味わいでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
それを背中に受けて、マオのキャラも見事にライトアップされていた。再登場が楽しみだし、その時はプルンスの裏切られた純情に、己の歌の力にちゃんと向き合ってほしい気持ち。
そして次回もまどかエピ! 弓道大会大勝負!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
弓キャラである以上絶対やっとくエピソードだと思いますが、定番以上の味わいをどうつけてくるか。
スタプリは非常にスマートかつ楽しい、高水準の仕上がりなので、色々と高望みしてしまいます。
そしてそれが叶う。ありがたいアニメです。来週も楽しみ。
しかし『”何かを隠してる”キャラなんでサングラス』は、ベタ足ながらいいデザインだよな、怪盗ブルーキャット。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年5月12日
あの覆いを外して真実を顕にした時に、心の距離も縮まるし、キュアへの道も見えてくると。
さー女の仮面を引っ剥がす女は誰だッ! マオまどはひかララに対抗できるのかッ!