鬼滅の刃を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
頭骨を砕く跳ね鞠、世界を埋め尽くす不可視の矢。
鬼との闘いは、異能を駆使した別次元へ跳躍する。超常の闘いの中で炭治郎の再起は磨き上げられ、その刃は更に冴えていく。
一進一退の血闘の果てに、鬼と人は何を掴むのか。VS矢琶羽・響凱戦、未だ継続。
というわけで一話まるまるバトル! でも終わんない! そんな感じのVSベクトル鬼&鞠莉付き鬼戦である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
息つく暇もなく、矢印の異能と必殺の鞠が襲いかかるバトル描写は、UFO謹製の作画と演出でキレッキレ。主にフィジカル戦が多かった闘いが別次元に入ってきた感じがあり、なかなか楽しい。
再生・変形が当たり前の特性を敵も味方も活かし、ゴギゴギ異形バトルしているのもなかなかに楽しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
かと思えば、シリアスさをフッと抜くトボけた掛け合いがノーモーションで顔を出して、修羅場を気持ちよく殴りつけてくる。さじ加減間違えれば台無しなのに、その呑気はしっかり面白い。
この入りと抜きのバランス…というか奇妙な同居は、やっぱこのお話の強みなのだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
いつもしかめっ面するわけではなく、命がけの現場ですら笑いが混じり、当たり前の日常が唐突に惨劇に変わる。それは隣り合っているもので、対立しつつも奇妙に共鳴し、世界を形作っていく。
そいうカタい要素を抜いても、バリバリの超絶バトルにフッと息抜きの笑いが交じるテンポが絶妙で、いいスパイスになっていた。まぁキモイよね、手の眼。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
滑稽を活かし、しかし空気を抜きすぎず。バトルの興奮をしっかり魅せる演出も、全般的にパワフルであった。
今回炭治郎は、今まで活用していた強みを結構封じられる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
矢印は鼻では嗅ぎ取れないし、刃では切れない。異能で生み出した鞠も、切り落としたところで次が出てくる。(ちゃんと消滅エフェクトを入れて、物理存在ではないとサラッと見せてたのが良かった)
そこを突破するべく、愈史郎の符術でグラムサイトを手に入れ、技の応用を即興で編み出す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
敵も味方もコンビネーションを活かしたチーム戦になっているところも、今までと違うテイストである。禰豆子は相補うというより、炭治郎の指揮待ちだしなぁ…。
炭治郎が切り落とせていた鞠を、禰豆子は正面から蹴り飛ばそうとして足を持っていかれる。二年間技量を磨いた兄と、シンプルなパワー勝負歯家できない妹。人と鬼の違いが、ちょっと見える攻防だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
禰豆子の真っ直ぐ行き過ぎる気質は、今後結構枷になりそうだな…炭治郎がその分頭使う展開になるのか?
"ソウルイーター"のメドゥーサをちょっと思い出す、矢印ベクトルインチキ操作。ギュンギュン動き回る作画のリッチさを活かし、非常に気持の良い演出となっていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
やっぱ異能力バトルは想定を超えるインチキ能力あってこそで、その魅せ方もグッド。最初見えないのが、見えた時の盛り上がりを生むね。
近接は弱かったので、炭治郎の状況把握能力、鍛え上げた技の組み合わせで寄られて、スパッと首切りになってしまったが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
人間基準で戦場を見ず、どんな異質な能力でも突破口を探り当てる知性が、炭治郎最大の武器なんだろうなぁ…実はIQ戦士なのね。
朱紗丸は絡め手出来なさそうだし、『炭治郎を巻き込んでしまう』と使用を控えていた珠世の術で、スパッと敗北…かなぁ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
『オッス、俺ら最凶幹部!』みたいな顔で出てきたわりに、戦闘での手札が少ないっつーか、"凄み"が足りない印象なんだよなこの二人。
そこら辺、フロックってことかねぇ。
そんなわけで、一話まるまるバトル回でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
全体的に原作大事にゆったり進むアニメで、今回のバトルもなかなかの長尺。ドッシリ持っても、映像のクオリティ、質のパワーで殴りつけて満足させられるのは強い。
やっぱややモノローグ過剰で、テンポが切れ気味なのは気になるけどね。
しかしやっぱり一枚絵のクオリティ、気合の途切れなさは本当に凄くて、夜桜を駆け抜ける禰豆子ちゃんとか本当に綺麗だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
この素敵なおみ足がブッ千切れたんだよなぁ…全体的に、ゴア描写は敵味方両方に容赦ないよね。そこがいい。
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable pic.twitter.com/us49kaqSPo
戦士の知恵をフル回転させ、強敵を討ち果たした炭治郎。『人を食わぬ鬼』との出会いをどう希望に変えて、新しい道に踏み出していくか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月2日
話が転がるにつれ、だんだんジャンプ漫画っぽい良いケレン、胸躍る厨二設定が顔出してきたのも面白いですね。十二鬼月とか。来週も楽しみ。