イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 19/06/08 TNX『Be a Beast』

今日はNOVA-Xのオンラインコンベンション”ONline VOICE ONly” https://sites.google.com/view/onlinevoiceonly-tnx/さんに参加して、楽しくオンセしました。

シナリオタイトル:Be a Beast システム:NOVA-X RL:潜鯰さん

睦月さん:雨宮蛍:12才女性:マネキン◎ハイランダー●クロマク 河渡ファイナンスの御曹司として、蝶よ花よと育てられた少女。親の因果が子に報い、地下闘技場で一発当てないと地獄流しの憂き目に合う。無自覚にクロマクの才を開花させ、夜に咲き乱れる悪の華の片鱗を見せる。
GTさん:”剣落とし”ギタゴロ:27才男性:レッガー◎カタナ●チャクラ 人山いくらのストリートチルドレンとして鉄砲玉に選ばれ、その逆境を自分の腕前だけで跳ね返した禍つの刃。情け容赦のない暴力性と、一本通ったスジが同居する生粋の侠客。
あんくさん:”浮遊生物(プランクトン)”彩=ポワヴロン:22才女性:トーキー◎コモン●アヤカシ NOVAスポに所属するコモンな事件屋。不運に愛されており、何かと荒事に巻き込まれては失神している。その精神には強力なアヤカシが寄生しており、魔の力で状況を制圧、生還していることに気づいていない無辜の怪物。
コバヤシ:”無垢なる獣”タブラ・ラーサ:外見10代男性:ヒルコ◎チャクラ●クロガネ ヒルコ街で気ままに暮らす力自慢の青年。浄化派の作り出した元戦闘用ホムンクルスであり、家族の重病を治すために地下闘技場に身を投じ、白紙のプロファイルにアクトで出会った生き様(スタイル)を書き込んでいく。剛力で終わらず、”武”の天分に満ちた知恵持つ野獣。

こんな感じのメンバーで、楽しくセッションいたしました。RLの潜鯰さんを始め、PLさんも全員始めましてな状況だったんですが、落ち着いて相手の顔をよく見て、しっかり敬意を持った良いセッションになったと思います。とても楽しかったです。
潜鯰さんはRL三回目ということでしたが、自分の”好き!”を最大限の武器にぶん回して、思い切り楽しませてくれました。レッガーが好き、魂を燃やすデュエルが好き。そういう気持ちが燃料になって、PLにしっかり伝わる熱くて力強いシナリオだったと思います。
個人的には数字がそんなに跳ねていなかったのも良くて、ロールに集中して楽しむことが出来ました。かといってゲーム的な楽しさがスポイルされていたわけではなく、地下闘技場で発生するトンチキなイベントをランダム性とうまく噛みあわせ、こちらの想像力を刺激するギミックは非常に面白かったです。

自分は図体だけデカいショタで、あんまやらないタイプのPC1をプレイ。何かと賢い強キャラをやりがちなんだけども、『初対面の人相手に上取る動きもどうなの?』と思ったので、とにかく善人でピュアな感じで遊びました。
例によって例の如く喋りすぎてしまうので、自分に集まるリソースやロールプレイのチャンスを他の人に巻きつつ、PC1としてアクトの軸になるよう、シナリオを真正面から受け止めることを意識しました。なんとかやれたかなー。どーだろ?
今回は自分のスタイルをまだ見つけてない状態で入って、アクトの中で何かを見つけて帰るドラマをキャストに仕込んだわけですけども、他キャストとの熱い交流、シナリオに込められた熱量と敬意、RLの真摯なマスタリングにしっかりと助けられ、ザックザクとお釣りを貰って帰ることが出来ました。
NOVAはやっぱりスタイルが絡むとゲーム全体が面白くなるシステムだと僕は思っているので、それを追い求めるべく色々小賢しい芸を仕込んだわけですが、それが上滑りせずセッションとしっかり噛み合い、ラーサが自分のスタイルを確信して終わることが出来ました。
そういうセッションが出来たのはやっぱり、僕が初期状態で仕込んだ色々をRLや他PLが受け取り、膨らませてくれた結果だと思います。想定したものの何倍も面白い体験が帰ってきて、『僕の物語』が『みんなの物語』になる。TRPGの醍醐味をたっぷり味わうことが出来て、非常に面白かったです。

良いセッションでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。