鬼滅の刃を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
鬼殺の剣士に休息はない!
診療所での激闘を癒やす暇もなく、山中異界の鼓鬼に相対する炭治郎。隣には新たな相棒…というには情けなさすぎる少年、善逸。
果たして彼は見た目通りの腰抜けか、魂に刃を宿す戦士か。確かめる間もなく、獣の剣士が押し寄せるッ!!
そんな感じの新キャラいっぱい新展開! な鬼滅である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
いやー、ノリと勢いではずみが付きすぎて、だーれも相手の話を聞かないままミドルフェイズ真ん中くらいまでイッちゃったTRPGみたいな展開だった。
善逸の負けキャラがグズグズ崩れてリカバリーできなくなってく流れ、身に沁みすぎる…。
善逸は一切情けも容赦もないグダグダ負けキャラで、この段階では『実は秘めた実力が…』とか『根っこの部分では根性が…』とか、見返しポイントが一切ない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
こんだけアクセルベタ踏みで”下”に入ると、リカバリーも大変そうだが…超かっこいい見せ場がこの後、やってくるのだろうか?
僕はダメダメ人間が根性出すシーンは大好きなので、今のダメっぷりは後を引き立たせるためのスパイスだと思っておるけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
炭治郎が長男力をしっかり発揮して、子供や妹をしっかり庇い、守る立ち回りしてる分情けなさは目立つね。雀は可愛いけども。(アニメの中の可愛い動物大好き人間)
評価上昇のキッカケすらないまま、ひたすらダメダメに沈んでいく善逸くん。しかし握り飯のやり取りからは、何となく彼を信じても良い予感が漂う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
一つしかないメシを預け、分け合い、ともに食べる。やっぱ食事シーンは、キャラの地金が出る。
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最初に差し出す方の炭治郎がどういう少年か、彼を主人公にどういう物語を紡いできたかはよう知っとるわけで、同じように…というか、ダメダメの臆病者だからこその輝きや優しさ、強さみたいなもんを善逸くんには背負ってもらいたい所だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
良いキャラ立ちを活かして、彼だけが背負える物語が見たい。
炭治郎は、相変わらず死者に手を合わせる。救えなかった命に祈り、救いようがない鬼にも憐れみを持つ。これはずっと続いている彼の個性だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
血を畏れず、負傷をおして鉄火場に挑む炭治郎に対し、善逸は遠巻きに距離を置く。炭治郎の”倫理”からまだ遠い
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鼓の鬼の分断工作で、鉄火場から退けなくなった時。彼はやっぱり遠巻きに怯えるのか、それとも踏み込むのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
猪頭の二刀剣士が乱入して、さらなる混乱が広がる中、今後が楽しみやら、訳がわからないやら。とりあえずシーンを切って、お互いの素性を話し合うシーン作りましょう(場を整えたいGM脳)
キャラ立ちがいいアニメなので、人数増えるのは大歓迎である。濃い口の個性が凄い勢いで衝突しておるけども、まぁ次回は落ち着くだろう…多分。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
善逸の『下から入る』、猪頭の『蛮人なんで話を聞かない』…どっちもTRPGでやりがちなキャラで、ゲームを混乱させる筆頭なので、他人事と思えないネ!
ここら辺の取りまとめも楽しみであるが、鼓鬼の不思議なダンジョンも奇っ怪で、非常に楽しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
鼓一つで全てが入れ替わり、出口のはずが袋小路。ローグライクゲームに遠野のマヨヒガを足したような、良い禍々しさである。
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相変わらず美術が良くて、時代を感じる生活感の民芸と、明らかに異界の空気が同居して、非常にワクワクするダンジョンとなっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
この侵入シーンとか、暗がりと光のバランス最高に良いもんな。超かっこいい…。
鼓の鬼もまーったく話を聞かないので、炭治郎の負荷はどんどん増える! 頑張れPC1!
今回炭治郎は鼓の鬼に、堂々所属姓名を名乗ってから切りかかっていた。殺すべき敵と知りつつ、むしろその生命を獲るからこそ、卑怯なことは出来ない。彼の生真面目さは、やっぱり戦士としては時に弱さとなり、しかし強みでもあろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
そういう”芯”がブレないのは、見ていて楽しい部分である。
善逸の場合は現状、その”芯”が強さではなく弱さにあるように見える。精神的に不利な特徴をしこたま積んで、CP稼いだGURPSのキャラみたいだ…(TRPGジジイの感想)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
ということは何らか長所があるということで、早く善逸くんのかっこいいところが見たい。来週も楽しみです。
追記 『人と違う運命を背負った存在は、人と違う世界を認識し、違う能力を持つ』という英雄譚の基本を、しっかり抑えてんだなと思う。
鬼滅追記
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
善逸くんが人には聞けない”何か”を聞き取っていて、炭治郎が人には感じられない”何か”を嗅ぎ分けている描写は面白かった。
お互いの超絶感覚を共有は出来ないが、五感の何処かで逸脱していることが主役の共通点なのだな。鬼滅の子供たちは皆、英雄的知覚の持ち主なわけだ。…猪ボーイも?
しかしそうなると、耳が良いのに雀の声が聞けない善逸くんの不能と、”耳”に才は無いはずなのに動物の声が聞ける(古来よりの英雄の資質)炭治郎の対比も気になる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月16日
特別になるための心の資質…勇気や倫理を未だ表に出せてないから、耳を生かして相棒の声を聴く所まで行ってないのだろうか、善逸くん?