キャロル&チューズデイを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
突然の悪意に揺れ、生まれた不協和音。すれ違いを正せないまま、二人は別れていく。あなたのいない日々に身を預けながら、それでも思う。
もう一度、初め直したい。
男達は少女に寄り添い、問う。言葉は灯火となり、胸に火をつける。
前へ、前へ。嵐のように。
そんな感じのMB決着ゥゥゥゥ! 前半1クール終了の大勝負である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
突然の離別で衝撃的に引いた前回を受けて、色んな場所にカメラが動くAパート。迷いと決意を詰め込んで、2つのステージが世に問われるBパート。
楽曲の強さ、表情芝居の太さを活かして、心を強く動かす仕上がりとなった。
やっぱMBに場所が固定され、見知らぬ火星を駆け巡るワクワク感が停止してしまったのは苦しかったなと、舞台がコロコロ入れ替わるAパートを見ていて思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
チューの実家、キャロルのホームタウン、アンジェラのスタジオ。それぞれの場所で、それぞれの悩みと決意が問われていく。
今回はチューズデイお姫様の救出…と、その前段階としてのクエリー投げかけ、アンジーが心の鎧を外してタオに向き合う流れ、MB決勝それぞれの歌唱と、やることが多い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
自然かなり圧縮した展開になるのだが、細かい詩情が駆け足を埋めてくれる。ココらへんは作品の特色であり、強みかな。
暗い牢獄に娘を閉じ込め、一切期待しないと言い放つヴァレリー。過剰な期待でアンジーを縛り付けるママとは正反対だが、母なる檻は暗く、冷たい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
対してキャロルの世界は、その喪失が強調して描かれる。
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あなたと一緒だったソファ。あなたと歌ったラウンダリー。あなたと入ったお風呂。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
あるべき存在がそこにいない喪失感を、無言で掻き立てられるのは前半、しっかりと満ち足りた時間を描いたからこそだろう。それは永遠でも無敵でもなく、簡単に壊れてしまう夢。https://t.co/2gJwvHUARx
チャットツールには言い出せない言葉が、携帯端末の上で行き場を失い、消えていく。顔が見たい、もう一度会いたい。でも、会えない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
閉ざされた檻の中で闇を見るチューズデイと、オープンエアの下で光に向き合うキャロル。端末にも個性が出る
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抱え込んだまま、出口を見つけられずに時は流れる。自分にだけ向き合っても見つからない突破口を、年経た男達が作ってくれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
キャロル-ガス、チューズデイ-お兄ちゃん、アンジェラ-タオ。三組の交流が、並走して走る。魂が繋がる静かな熱さがあって、ともすればクライマックスより興奮した。
対話が始まった時、ガスはキャロルに正対しない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
お互いの顔を見ないねじれの位置、明日への活力になるバカデカバーガーも全部かじってはいない。お互い探り合いの距離から、グッと踏み込んで答えを探していく。
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ガスも(おそらく)アルコールの瓶だけ抱えて、慰めと諦めを口には入れない。そのかわり、既に物語を一回終えたかつての主人公として、後悔を若人に伝えていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
諦めの味は苦い。取り返しがつかないほどに。お前、それでいいのか?
問いかけが少女を動かす。バカデカバーガー頬張って、パワー充填だ!
ガスが自分の過去を明け渡し伝えることで、捻れた距離感は是正され、二人はお互い向き合うことが出来るようになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
ガスが問いかけてくれることで、チューズデイは伝えられなかった言葉、形にならなかった思いを掴み取ることが出来る。
それは一人で悩んでいては、掴めなかった出口だ。
そこには当然もうひとり、いつもの仲間が巻き込まれて。ロディーの手を引いて、三人は電車に乗る。第1話冒頭でも、はじめてのステージでも、皆電車に乗った。どこかに連れて行ってくれる場所へと。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
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どう出るかわからない誘拐計画に、ハシゴを抱えて漕ぎ出していく夜と、男二人の犠牲により未来に漕ぎ出した後の昼。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
電車は様々な場所に運命を転がして、行き、帰ってくる足になる。このムーバルなワクワク感は、やっぱりロードムービー的だな。動くと楽しいアニメなのだな。
帰っても居場所がない。誰も私を見ていない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
先週そう吠えていたチューズデイだが、当然理解者はいる。自分も閉じ込められている、冷たい虚栄の檻からお姫様を出してくれる、優しいお兄ちゃんが。ほんま…ほんまアンタ…。
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ここでお兄ちゃんが、椅子の背もたれに体重を預けているのが個人的に面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
それはチューを傷つけたシベールが、ステージでジャズダンスに使っていたツールだ。自分(と、そのエゴを投影するアイドル)以外いらないと、冷たく拒絶するための鎧であり、武器。https://t.co/vHYzPBRnOB
それが、対話の少なかった兄妹がお互いをさらけ出し、接近する時の”船”として今回は機能している。モノには様々な表情と機能があり、冷たさと優しさは同じ場所に秘められている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
そう言う不思議さが、”椅子”を持ち出すことで生まれている気がする。人生いろいろ、椅子の意味も色々。
お兄ちゃんは自分が妹を存外気にかけていたこと、同じ夢をかつて追っていたことを告白する。その言葉を受けて、妹は兄との距離を詰めていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
『アンタには何も期待しない』と言い放った母と、自分が叶えられなかった夢の背中を推す兄。家族も色々であるなぁ…。
お兄ちゃんの離反をヴァレリーが見越していなかったのは、政治家らしからぬ甘さであるし、家族への興味の薄さを表してもいよう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
落ちこぼれ扱いされ、家庭内ヒエラルキーの最下層にいた灰被りが、背の高い魔女の助けを借りて”家”から抜け出す。火星のシンデレラストーリーなのだな、文字通り。
そして僕のアンジー(キモい)は、暗がりの中プロデューサーと向き合う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
AIが自動的に作り出す歌詞は、魂の奥底まで見通されるように正確。ナチュラルを超越した心の奥底を、データ解析が読み取っていく。
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タオは建物(”家”)自体がAI化され、アンジーの全てを見守っていると伝える。そうして生まれる曲は、機械の冷たさだけでなく、不可思議な真実味を帯びている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
離れていた距離を、アンジーは自分の足で埋めていく。ガス、あるいはお兄ちゃんと違って、タオは真っ直ぐアンジーの目は見ない。
人間がいても冷たいチューの家、Aiが全てを制御しつつ”何か”にたどり着いているスタジオ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
元々対比が巧いし強いアニメだが、今回はかなり切れ味鋭く、少女達の人生が対立し、同時にどこかで共通もしている。
アンジーは男に問いを投げられるのを、待ちはしない。むしろ、願いを投げる。
自分が歌に求めるもの。タオと手を掴んで、掴み取りたかったもの。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
アンジーは媚びた笑顔を引っ剥がし、険しい自己防衛の仮面も外して、シリアスで静かな視線と言葉を、彼女のプロデューサーに投げる。
明日だけは、私を見て。
その熱量に、クールガイが動く。
明日だけなら。
ライブが始まる。
さらけ出す、投げかける、動かす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
キャロチューサイドだと”年上の男”が担当しているポジションを、アンジー自身が引き受けるところは面白い対比だし、クールに痺れるポイントだ。
野心と靭やかさ。持ち前の美質を活かし、自分の手と足で世界を切り開くチャンスへ、アンジーは前進していく。
アンジー相手には自分の真実を捕まえてくれる優秀なメディアだったAIは、キャロル&チューズデイの行方を阻む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
どっちかというと警備員としてのAIが強く打ち出されてきたので、AI闘争の前にスタジオの描写があったのは良かった。奥行きが出た
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捨てるAIあれば拾う人間ありで、無闇矢鱈にかっこいいジジイが、ネズミの御者役を買って出てくれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
ここでな~んも知らない爺さんが、MBに出て世界に己を問うたからこそキャロチューを知ってて、厄介事と知りつつ道を作ってくれるのは、凄く風通しが良くて好き。モブの書き方良いよなやっぱ。
黒い吸血鬼の接触以来、どこかギクシャクした二人の関係。色んな人の協力でそれが是正され、ようやく真正面で向き合えた二人。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
差し出される誕生日プレゼントは、ギターのアクセサリ。キャロルが知るアーティスト、チューズデイのアイコン。
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パンドラの匣には、何が秘められているか。黒い箱からは悪意が飛び出した以上、残っているのは間違いなく希望なわけだが、僕はウサギのアクセサリだと思っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
ボーッとした劣等生、その友達になってくれた優しいファンタジーを、手渡すと予測していたのだ。https://t.co/nJUhuLFVDA
しかし蓋を開けると、キャロルはギターを差し出した。音楽を媒に出会って、力強く歌を作っていたチューが、私の大事な相棒だよ、と。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
思い出すのは過去じゃない。暗い檻の中で思ってた気持ちは、遠く離れた運命の相棒にしっかり伝わっていたわけだ。
自分の不明を恥じつつ、気持ちのいい共鳴だった。
ママの薄暗い影響を鏡の前で跳ね除けつつ、アンジーのステージが始まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
胸の中の炎を、歌に乗せて世界中に広げていく。誰かのためじゃなく、私のためだけの歌を聞いて。
アンジーはファイナルステージに、炎の詩を選んだ。
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そんな炎を、タオは真っ直ぐ、冷たく見る。アンジーもステージの上で、その視線を感じる。闇の中、同じ方向を見つつも向き合わなかった二人が、ようやく目線を合わせられる場所。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
AIに後押しされた”ナチュラルではない”二人にも、ステージは魔法をくれるのだ。
自分を燃やし尽くし、そこでアンジーは観客席にいるケイティを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
言葉はない。ただ細やかに視線と仕草が交錯して、傷つけたスターと、傷つけられたファンは微笑みを交わす。優しく拍手する。
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自分の過ちに目を向けた時の、許しを請うような当惑の表情。やっぱりアンジーは、”貌”の表現力の恩恵を一番受けているキャラだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
無言の許しを受け取って、アンジーも微笑む。でも後で、キッチリ謝っといたほうが良いぞ! 自分のために!
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迷いを走り抜けて、キャロチューもステージに立つ。勝ち負けに縛られた過去も、分かりあえなかった時間も超えて、今、ただ歌いたい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
新曲で勝負をかけたアンジーに対し、キャロチューは原点に戻る。
曲は”The Loneliest Girl”
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ちゃんとお兄ちゃんに届いているところとか最高だが、”The Loneliest Girl”の一節が、知らずアンジーの”Light A Fire”と呼応しているのは最高だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
少女達は皆、夜闇に火を放つ。私はここにいると、高らかに宣言する。期待されずとも、誰かに届く歌を、胸の高鳴りの赴くままに吠える。
AIとナチュラル、下層と上層、無邪気な真実と捻くれた嘘。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月26日
明暗に別れた二組の主人公たちが、実は同じものを求めていたと1クール目ラストで判る。それが言葉ではなく、歌にしっかり乗っているのは凄く『音楽のアニメ』という感じがして、強く心を揺さぶられてしまった。
炎は、燃え広がるものなのだ。
そう言えばアーティガン邸に殴り込んだ時のサブタイも”Fire and Rain”だったな、などと思いつつ、キャロチューの炎は彼の中のわだかまりも燃やしていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
あの時は聞いてもくれなかった歌を、ようやく届けられた。歌は炎の中から再生する、不死鳥にも似ている。https://t.co/tSWGqDCGMH
タオやケイティ、ママにも届きつつ、アンジーの歌が広い世界に投げかけられている描写と、様々な人を揺さぶりつつもキャロチューの歌がお互いに向き合う形で収束していく対比も、また面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
外と内。ベクトルが真逆なんだかな、この子ら。
©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会 pic.twitter.com/QJG4BJFsAz
どこに向かい合うにしても、真実の詩は見ず知らずの心に、届いて動かしてしまうもので。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
ガスたちがブチ込まれたブタ箱で、最初は興味なさげに横を向いてたメガネの囚人が、最後はモニタに向き合って歌を聞いている変化が、凄く良いなと思う。号泣するアホたちも。
最初から失格が約束されていたはずの歌は、二人が出会った時の個人的な繋がりに真摯に向き合う瑞々しさで、世界中のひとりぼっちに届いた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
知らないはずなのに、心の奥底を覗かれたような衝撃。アンジーがAI作詞に感じたものを、キャロル&チューズデイを知った人も感じたのだろう。
あそこで掟破りのWデビューを決定できる辺り、MBはカトリーヌの番組なんだろうな、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
厳しくも理想主義的で、音楽が持つ力、アーティストが秘める可能性を信じた彼女は、2つの種子を世に問うことにする。
大事なのはルール。それより大事なのはパッション。俺やっぱあの人好き。
かくして歌は終わり、少女達は抱き合う。一人しか立てなかったはずの高い頂きには複数の栄光が輝き、敵だったはずの相手とも手を繋げる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
孤独な城、独房、街の片隅。あらゆる場所に歌が満ちる。”火星が一番輝く日(Mar's Brightest)”だね。
©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会 pic.twitter.com/FcNEyTM8Q3
そんな感じでMB終わり、1クール目アゲて終了! である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
正直場所と展開が固定されてしまうことで、ある種のダンドリ感、停滞感があったけども、終わってみると良い勝負、良いステージだった。
期待していた以上に、明暗の主人公が交わったことがお互いの成長と変化を呼び込みんだと思う。
運命的な出会いと、黄金の夢みたいなキャッキャウフフを続けてきたキャロル&チューズデイ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
誰かに助けてもらう奇跡の意味も知らず、幼年期に微睡む彼女たちは、知られたがゆえの悪意に惑わされ、切り離され、それ故お互いをよく知った。胸に高鳴る衝動の意味を、離別の中で確かめた。
二人をバラバラにしたのも、爺さん連れてきて帰路につかせたのも、『知られる』という行為だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
見られる。歌が届く。燃え広がる。それは善も悪も、光も闇も連れてくる。そもそも、世界はそう云うモノなのだ。全部ひっくるめた可能性へ、少女達は己を投げかけていく。全てが、未だ始まったばかりだ。
アンジーは逆に、MBに向き合う中で誰かと繋がることを覚えていく。ケイティにパーソナルエリアを預け、タオに本音を話し、ママの長い手から逃れていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
誰かのためだった歌を、ただ自分のために。炎の思いはディスプレイを超えて、人々の鼓膜と心に届いた。炎は確かに、宵闇に撒かれたのだ。
この炎が、プロの舞台でどう燃え広がっていくのか。闇の冷たさを癒やす灯火となるのか、全てを燃やし尽くす火焔に変わるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
それは後半クールが描くものであろう。どっちにしても、サブタイトルにあるように”We've Only Just Begun”である。
お兄ちゃんの優しさがチューを助け出す今回、兄妹デュオであるカーペンターズの楽曲が飛び出す仕掛けに震えるけども、やっぱりここが”Top of the World”ではないのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
たどり着いた。でもまだ先がある。それは恐ろしいことでもあるし、楽しみなことでもある。世界は明暗両方の可能性に満ちている。
今回のサブタイは結婚生活を始めた二人の曲で、日本語タイトルは”愛のプレリュード”。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
キャロチューやアンジーを繋ぐものが、恋の形をとるかどうかは分からないけども。『一緒に迷い、走り出していこう』という歌詞は、若人の旅立ちにもふさわしいものだと思います。
かくして一つの大団円にたどり着き、まだまだ道は続く。MBが終わったことで、火星のトンチキな景色もいろいろ見れるだろうからなぁ…楽しみだッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月27日
長いトンネルに光明を見出したアンジーのこれからも、彼女のファンとしては非常に気になります。
来週の総集編を経て、第2クール、期待が高まりますね。