八月のシンデレラナインを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
ついに始まった女子硬式野球部全国大会ッ!
初戦の相手は、かつて勝負の厳しさを教えてくれた清城。呉越同舟、BBQで絆を深めた後、二校はダイヤモンドでぶつかり合う。
硬い立ち上がり、名門復活に掛ける思い。
暑い夏が、更に熱くなっていく…。
そんな感じのアニメハチナイ最終エピソード開始ッ! である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
作監15人のギリギリ体制からぶっ込まれる、あからさまに美味しくなさそうなメシ、やる気のないモブ校のユニフォーム、所々のヤバ野球。
ああ…知ってたさ、ハチナイくんが色々限界なのは…。それでもッ!
まぁここまで付き合っちゃうと、ヘニャヘニャ作画も味…ってのは言いすぎだが、そのアバタも含めて俺ハチナイ好きだよ! って気持ちではある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
状況は勝負に向けてグツグツ進む。どういうゴールかは開始時から気になってたけども、清城との再試合はベストに近いんじゃないかな。
河北くんの巨大感情と未熟な腕を、ツンツンしつつ受け止めてくれた神宮寺さん。凸凹色々あって、部長としてエースとして大きく成長した翼。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
戦友と親友、お互い繋がり方は違えど、野球ともう一度握手をし直した両エースが語り合う夜は、結構好き。清城を名門無敵のエリートにしてないのは良いよね。
文字通り女房役の牧野くんが、初代”神宮寺の女”として河北くんにジャブ入れてくるのは死ぬほど面白かったが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
堅牢な強さを求めるあまり、柔軟性が失われつつある清城。牧野くんが確認したかった変化の兆しは、上手く芽が出ないまま試合が始まる。
練習試合から五話、主役たちは思いっきり青春し、お互いをぶつけ合った。本音がむき出しになるたびにより強く結びつき、チームは靭やかな繋がりを手に入れた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
しかしカメラが当たってない清城、当然硬さを取るぶつかり合いは起きてない。勝ちが至上命題、その正しさと重苦しさ。
第5話で清城が突きつけ、一歩ずつクリアしていった課題を、神宮寺さん自身がクリアできていない状況、とも言える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
薄暗い階段でぽつねんと肉食うナインの、あまりにわかり易すぎる暗雲。『戦友もいいけど親友もね!』という、翼のテキトー加減は彼女らには遠い。
ゼロからのド素人軍団 VS 瓦解した名門復興。お互い傷を抱えての闘いなんだよ、ってのを見せてから試合が始まるのはなかなか良かったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
ピンクのバスから『うっす、アニメでは出番なかったすけどアプリでは頑張ってますよ!』って顔したナオンがゾロゾロでてきたのも面白かった。
試合の方は清城の硬さを、秀英・阿佐田を中心とした繋がりで切り崩していく出だし。好守備といい、”二番”らしい仕事をしっかり果たす阿佐田くんがとても良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
言葉少なく試合を見せていく演出は、やっぱグリップしきれていないけども。こういう時キツいな…。
しかし『べらべら喋るより、汗とプレーを見てくれ!』と割り切った志は判る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
プレーのどこが凄いか、一発でわかる作画があるなら凄く良い演出だと思う。それが突き刺さるだけの感情の土台は、しっかり作ってきたわけで。
ハイクオリティの蜃気楼を追っても、せんない限りであるが。
鈴木と牧野、両キャッチャーが頭脳フル回転で試合作ろうとしてる描写とか、それが噛み合いきれず天秤が揺れるところとか、勝負のキモはなんとか描けていると思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
初めて塁に立った喜びを、塁に立てない悔しさを知ってる宇喜多くんが受け止めてやるところとかやっぱ良いんだよな。感情が巧い。
チームの形は一つじゃない。親友と戦友、どっちが正しいかって話ではない。しかしお互い選び取った道が、それぞれピンチとチャンスを連れてくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
毛筋一つ、届くか届かないか。積上げた汗の量と、少しの運不運。譲れないものが脈動する試合は、まだまだ続いていく。
ヘロった作画含め、ハチナイらしい最終戦開始だと思いました。俺はアニナイくんが好きなんで、結構伝わっちゃうんだよなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
客観・減点式で見るとダメなところ沢山なんだけども、アニナイらしいところ、力強く頑張ってるところを積極的に拾い上げて、楽しく見れちゃうポジション。
批評には向かないポジションだけども、好きなものは好きなんだからしょうがない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
勝敗の天秤の行方、試される中で掴み取る自分たちらしさ、ぶつかり合う感情と伝わる熱量。
俺はそういうもんが好きで、このアニメはちゃんとそれを描いてくれた。だから最後の一球がどこに届くか、しっかり見届けたい。
そういう気持ちになっているので、最終話とても楽しみです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月30日
悪いところを指摘するより、良いところをピックアップする気質はアニメブロガーとしては弱さかなぁ、と思うこともあるけど、アニメオタクとしてはイイこっちゃな、と自分では思う。主に精神衛生面で。