戦姫絶唱シンフォギアXVを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
迷い込んだ月面迷宮にて、次々顕になる驚愕の真実。
古代種がDNAに刻み込んだ破滅の呪いと、意識ネットワークジャマー”バラルの呪詛”。惑星執刀装置ユグドラシルの復活は、地球と人類を怪物に変えつつあった。
運命の中心で、今不死鳥が羽ばたく。鳴り響け、思いの炎！
そんな感じのデカい設定てんこ盛り！ 地球人類崖っぷち！！ シンフォギアシリーズ、まさに最終章である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
アガートラームの出どころからバラルの呪詛の起源まで、色んなものがバスバスハマるエピソードだが、ただの設定開示で終わらず、熱いドラマとバトルもガン回ししてた。偉い。
マリアのアガートラームは”エンキの銀腕”とも言うべき聖遺物で、それが迷宮を紐解く助けになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
マリつばが防衛システムに引っかからず一直線、情報センターまでたどり着けなければ人類は後手に回って、シェムハの執刀を止めるチャンスもなかったろうし、裏設定をドラマに生かしたなぁ…。
これでFISで唯一、マリアの聖遺物だけがケルト由来だった不自然がスッキリ来たわけだが、シュメールの超古代真実はまースケールがデカい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
発達した脳によって作られる、意識ネットワークサーバー。人類起源が解ってくると、自身をウィルスに変換可能なシェムハのヤバさも納得がいく。
60億のDNAに既に分散したシェムハを、閉じ込めるための檻。一期からずっと戦っていたバラルの呪詛は、人類を守護るための盾でもあったわけだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
クリスちゃんが途中『ん…人と人が繋がるなら良いことなんじゃね？』と迷うのが、真相を引き立てる良いトス上げになってた。そうそう、上手くは行かないよね
未来さんを人質に取られて、響も動揺しているだろうに、防衛システムをものともせず貫き通す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
その不動に乗り越えてきた物語と、生み出された決意が見えて、頼もしくも少し悲しかった。
体が神になったのとは別の意味合いで、響は『普通の女の子』ではもうないのだなぁ…。
しかし運命がアリーナの大虐殺と、そこからの生存、ガングニールの継承を導いたときから、彼女が戦士である未来は約束されていたわけで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
『なるようにして、なるべくなった』という感じか。
今は、ただもう一度その手を繋ぐために。愛と勇気の戦士、立花響の生き様は苛烈に輝いている。
未来さんもシェムハの侵食に必死に抵抗しておるが、クリスちゃんが揺れたのと同じ誘惑に付け込まれ、一時陥落である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
離れているからこそ、伝えたい。願いが叶う魔法が、どこかにあればいいのに。
断絶と不条理にたっぷり傷つけられてきたからこそ、少女たちは呪詛からの開放を、どこかで望む。
その甘い誘惑を振りちぎって、言葉で思いを伝えられず、歌で人を救えない不自由な人間の身を堂々肯定するか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
はたまた、新しい人類の形へと突破していくか。
なかなか落とし所が見えなくて、とても面白い。どっちに進んでいっても面白いとは思うので、先を待つぜ。
イグドラシルで地球と人類が怪物執刀されると、『自分たちが錆として浮かび上がらない世界』というノーブルレッドの願いは叶う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
人間もどきがシェムハの使徒として、真実怪物に堕ちた理由も今回納得がいった。
傷ついたエルザを、母のように抱きしめるヴァネッサ。その美麗なる独善。
そこに言葉を届かせるのも、奏者最後の戦いなのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
ミラアルクとの月面女子プロタッグマッチは、その前哨戦と言ったところか。なんで急にゲッター…。
自分自身を再生産したミラアルク（衣装が薄くなって、”悪のアマルガム”って感じがあったのはグッド）は、一部のズレもないシンクロを見せる。
一方再び鳴り響いた”不死鳥のフランメ”は、ズレもあれば遅れもする。完璧なユニゾンは、怪物ならざる人間には不可能だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
だが間違えたなら、誰かに正してもらえばいい。足らないのなら、支えてもらえばいい。そういう繋がり方を、神代を遠くに置き去りにした人類は、確かに作ってきたのだ。
まだまだ揺れ動く泣き虫翼を、マリアさんがどっしり腰を落として受け止めるのが、非常に頼もしかった。ほんまええ女や…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
散々グチャグチャにされたステンドグランスを、刃で弾く翼さんも良かったけどね。あのときの十万人を思えば、二度は迷えない。ようやく、カッコいい翼さんが帰ってきた…。
他にも司令の『絶対助けるから生き延びろ！』とか、真っ直ぐに”胸アツ”なセリフが今回多かったように思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
物語が加速し、その真価を問われるクライマックスに近づくほど、衒いのない直球勝負でガンガンポイント稼ぐのは、シンフォギアの良いところだ。
まぁ救助を悠長に待つほど、地球もヌルい状況じゃないんですけどね！
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
シェムハが作動させたユグドラシルは、地球を鮮血の色に染める。
帰るべき場所を奪われた奏者たちは、不死身の悪魔を相手取る事はできるのか。眷属たるノーブルレッドとの、決着の行方は。
ノンストップで状況が転がる、良い終盤戦でした。やっぱ草尾毅の二枚目ヒーローは良いなぁ…”真っ直ぐ”って感じだ。あと、日高のり子さんも歌うの？
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
数多の不和を呼びし、バラルの呪詛。それが封じた人類史の疫病は、解き放たれ執刀を開始した。
英雄は決戦に何を望み、何を掴むのか。
来週も楽しみ。
