それではシスプリ第八話実況、推して参る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月16日
梅雨の毬絵回。二重の意味でジメジメしそうだが、雨は結構早く上がる。
僕はアニメの中の動物が好きなので、ミカエルが目立つこのエピソードは好き。作中一番賢いまであるからなこの犬…。
『いや病気ならAmazon使えよ』と突っ込んだ後、実店舗まで足運んで買うのが当たり前だった20年前とのギャップに直撃され、微粒子レベルまで粉々になった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月16日
第1話のジムノペディといい、結構クラシック印象的に使うよね無印アニメ。
引っ込み思案の背中を押すべく、グイグイ行く忠犬。ミカエル好き
当惑ばかりだった妹との距離感も、ぎこちないながら病身をエスコートできるくらいにはなってきた。なんだかんだ、エピソードの蓄積が効いている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月16日
まーた虚構を鏡にして作品内現実をメタる展開だよー!
少女と犬の道連れが『心を持たない者たち』なところに、無印の”シスプリ”感が透けて良い。
鞠絵は”静”の妹なので目立たんけども、病気で抑圧が長かった分、お兄ちゃん幻想は相当強火だよな…情熱を秘めた肉体…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月16日
積極的なエスコートで、本で夢見るしかなかった世界を体験させてあげる。おいおいおい航くん、生まれ変わったかのようにイケメンじゃ~ん。
アヴェ・マリアのモチーフ。綺麗で良いシーンなんだけど、すぐ死にそう感がパない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月16日
鞠絵の超正統派サナトリウム文学少女っぷりは、公野先生の本領発揮だと思う。トバした造形とハートマークが目立つけども、文芸のスタンダードしっかり抑えとるからな。
その上で成層圏までトバすが。
わ、航の王子様力がたけぇー!!(桜貝の下りでイケメンスカウター爆裂)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月16日
カッコつけようとかそういう意識より、『元気になる』の方に惹かれて貝渡そうとしてるところは好きよ、航くん。
そして順風満帆とは行かず、スナック感覚で”死”に接近していく鞠絵。リピュアでも、露骨に三途渡ってたなぁ…。
ヴィヴァルディ”四季”から夏、第1楽章。そこから汗拭き覗き込みを経て”タブー”のモチーフ。今回音楽全体的に良いな(いつも良いけど)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月16日
解熱剤より強く効く、お兄ちゃんのシェークハンド。航が積極的に妹に尽くすのは結構レア。病人や子供に弱いねぇ航は。…”善人”じゃん!!
い、いかん…相手が病人だからか、航がナチュラルに”兄”になっちまってるー!!!!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月16日
そして今までクラシックで推してきたのに、妙にアガるBGMでクライマックス突入である。ここら辺トンチキよね。
山田、尾崎放哉引用してくるあたり妙にインテリよね…。
ここで大潮の浜辺を、伏線回収してフィニッシュ。無印アニメとは思えないほど、綺麗にまとまってる。余りに綺麗に終わってるせいか、ガルバンネタは今回なし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月16日
というわけで毬絵回。マミに補助してもらうこともなく、航が戸惑いを振りて弱者に寄り添う、かなり真っ直ぐなイイ話。
ぼんやりと曖昧に立ち尽くしているより、やっぱり思いを込めて突っ走ってるほうが主役は好きになれて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月16日
初めから終わりまで主体性を持って、航が話の真ん中にいるこの話は見てて気持ちがいい。
同時にこういうフツーの作りは、無印だと結構異端でもある。変なアニメ。好きだけど。