続けて第21話。鈴凛回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
20年前のモーショントレース技術を確認できる描写。これが発展してV可憐なんだから、時の流れは不思議なものだ。
MLPでいうとアースポニーみたいな扱いの亞里亞やめろや!(非常に狭い範囲でしか通用しない罵倒語)
スパムメールに即回答。航のITリテラシーはかなり低いようだ。しかしこの時代から、あんま変わってねぇなぁ迷惑商売…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
参考書をたたむ航。島に流れ着いたときのガリ勉人間はもういないわけだ。否定するために設定された、薄く暗い過去。妹いっぱいの輝く現在。影絵の立体感。
作画が良いッ! 鈴凛回は彼女の自立心を上手く掬っていい仕上がりなんだが、恵まれた作画が後押ししてる感じもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
この回、兄から離れたところで妹同士がどういう交流してるか見れるという意味でも、結構特異であるな。兄という太陽から離れた、妹衛星を観測する回。
メカ鈴凛を創らなければいけないということは、鈴凛自身が兄から離れてやりたいこと、やらなければいけないことがある、ということだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
兄不在の世界を鈴凛が持っていること、兄依存の弱さが多分、(シスプリ世間の)一般的支持を拾えなかった大きな理由なのだろう。僕が彼女を好きな理由でもある。
白雪エピでは好意の過剰が問題になったが、鈴凛はここら辺のハンドルは上手くやれている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
そこからもうちょい踏み込んだ部分、兄と自分の未分化な自我をどう、適切に着地していくかが彼女のセントラルクエスチョンである。人格発達の面では、咲耶よりも成熟してる感じかなぁ…。
なんでプロトはハンカチを噛んでいるんだ…自我プログラムが自立駆動しているのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
階段を活かして咲耶の精神的優位見せるレイアウト、好きだなぁ…。
メカ鈴凛のクラッシュは、妹に分散されてた機能を過積載したから。妹が12人いる意味をあぶり出し、なかなか示唆的である。
妹の兄離れ。兄の妹離れ。時間の止まったプラスティックな島では、わざわざ向き合わなくていいリアルを鈴凛は真ん中に据える。特異なキャラである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
絵本との二本柱で話を展開していくなら、もうちょい絵本全面に出してもいいかな、とは思う。好きな演出だけど。
終盤に向けて、マミもプロミスドアイランドで詰め込んだものを整理するフェイズに入った、てことよね、この大掃除。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
進む時間と一瞬の永遠。メロウなネタである。
まぁ”シスプリ”は永遠の今を歩き続けるがな! この歩みのズレがV”永遠少女”可憐で可視化されてるの、なかなか面白いな…。
久々に顔を見せるガルバンネタ。ファースト・シーズンから貼っていた、島の不自然さを回収する終盤が始まり、アニメが終わっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
未来志向の鈴凛個別をここで貼ったのは、終わりに向けて転がるシリーズ全体と重ねたかったからだろう。永遠の日常にも、終わりは来るのだ。
その先に、また日常が重なるとしても。ここら辺のオチの付け方も、ちと”ビューティフル・ドリーマー”ぽいわな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
夢から覚めても、ラムが消えるわけではないのだ。
次回四葉回なので、アシスタントとして存在感を出して準備をしておく。全体的に作りが丁寧だな今回…。シスプリじゃないみたい(暴言)
というわけで鈴凛回。けしてそこに進めないとしても、鈴凛は唯一兄から離れた時間、兄から離れた自分を見据えているレアなキャラである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月30日
兄を唯一絶対の太陽として依存しない所が、彼女のオリジナリティであり、反”シスプリ”的な属性といえる。そこがいいんだけどね。イイとこ生かしたエピだった。