イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 19/12/01 TNM『Poison Psyche』

昨日はシェンツ先生のライドオフシナリオ、テストプレイに参加してきました!

シナリオタイトル:Poison Psyche システム:トーキョー・ナイトメア RL:シェンツさん

アカメくん:”超電脳剣劇(スーパーフラッシュフラットブレイドオペラ)”羽多凪閃弧:20代男性:カタナ◎ニューロ●バサラ 電脳と異能、冴え渡る武技を携え、ダスクエイジを気ままに駆け抜ける危険人物。ただのゴロン棒ではない頭脳と、子供のままの興味を両立させる荒事屋。
よねちょくん:”カメラアイ”ブライアン:28歳男性:トーキー◎●ミストレス、チャクラ 悪徳の薄暮を振りちぎり、真実を追う事件記者。故国と家格の重責から逃げ出し、流れ着いたトーキョーでカメラアイに世界の矛盾を溜め込む。戦場上がりで、タフさと救命技術がウリ。
コバヤシ:”赤髪の女天狗”善妙暁美:26歳女性:カタナ◎イヌ●ハンドラー 遠野の人形繰に生まれ、退魔ではなく法務執行の道を己のスタイルと定めた無頼警官。蓮っ葉な態度の奥に、人類最後の規範としての”法”への希望を隠す人道法治主義者。

こんな感じの連中が、学園という檻、無法無縁の”トーキョー兇人区”に切り込んでいくシナリオでした。ネタバレは出来ないんですが、ダスクエイジの悪と正義、暴力と善にしっかり向き合った、骨の太いアクトでした。
ナイトメアは現実と地続きで、世界設定代わりとふわっとしているのが特徴(であり、利点であり、弱点でもある)だと思います。どこか遠い未来の絵空事ではなく、法も倫理もギリギリ機能している現代の延長線上にある、巨大な悪徳。
それをどう描いてて、どう参加者と共有していくかってのは、なかなか難しくやりがいのあるチャレンジだと思います。僕はそういう問いかけを一番に受け止めるポジションで遊ばせてもらったのですが、ヒリつきつつも楽しい、非常に良い体験をさせてもらいました。

メインテーマをしっかり追えたのも良かったですが、要所要所の演出がアクション映画っぽくなって、ナイトメアっぽい絵面が作れたのもグッドでした。こういう細かい所の冴えが、全体的な満足度に繋がるわけで、凝るのは大事よね。
他PLも自分のモチベーションと同卓相手へのリスペクトをしっかり見据えて、ガッチリ噛み合った掛け合いが出来ました。カッツェはホームであり、お互いの手筋がよく見えているってのもありますが、全体重を預けてしっかりコミュニケーションできるのは本当にありがたい。
今回は身内向けのチューンということで、ライドオフではまた別のチューンを施したバージョンで勝負するようですが、『それも確実に面白くなる』という確信を得られる、とても良いセッションでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。