神田川ジェットガールズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
水龍會との激戦は、パワーユニットの弱さを露呈させた。
それを補うには…まず”金(マネー)”! っていうわけで、バイトに勤しむ浅女ジェットレース部。
アイドル喫茶に海の家、水着でビーチでバカンスだ!
高まる体温、深まる友情…夕日が照らす砂浜は危険領域へ!
そんな感じの、まったり夏休み回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
このタイミングで”ヌキ”の話やって大丈夫なのかちと不安ではあるが、話自体は色んなコンビが出てきて、日常描写ありお色気ありアクションあり、なかなか豊かな作りになった。
ライバルの描写を結構カッチリ、敬意込めて積んでくれるのはこのアニメの良いところだ。
お話はジェットレース部が角突き合わせ、試合の分析やってるところから開始。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
どこに出しても恥ずかしくない肌色お肉ちゃんアニメでありつつ、部活モノとしてほしいシーンもちゃんとやってくれる所が、僕は好きである。
マネジはマネジとして、メカニックはメカニックとして。
自分が試合に出るわけじゃないが、自分の勝負所に意地と誇りがある。そういう奴らが形を寄せ合って、部活が成り立っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
今回のキリコとひなの描写は、裏方にしっかりライトを当てていて良かった。キリコ好きだなー…自分の領分に体重乗せつつ、存外視野が広い所が良い。
まぁミサちゃんは、流れで凛ちゃんとズッと一緒にバイトすることになってこの表情なんですけどね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
『黒髪クール系としての誇りはどうした!』と言いたくなるけど、好きになっちゃったんだからしょうがねぇ。胸のエンジンに火がつくと、前髪イジる癖…キライじゃないぜ。
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今回は色んな場所にカメラを振って、色んなキャラの”今”を切り取るスケッチでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
相変わらず雲海SURFERSが気持ちのいい奴らで、ミサちゃんを可愛い神輿に乗せる技前も見事だった。
アレぐらい気持ちいい素直さで担ぎたいもんですよ”神輿”は…。恥ずかしがらそうとか、そういう気持ちは邪魔!
アバンにカタい目的説明シーンを張ったことで、ドタバタバイト奮戦描写も『お、頑張ってんな』って気持ちで見れるのは良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
お話の仕事としては『水着で揺らす!』ってのが第一義なんだろうけども、ただのアーパーサービスシーンにしないのは、スポ根でもあるこのお話では大事だろう。
いや、なんの脈絡もねぇサービスシーンも沢山あるけどさ…。そこで生真面目になりすぎず、お肉はお肉としてシズル感満載でちゃんと描くのは偉いわな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
今回はBパートのビーチバレーが、妙にアクションに気合が入り見どころ満載。
特にMKHUの動きがキレてたね…情感、お色気、アクションの三本柱だ。
第6話での惨敗をここで引っ張り出してきて、心の距離が縮まってきたジェットガールズを強調しておくのは、なかなか上手い運びだな、と思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
残り何話でどういう決戦描くか、いまいち読みきれないけども。実際マシンに乗る前に、”勝つ理由”をさり気なく描写しておくのは大事だ。
これは今回の縦軸になる”金稼ぎ”も同じで、ブースト性能が上がったから直線勝負に強くなり、引き分けていた闘いを勝ちきれる…というストーリーが、容易に想像できる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
地道に積み重なるランニング(それに伴い、バルクした肉体が服に収まりきらない)描写とか含めて、地味な説得力積むのを怠けない。
ここら辺のカッチリ感が、仮想スポーツに青春を賭けるお話を支えてる感じはある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
ビーチバレー準決勝で、凛のスパイクに備えて前線に寄る速度。それの裏を撃ち抜くフェイクと阿吽の呼吸。
こことか、動画のキレもよく、二人の成長も見えてとても気持ちいい。
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まぁ水着は頭悪い布地面積でマジエグいけどね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
ホントスゲェな…何食ったらこういうデザイン思いつくんだろう…。
そういうトンチキ肌色衣装を着込みつつ、良い描写を積むミスマッチな気持ちよさも、このアニメの醍醐味であろう。
久々にDRESSの描写があって、二人のファンとしては嬉しかった。
第2話ではかぐや様の秘めたプライドを、満腹黒丸くんが影から守ったけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
今回はご飯我慢したからこそキュルキュルなる腹の虫を、競技に真剣に向き合っている証拠だと大真面目に褒めてくれるかぐや様に、好感度爆上がりである。
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いかにも高慢お嬢様みてぇなデザインしておいて、かぐや様は超ストイックな筋トレ女子だし、メイドにして庭番という黒丸くんとの距離感はわきまえつつ、敬意と愛情はしっかり持ってるし、この二人はやっぱ好きである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
ライバルが作中一番のジェットバカだってのは、やっぱ良いよね。
黒丸くんもおバカマスコット系と思いきや、LOVEな相手の前でお腹がなっちゃうのを恥じらう乙女センサーをしっかり持っていて、かぐや様もそれを堂々受け止めてて…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
とにかく、このシーンは良かった。賑やかな主役周りと切り離すことで、ライバルの格も保てたしね。馴れ合わないのは大事。
アイドルスマイルを封印し、腹黒隠さなくなった”ヘルズ・キッチン”との決着は持ち越し。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
主役が強くなってる描写が着実なだけに、キッチリレースでリベンジしてほしいところだが…書く尺があるのかなぁ…。
貪欲に色々書いた話だけに、風呂敷のたたみ方は気にかかる。良い終わり方してほしい。
とまれ、肌色乱舞させつつしっとりエモく終われる、エピソード単位での強さは今回も健在で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
夕日に染まる友情列車が、湘南海岸を征く。時にライバル、時に友達。賑やかに笑い合いながら、夏は過ぎていく。
…俺、この子らやっぱ好きだな。
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凛ちゃんの体重を、恥じらうことなく受け止め自分も預ける。苦節十話、この”間合い”まで黒髪面倒くさい系女子はやってきたわけだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
ツンツン他人を寄せ付けなかったミサちゃんが、友達の輪、特別な誰かを手に入れるまでの物語としてみると、なかなか感慨深い夕景である。ええこっちゃな!!
というわけで、ジェットガールズの夏休みでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
物語を通じて深まった関係性を、色んな角度から切り取るエピソードだったと思います。
勝利のためにバイトに勤しむ汗、バカンスに弾む笑顔。勝負には直接関係ないけど、とても大事なものがいい具合に描かれて、とても良かったです。
このオレンジ距離感から、次回、凛ちゃん実家に帰る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月17日
マジ『え…?』って感じなんだけども、友情を全力疾走させるためには、もうワンクッションありそうです。
色んなものを豊かに切り取ってきたお話を、どうまとめていくかも含め、なかなか注目の話数になりそう。来週も楽しみですね。