22/7を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
戸田ジュンには、心臓が二つある。
そんなバイタリティで、『ナナニジ食中毒で全滅』の危機を駆け抜けていく小さな巨人。
その笑顔が、何処から来たのか。青く美しく残酷な世界を、前を向いて進んでいく根源が、どこにあるのか。
戸田ジュンには、心臓が二つある。
そんな感じの、フワフワ不思議な戸田ちゃん個別エピである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
過剰な明るさからなんとなく想像はしていたが、想定を遥かに超える重たい過去がガツガツ殴りつけて来た。
都のエピと同じく、笑顔の道化が必死に仮面を作り、アイドルを走り抜けていく姿には弱い。
俗に『子供と難病と動物は、安易に泣ける三大要素』とも言われるが、その二つを堂々ブチ込むど真ん中勝負。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
コンテ演出・森大貴が現在と過去、笑顔と憂鬱、生と死を鮮明にかき分けたことで、非常にナイーブなものを抱えつつ、その重さがあればこそ笑顔で元気に駆け抜けていくジュンの尊厳がよく見えた
戸田ちゃんの過去は、他メンと同じように自分の中だけにあり、会社含めて誰も知ることはない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
明るく元気で、何もかもを楽しむ。そういうダイナモとして、傷のない仮面だけを見続けるだろう。その虚偽性…作り上げたものだけが真実になっていく”アイドル”の構造が、この物語の大きな特徴かも知れない
それぞれ重たい事情を抱えつつも、ファンも会社も自分自身も『明るく元気なアイドル』を望み、分厚い仮面を張り続ける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
虚構だけが世に満ちているのなら、嘘も本当も区別はない。そこにあるのは”現れ”だけであり、嘘から生まれたものも本当になりうる奇跡を、”アイドル”はひた走っている。
誰も本質なぞ求めはしない、冷たい世間。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
その中で真実を過剰に求めるのではなく、虚偽を真実に変えていく心のうねり、秘めたものから生まれる輝きをこそ、追いかけたい。
そういう、現状追認型の理想主義がこのお話、コアにあるのかなとも思う。わ、分かりにくい…。
その一端として、非常に青く辛い10歳の戸田ジュンと、優ちゃんの喪失(と、自分自身を使ったその再獲得)を経た15歳の戸田ジュンは、凄く鮮明な画材だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
ジュンちゃんはもう一つの心臓を誰にも教えないまま、仲間の穴を必死に埋める。辛さを表に出さず、笑顔で元気に、楽しむように駆け抜けていく
それは死病に友を奪われ、自分は抜け出した経験が生み出す、分厚い仮面だ。嘘に嘘を重ねた大嘘なんだが、その綻びのなさ含めて、非常に尊いことだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
強がる。嘘を付く。
重ねられ、押し付けられた仮面の間からリアルがはみ出す瞬間の”ほつれ”含め、そんな鎧こそが”アイドル”なのだ。
先週不穏に引いた、アイナナ全滅シーン。あっという間に七人が舞台から下がり、合田ちゃんとの二人三脚猛ダッシュが始まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
調子コいた豹柄は、ハードな一人仕事を乗り切るための武装。楽しさは作り上げるものであって、座って待つもんじゃない。
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みうの一人称で始まった、冷たく自動的なアイドルライフ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
流石に半分以上付き合うと、アイドルちゃんにも運営にもある程度愛着が湧く。人間の集団なのだと思えてくる。
なので、今回はナナニジをメインステージから外し、合田ちゃん達”大人”を掘り下げる回でもある。
色々デカくて自動的で、少女たちの人格完全無視で壁に従っているように見えて…というか、それは事実の一つなのだけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
GIPだって人間の集まりで、機械的なアイドル産業に従事しつつも、笑いもあれば苦笑いもある。
笑顔の耐えない愉快な職場、今日も一日がんばるぞい!!
はは、”ぞい”ってな…。
ジュンちゃんはあからさまに無茶苦茶なスケジュールにも大きく手を上げ、明るく笑顔を作る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
いつでも元気いっぱい、ネガティブなんて目じゃない!
それが仮面であることを、孤独な闇が教えてくれる。このあからさまなヒキのカメラ、強い明暗て…さーナナニジアメっぽくなってきたぞ!!
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ジュンちゃんだって、この状況がヤバいのは知っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
明るさは、死人からの借り物だ。
過去の自分を殺して、活きるべきだったあの子の代わりに遊園地を駆け抜ける覚悟を決めたときから、貼り付けた仮面だ。
それは剥がしてはいけない。外せば、あの子も二度目の死を迎える。
だから借り受けた2つ目の心臓を抱きしめて、光の中へと駆け出していく。それが戸田ジュンのプライドだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
それが何処から来るかを、あまりに陰鬱で鮮鋭な回想が積み重ねていく。
このバッキバキのレイアウト、明暗と色彩…たまらねぇぜ。
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閉ざされる扉、青すぎる世界。黒い闇よりも、光に満ちた青空のほうが”遠い”感じがして、病によって世界から弾き出されているジュンちゃんの認識がよく判る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
走っても、走っても、己の肺からは逃げ出せない。
呼吸器系のキツさは、一応喘息持ちなので身につまされる。しかも10歳。キツいぜ…。
すがりつくように吸引を飲み込む”速さ”が、ジュンちゃんの苦しさを上手く見せていて良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
白い病院、マズい飯。自由にならない己の身体と、心。
ジュンちゃんの幼い世界は、閉ざされて息苦しい。
そこに滑り込んでくる、新しい少女。
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悠ちゃんが身を置いている光の側は、ジュンちゃんには遠い。そこに背中を向けて、息苦しさに身を投げてしまっている状況。動き出せない重苦しさ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
思い出してみると、2話あたりのみうを切り取るカメラと、ジュンの過去を切り取る視線は似ている。5年後誰かが乗り越える壁を、幼い少女は既に超えている
今の”アイドル”戸田ジュンからは想像も出来ないような、後ろ向きな暗さ。それを乗り越えて、積極的に前に住んでいる現状は明るく、コミカルに描かれていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
合田ちゃんとの漫才がテンポ良く、悲惨な現状を上手く笑いに包んでいる。いや、シャレにならんでしょ…。
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”死”という世界で一番洒落にならないものを、どうにかシャレで落とすために人生使ってる女からすると、ここで膝を折るわけにもいかないわけだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
コミカルな表情はあくまで借り物の仮面だが、もうベッタリと”戸田ジュン”に張り付いて剥がれない。そうやって活きる覚悟は、あの時固めたのだ。
サインからMCまで、ジュンちゃんはメンバーを徹底的に真似して、不在を埋める。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
それは悠ちゃんをロールモデルに、死が奪っていった彼女を現世に存在させ続けるために、他人を(徹底的に本気で)真似して生きてるからこそ、出来る芸当な気がする。
戸田ジュンに、演技と人生の切れ目はない。
全ては嘘で借り物なのだから、誰にだってなれる。そんな異能を異能と感じさせないまま、戸田ジュンは修羅場を走り抜けていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
メシを食えない涙すら、コメディの一場面のように。
とにかく明るく楽しく元気よく!
…だって、辛く振る舞えば、人生は本当に辛くなっていくだけだから。
真っ白なベッドでの、漂白された食事。それを憂鬱に感じるのは、ジュンちゃんの幼い人格そのものだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
自分を本気で騙し、世界は楽しいと思いこむことで、悲痛な人生を塗りつぶしていく。
悠ちゃんはそういう復讐を、闘争法を幼くして選び取った。
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おそらくこの時、ジュンちゃんは症状が軽い(から、笑顔でいられると思い込んでる)悠ちゃんを羨み、妬んでいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
他人のことなんて判るはずないのに、その悲惨を勝手に判断して、自分より”下”だと思いたがっている。
人間、そういうもんだ。魂の薄汚さに、年はあんま関係ない
…てのは、業病と闘う小児戦士にあまりに辛辣、かつ失礼だろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
恨みたくもなる苦しさが、確かにジュンちゃんにも、悠ちゃんにも付きまとう。そんな世界の中で、どう戦って魂を生き延びさせるか。
その真実を、悠ちゃんの背中を追って登った天井で学ぶことになる。
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悠ちゃんは美しい世界の方を向いて、ジュンちゃんは暗い闇を覗き込む。しかし、闇は悠ちゃんのほうを色濃く捉えている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
後に彼女たちを分かつ生死の運命を思うと、ここのレイアウトは暗示的である。『あ、死ぬな…』って、この瞬間理解っちゃった…。
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悠ちゃんは無邪気に見える世界肯定主義が、苦しさへの闘争方法として自発的に選ばれている秘密を、ジュンちゃんに教える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
同じ苦しさを抱える同志として、世界に、苦痛を恨む自分に殺されなくてもすむ、取って置きの方法。
遠くの飛行機雲は、満ち足りた生への憬れ。でも、そこにたどり着けなくても…
そうやって、世界の見え方を変えるヒントを貰ったことで、戸田ジュンは光の中へと落ちていく。それを教えてくれた悠ちゃんは、闇の中に残る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
取り残されたのはどちらなのか。アクシデントすら楽しむ強さを持っていたのは、誰なのか。
その答えを掴みたくて、笑顔の仮面を付け続ける。
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『ナナニジファン(仮想)、民度高ぇあったか民族だなぁ…』と思わされる、一人きりのステージ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
唐揚げ弁当をかっこんで、パワーを付けて全力で走り抜ける背後に、出会いと思い出がある。
ジュンちゃんは今回、現実サイドでほぼ本音も弱音も見せない。他人の目がある時は、遊園地を楽しみ続ける。
”本当に”遊園地が楽しいから、笑顔でい続けられるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
それとも、楽しいと思いこむことで、世界の形が変わっていくのか。
元来ネガティブだったジュンちゃんは、悠ちゃんと歌い、踊ることで笑顔を手に入れていく。それが嘘だとは、誰にも言わせない。
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”アイドル”との出会い方としても、抜け出して掴んだマイクは鮮明で、非常にいい感じだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
『え、恋チュン五年前!?』とマジでショックを受けて、思わず検索したら本当だった。懐メロ領域かー…。
”♪人生捨てたもんじゃないよね あっと驚く奇跡が起こる”
そんな陽気でメロウな曲は、別れへの予言か。
魂を分け合えるほど大事な人が去っていっても、人は生きなければいけない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
『自分が変わりに死ねばよかった』と思っても、天は残酷に青いまま、願いを叶えてなどくれない。
それでも『捨てたもんじゃない』と思えるように活きるためには、死んだあの子をもう一度殺さないためには…。
戸田ジュンのお気楽アーパーアイドルライフが、その実ある種の”復讐”である事実。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
それを成立させるために、悠ちゃんとの日々はとても美しく、全てを変えてしまうほど鮮烈に描かれていく。
いやまぁ…ここまで綺麗なもの描いちゃったら、殺すしかないわな…。
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あの美しい日々から続いている、思わぬ出会い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
世界をジェットコースターに変える、ハードで楽しいアイドルライフ。滅茶苦茶になりながら、ジュンちゃんは見事、その現実を走り切る。
いや実際、マジ頑張った…歴史の教科書にのるくらい偉い。合田ちゃん、ボーナス出しといて!
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一人きり、鏡に向かい合う。その表情はどこか醒めて、かつて心を貫いた雨音を聴いている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
『戸田ジュン』が生まれ直した時、全ての赤子がそうであるように、涙と共にあった。
降りしきる涙雨は、死と理不尽を吸って重い。暗さを際立たせるには、光を隣に配置するのが大事ですね…。
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かなりダイレクトに描かれる、悠ちゃんの死。そこを満たしている暗い闇は、屋上で悠ちゃんが向き合い、必死に背中を向けていた場所だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
ジュンちゃんは生き延びるべき者として、そこには入れない。あくまで光の中を、光のあるうちに歩くことしか生者には許されていないのだ。
あまりにも楽しく、美しくて。死の影が身近にあることすら忘れていた。忘れさせてくれた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
そういう存在が、逃げて逃げて必死に走った理不尽に捕まり、去っていく。
10歳の少女は、かくして”死”を知った。それが自分を、一緒に攫っていってはくれないことも。
ジュンちゃんは死の谷を迷いながら駆け抜けて、どうやっても光の方へと進んでいってしまう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
死ぬことで、悠ちゃんと同じになることは出来ない。彼女は生きて、死が満ちた世界でも笑顔で生き抜こうとして、逃げていたものに捕まって終わった。
その歩みは、あくまで光を目指す。
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愛する人が死んだ後も、夜景は美しく、日は昇ってしまう。終わりだと思うほどの絶望の先にすら、世界が続いてしまう残酷の只中で、生存者達は生き続けなければいけない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
人生の、非常に根源的な理不尽を叩きつけられて、ジュンちゃん青と白と黒が入り混じらない世界で、片目だけ涙を流す
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雲ひとつない、残酷に美しい空。満ち足りた、当たり前の日常という奇跡。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
かつてはそこにシルエットでしか存在できなかった少女は、業病を乗り越えて実体を持つ。
でもその幸福は、去っていったあの子からの借り物だ。
なら、だから。
せめて、幸せに生きてやる。
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後ろ向きで、世の中拗ねてばっかりだった『戸田ジュン』の代わりに。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
苦痛に満ちた世界に、笑顔で復讐戦を挑み続けたあの子が、もし生きていたらそうなっていただろう少女になって。
その戦場として、”アイドル”は悪くない。
ああ、全く悪くないよ。
誰かのマネをするのは、得意だし。
天井で見上げた時は”生”の象徴だった飛行機雲が、生に取り残された後は遠くの悠ちゃん、”死”の象徴になってる相転移は見事。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
”恋するフォーチュンクッキー”がフューチャーされた今回だけど、テーマソングは松任谷由実”ひこうき雲”な気もする。
空に憧れて、空をかけていくのだ。
今日も無事、未来のアナタを演じきった。私は現実に負けなかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
そう祈るように、紙のハートを抱きしめるジュンちゃんに、”今”の仲間たちが戻ってくる。
みうが一番最初に、ジュンちゃんに気づくところ好き。前髪アガってきたじゃねぇか…。
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流石に疲れた表情と、仲間の帰還に喜ぶ視線をどっかに隠して、みうは戯けた甘えん坊にすぐさま戻る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
だってそっちのほうが、みんな楽しいもんね!
ニコルとはまた別の形で”プロ”で、その揺れなさが哀しくもある。この仮面の裏側にあるものを、メンバーが共有”しない”の、本当に独特よねぇ…。
でもアイドルとして、一緒に走っていく日々は凄く浸透性が高い。頑張って積み上げた笑顔の仮面を、揺るがすほどに。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
みうは必死に笑顔を作って、『人生捨てたもんじゃない』と強がる。掌には2つ目のハート、世界には花。立派や…気高い生き方そのものや…。
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花様がどっしりと立派なので、おそらく芍薬ではなく牡丹だと思うが。花言葉は”風格””高貴”。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
人生を積極的に楽しみ、絶望に食われない優ちゃんの生き様は、ジュンちゃんの胸にずっと咲いている。
生と死とその中間点、三拍子のワルツを踊りながら、少女は花を見続ける。
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自分が道化にしかなれないと知りつつ、教えてくれたもの、残してくれたものを大事に抱えながら、戸田ジュンは”アイドル”を続けていくのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
そしてファンも運営も仲間も、その事を知ることはない。隠し通して生まれる自然さ、そこから溢れる笑顔こそ、少女が守り、貫きたいものだから。
そんなプライドと傷と生き様の物語でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
死にネタはズルいよなぁ…若年性だし。
しかし最強の飛び道具を最適な演出でぶん回し、しっかり突き刺す良いエピソードでした。
みんな凄く柔らかく温かいものを抱え込みながら、偶像を演じている。
その嘘と本当の結節点をこそ、このアニメは描きたいのか。
そんなことを思わされる、ジュンちゃんの奮戦記でした。哀しき不条理に揉まれつつも膝を折らず、果敢な闘争を挑むアヴェンジャーが僕はとても好きなので、彼女を尊敬できる良いエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
『本気で騙されたいと思う嘘を、本気でつく商売』に、生き様が向いてんだな。
チーム全滅の危機を乗り越え、笑顔満点嘘つきピエロの矜持を示した戸田ジュン。待ち構える三千人ソロライブも、きっとうまくいく…のかなぁ?
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年2月22日
次回、おもしろロボット人間・丸山あかねメイン回。
サブタイトルの時点で”勝って”るけども、さて、どう仕上げるか。次回も楽しみ。
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