GRANBLUE FANTASY The Animation Season2：Extra 1
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
『もう一つの旅路』を見る。
それは、あり得たかも知れないもう一つの物語。
青の少女とともに、星の島を目指す少女・ジータ。
お伽噺の秘宝を求め、たどり着いた古の城で彼女は、とある少女と出会う。全ての願いを叶える”卵”の正体とはいかに！？
という感じの、三ヶ月のご無沙汰、グラブルアニメ特別編である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
見知ったファンタジー、見知った蒼の少女、知らない女の子という座組に『誰よその女！ ルリアの隣にはグランくんでしょムキー！！』となった。
が、あいも変わらずルリアは可愛く、ジータちゃんも貫禄と瑞々しさを兼ね備えたいいキャラ
リドル混じりのダンジョンをハックし、知恵と勇気と絆を試す古城の冒険。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
脳のTRPG野がビリビリ来る描写が多く、見ながら『潜りてぇ…ダンジョンに潜りてぇよ！』と”渇き”を憶えた。
やっぱグラブルアニメの、超ど真ん中ファンタジー描写はええな…最高やな…。
シナリオヒロインのマイラちゃんが凄く良いキャラで、ジータちゃんの幼さと成熟を上手く引き出し、魅力を120％にして届けてくれた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
ジータちゃんたっぷり課金しとるからか、グラン君よりも余裕と貫禄がある”大人”な立ち位置で。
しかしそれで終わらない青雲の志も、ちゃんとある。
グランくんを主役にした本編では、味わえないドッシリとした立ち回り、圧倒的な実力、誰かを導き憧れになれる強さ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
見慣れぬ女騎士二名含めて、『ふむ…これも”アリ”だな！』と思える仕上がりで、とても楽しかったです。
俺がゼタちゃんについて知ってるのは、明るいのと昇竜がないことだけッ！
さておき、お話はシェロカルテの持ち込んだお伽噺から始まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
古の古城、喋る石像、不思議な謎掛け。
もう絵面の段階で夢いっぱいで、非常にウキウキした気分になる。ベタ足のダンジョンハック、俺キライじゃないぜ…。
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ルリぴっぴがすーぐ指伸ばして、仕掛けが発動するなり背中にかばうジータちゃん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
何処かシャイな雰囲気のあるグラン君に比べると、ジータちゃんは武装も態度も立派なもんで、落ち着きを感じる。
デストラップを前にしても、慌てた様子もなくサクサク乗り越えていく。頼もしい女だ。
そのスタンスは、マイラちゃんと出会ったときにも揺るがない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
戦闘力では劣る子供を対等に見て、ダンジョン知識ではむしろ上と教えを請う。知恵で一緒に闘う、一人の仲間として扱う姿勢が立派だ。
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『アタシらLV高いし、罠は踏み倒しリドルは無視しよう！』と、青いの（のプレイヤー）が言ったか、言わないか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
マスターが用意した頭脳派ダンジョンを、仕掛けに則って攻略していくパーティーの中心に、マイラはいる。
それはもう、立派な冒険である。
そうである以上、失敗は当然つきまとい、凹んでいる暇はない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
騎空団長として既に経験を積んでいるジータちゃんは、先達として同士として、凹む仲間と目線を合わせる。
かつて同じように、お伽噺に憧れて空に漕ぎ出した自分を語る。
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『人数分断されてっから、仕掛け始動させる手数が足らねぇんだけど？』
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
『投げナイフ円熟レベルだから、五本同時投げでどうにかなんない？』
少女よ！
経験点を的確に突っ込むと、このぐらいの無茶は効くのだ。原作やってないからTRPG辞書で読解だけど。
ジータちゃんもまだ旅の途中だが、遠い夢は着実に近づいてきている。そのための実力は、ヤバいくらい装備から溢れている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
グラン君が未だ道半ば、だからこそ鮮烈に駆け抜けている歩みを、一足先にスキップしてる感じあるね、ジータちゃん。
チートとはまた違う、主役としての立ち回りの差異。
それは三つ目の試練で、超絶アクションとともに暴れ狂う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
宝剣二刀流から放たれる剣圧、飛び交う爆発。『ぶっこんだ予算が違うんじゃーい！』と言わんばかりの、ド派手な大暴れに大興奮である。ずっけー！
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仲間に指示出す所も落ち着いてるし、マイラちゃん初めての冒険を見守る余裕もあるし、ルリアは抱くしサンライズパースだし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
マジでやりたい放題し放題、ダンジョン攻略で溜まった鬱憤を全壊に暴れ倒していた。こういう大暴れを、特にテンション上げずにサラッとこなすのが怖い。
剣のギミックをマイラが攻略すると、日光が差し込んで再生能力が停止するの『うわー！ トロール要素を持ったドラゴンだー！ マジカッケー！！』と興奮してしまったが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
新米冒険者が、自分だけの冒険に必死に挑む。その意味を知るからこそ、大事なところを任せる。出来たPTリーダーである。
試練を乗り越えた後に待っていたのは、伝説の古き船。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
かつて世界を巡り、百万の夢を叶えた騎空士から送られる、”希望の卵”。
ここから希望が羽ばたいていくという見立ても含めて、騎空船でまとめるオチは非常にキレイだった。
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初めての冒険を無事突破し、いつか空に漕ぎ出す夢の翼を手に入れたマイラと、歴戦の騎空士ジータ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
俺はゲームやってないのでなんとも言えないのだが、どんなレベルのプレイヤーも同じ空にいて、同じ夢に飛び込んでいる一体感みたいのを、大事にしてるエンディングだな、と感じた。
駆け出し冒険者だって、重課金のガチ勢だって、お伽噺めいたファンタジーに胸を躍らせ、空に漕ぎ出した。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
憧れの背中を追いかけて、皆卵から羽を生やし、自分が主役の大いなる物語を駆動させていく。
そういう作品世界、ゲーム体験の構造自体を、上手く祝福するエピソードだったと思う。
短めのエピソードに、冒険と仲間の意味、”希望の卵”としての船と、鋭いテーマ性を盛り込んでいました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
TRPGモノとしてはリドルとトラップが満載のダンジョンハック描写がマジ超興奮で、素晴らしかったと思います。
『何考えてこんな凝ったダンジョン作ったんだろ…』と思うような迷宮、良いよね…。
プレーンな実力と装備で、王道冒険譚を一歩ずつ進むグラン君。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月31日
本編とは、また違うジータちゃんの立ち回りも、嫌味にならず派手さと貫禄を楽しめる、いい塩梅だったと思います。こういう角度も、また良いよね！
久々のグラブルアニメ、非常に面白かったです。来週もやるみたいで楽しみ。
