プリンセスコネクト!Re:Diveを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
風邪をこじらせたユウキのために、診療所へ向かった”美食殿”一行。しかしそこは、狂気と暴力渦巻く悪魔の巣だった…。
錯乱するロリエルフ、迸るヤンデレ、惨劇と犠牲。
果たしてボンクラ共の運命やいかにッ!
そんな感じの、異世界ホスピタル・スリラー超大作第5話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
毎回見るたび『予算付いてんなぁ…』と嘆息するクオリティであるけども、今回はホラー&サスペンスな演出、異常な解像度でこ汚いスラムと、ビシバシ”質”が吠える作りであった。
まぁ中身の方は、コミカルなドタバタではあるのだけど。
第3話で顔見世だけしておにぎり食ってた角子ちゃんが、なかなか強火のヤンデレ…?っぷりを叩きつけてきて、中身バブちゃんなユウキも困惑であろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
デザインその他からまぁ病み系なんだろうなとは思っていたが、まさかココまでとは…キライじゃないね!!https://t.co/CS2CmzKG45
お話はユウキが風邪こじらせる所から開始。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
名目上悪の女スパイなはずのキャルちゃんが、完ッ全にギルドハウスの生活にズブズブで、細胞レベルで悪人向いてないと再確認。
大八車の生活感、完全に”ホーム”って感じだからな…。
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残り三人がワリと天然気味なので、キャルちゃんは一人常識人枠とツッコミを兼任し、状況を先に引っ張る仕事を頑張る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
そして根本的に抜けてる部分があるので、道に迷ってヤバい診療所へ直行し、状況は悪い方へ転がっていく。ここら辺、コメディ適性高いところである。
診療所のダークな雰囲気が非常に良くて、美術と撮影のクオリティにうっとりする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
この計算された小汚さは、おなじサイゲコンテンツである”神撃のバハムート”を思い出すなぁ…。
スラムの世紀末感も、非常にグッド。眼福だぁ…。
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どう考えてもヤバな状況に、いつも甲斐甲斐しいコッコロちゃんが途端にテンパるのが可愛い。いや、笑い事じゃないんだけどさ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
そんだけ主様が大事だってことで、なんだかんだ”11歳”だってことでもある。あと田舎エルフなので謎の香を炊く。
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いい塩梅に傾いだアングルで、堂々顔見世を果たす超絶ヤバ子なエリコちゃん。その瞳に宿る”赫”…ほ、本物だぁ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
診療所のヤバさが表になってからは、いい具合に暗くオドロオドロシイ演出がよく暴れて、いつもと違うテイストを楽しめた。
ヤバいヤンデレに死ぬほど愛されたユウキには、災難であるが。
エリコちゃんの病み描写は非常に気合が入っていて、ユウキが迫られるシーンには、洒落にならない狂気がジワリと滲んでいた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
眼球ドアップの”丸さ”が、生々しい恐怖を上手く伝えて、なかなか雰囲気がある。
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一方キャルちゃんは猫猫ナイトキャップで、呑気にあくびである。イヤだからさぁ…もう暗殺とか絶対無理じゃん、ズブズブじゃんこのツンデレ猫…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
ギルドハウスの空気が明るいだけに、診療所のバロックな空気も際立つ。
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このアニメ”食べる”行為を軸に据えているので、病んだ愛を拒絶するユウキがエリコの”飯”を食わないのは、なかなか一貫性がある描写だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
ペコ公が言うように、食事はただの給餌ではない。適切な雰囲気と関係性があってはじめて、愛は喉を通るのだ。
段階を踏み、場を整え給えよエリコくんッ!
まぁ超暴走ヤンデレ&スーパーマッドドクターには、そういうの全然通用しないのだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
まーたモヒカンが大暴れする汗臭い絵面の中、良いエフェクトが炸裂し、狂気のギルド”トワイライトキャラバン”の実力が示される。こ、コイツはやべー!!
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つうわけで、美食殿によるユウキ奪還作戦が開始されるのだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
悪魔のエンゲージリングが、ワキワキワキワキ蠢き続けるのが生っぽいヤダ味で、非常に好き。こういう細かい動きで笑い取るの、好みのクスグリだなぁ…。
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前半テンパってたコッコロちゃんを、キャルちゃんが指揮し方向づけて、奪還のチャンスを作る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
今回派手な戦闘はしないのだけど、ギルドがどう回っているかがよく見えて面白かった。
コッコロちゃんは、使う魔法も可憐だねぇ。
空飛ぶ”ちょこん”とした姿が、非常に良いファンタジー。スラムなのにね…
僕はこのアニメの、地に足ついて生活臭があるところが好きなのだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
ユウキを救出する時の、”布”の使い方見せ方が凄く良い所突っついてて、非常に良かった。
本気のホラー演出と、手触りのあるファンタジーが交互にラッシュ仕掛けてくるぜ…。
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キャルちゃんの犠牲を乗り越え、ユウキは無事日常に帰還した。つーかヤバいお医者さん達は仕事には真摯で、処置はちゃんとしてくれていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
『んじゃああんなホラーに描く必要ないじゃん!!』と、言うことなかれ。ガッチリ強張って本気でやればこそ、生まれる落差と笑いつうものもあるのだ。
まぁエリコくんのヤバ加減は、あんま洒落じゃない感じもあるけどね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
キャラいっぱいソシャゲが原作らしく、いい味する脇役がワンサ出てくるのは嬉しい所。
今後もちょくちょく顔出して欲しいが、他のキャラも出さにゃならんから大変よね…。”数”の的確な捌きは、束ものコンテンツでは大事な能力か。
そういう意味では、”美食殿”つう柱がしっかり立ってるのは、人数受けとめる上で強みだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
今回もドタバタしつつ、キャルちゃんがどんだけギルドにズブズブか、ツンデレしつつ仲間思いかはよーく伝わったからなぁ…ギルド的にも、色々指示出してくれるキャルちゃんの存在は、非常にありがたい。
こんだけ体重預けちゃってると、使命と板挟みになったときにむっちゃ辛そうであるが、まぁ仲間がどうにかしてくれるだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
ドタバタダイナシな大冒険やりつつ、お互いを有り難く思っている温もりが随所から伝わるのは、非常に良い。細かい仕草に、結構感情が宿っとるのよね。
話も折り返しのタイミングで、そういや生活ばっかであんま冒険していなかった”美食殿”も、ようやく次回旅立つっぽい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年5月8日
衣食住、生活と感情の基盤を丁寧に積んだことが、アドベンチャーの只中でどう生きてくるか。そういう要素の活かし方含めて、次回も楽しみです。