イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 20/08/02 TNX『ワールド・エンド・シネマ』

昨日はジニアさんのNOVAを遊ばせてもらいました。なんでもシナリオ集に投稿されるアクトらしく……。

シナリオタイトル:ワールド・エンド・シネマ システム:トーキョーNOVAX RL:ジニアさん

adiさん:”電王(ゲームチャンプ)”ヴィーニャー:12歳女性:ニューロ◎●タタラ、ミストレス 千早系列のスポンサードを受ける、若き天才Eスポーツプレイヤー。年相応にツンツンした部分と、自分のなすべきことを真っ直ぐ見据える芯の強さが同居する。
コバヤシ:”星を射落とすもの(サクセサー・オブ・サン)”ソーマ・月宮・チャンドラセカール:35歳男性:カブト◎●カブトワリ、シキガミ 挫折のどん底からスタイルを取り戻した、神弓使いの護衛屋。柔らかく常識的な対応と、ストリートを駆け抜けるプロとしての顔が共存する靭やかな男。

という面々で、深夜のセッションを駆け抜けました。いやー……とても面白かったです! 最新鋭のNOVA事情を上手く取り込みつつ、ホットスタートの推進力あり、色んなプロフェッショナルとの交渉を通じて事件を制圧していくプロっぽさあり、マルチな展開の面白さあり、たっぷり堪能させていただきました。
シナリオレイヤーでの面白さだけでなく、ユドナリウムを扱う細かいテクニックだとか、PLをさりげなく補助する手腕とか、描写の切れ味とか、セッション運用面でも非常にテクニカル&クレバーで、ストレス一切なしに楽しませてもらいました。ジニアさんがどんどんオンセ環境に慣れてきて、”技”見せてきてるので、色々パクろう……。
NPCいっぱい、判定沢山の盛りだくさんシナリオなんですが、ハンドリングが適正だったために実プレイにストレスが少なく、その贅沢さに溺れず楽しむことが出来ました。豊富な材料を武器に変えるのは、やっぱり細かい気配りなのだなぁ、と感じたりもした。

adiさんは実に15年ぶりぐらいの同卓で、なんとも懐かしい気分……と同時に、独特の生っぽさがある描写の面白さ、軽妙ながら芯のあるキャストの立ち回りと、今目の前にいる一プレイヤーとして熱く強いプレイングで楽しませてくれました。
TRPGから少々離れられていたようで、序盤は正直ギシギシいってる部分もあったのですが、熱量のあるシナリオに上手く乗っかり、だんだんエンジンがかかってくる様子は正に古強者。ハタから見てて面白かったです。
自分はヴィーニャーのルーキーっぽさと対比する感じで、アクトをこなして今のスタイルを手に入れたソーマを渋めにプレイ……出来たかな? 物語を経て変化したキャラクターは、それを共有していない人たちとのセッションでどれだけ過程を見せて、どれだけ省略するかのバランスが、結構難しいですね。上手く”歴史”を共有できると、セッション内部で活きるネタに出来るので、ここら辺のハンドリングは今後も研鑽したい。

というわけで、大変面白いセッションでした。同卓していただいた方ありがとうございました。