イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 20/08/25 TNX『イミテーション・ライオン』

火曜日はしのやんさんRLで、NOVA分割オンセの後半をやりました。

シナリオタイトル:イミテーション・ライオン システム:NOVA-X RL:しのやんさん

SONEさん:”三代目銀の守護者”エース:44歳男性:カブト◎●カタナ、シキガミ かつては伝説を継ぐと期待されていたが、家庭に入り一線を退いていたカブト。最近セカンドキャリアを指導させた。腕のたつ美丈夫であり、ピンチもトラブルも軽口と一緒に飲み込めるタフガイ。
潜鯰さん:”機械仕掛け”林周:45歳男性:イヌ◎カブトワリ●クグツ 犯罪結社から、法治機関へ。足場を変えながら銃を撃てる場所を探し求める、生粋のガンマン。機械めいた落ち着きと、マグマのようなギラツキを兼ね備えた危険な男。
幸ゆきなさん:”不落椿(カメリア・エテーネル)”シュリー・黎:28歳女性:マネキン◎ミストレス●カブキ NOVAの夜をしたたかに生きる、美しき闇花。世慣れた態度の奥には、散ることのない乙女心と儚い初恋を隠している。巻き込まれ型ヒロイン。
コバヤシ:”哮天犬(バーゲスト)”ディオゲネス:野良犬:カブキ◎シキガミ●タタラ 正体不明のヒップホッパーであり、ニューロエイジでも有数の目利き。その正体は三合会の擬宝貝であり、人語を喋る犬。野良犬の視線で世界を見て、呟きを街が拾い上げるリアルヒップホッパー。

こんな感じのメンツが、過去に解散した組織の秘密、皇帝の隠された謎を追いかけ、巻き込まれ、一つのアクトを駆け抜けました。
普段あまり同卓しないメンツと遊ぶこととなり、加えて慣れない深夜セッションだったため結構緊張していたのですが……大変面白かったです! RLでありシナリオ執筆者でもあるしのやんさんの気合、皇帝と三合会萌えがたっぷりと詰まった、食べごたえのあるシナリオでした。
最近はゲーム体験を軽量化・高速化する方向に興味が言っているので、なかなか久しぶりな食感でしたけど、食べてみるとこういうのもやっぱり良いな……としみじみ思える、食べごたえ十分のゲーム体験となりました。

しのやんさんのハンドリングはどっしり落ち着きつつ、PLのやりたいことを適宜拾い上げ、必要なだけの提案もして……と、押し引きのバランスがいい感じでした。こういうゲストシナリオは『やりたいシーン』が先行しがちなのですが、うまくプレイヤーが介在する隙間をハンドリングで確保していた印象です。
思い入れが強い分、シーンの情景や描写には非常に力が入っていて、同卓していて豊かなイメージを共有できました。ここら辺は前のめりにシナリオと向き合ってる利点だなー、と思った。好きなものを書く時、回す時は、思わず筆が走る。
PLの皆さんも本当に達者で、合流からモチベーション生成、かけあいまでたっぷりと楽しませていただきました。レスポンスが早いので、一緒に遊んでいてストレスが少なく、シナリオでどうキャラクターを取り回すかに集中できるのは本当にありがたい。

僕は犬でヒップホッパーで銃で付喪神と、超過積載なキャラで参加。相棒選択から同卓者に負荷かけっぱなしで、大変申し訳なかったです……。でも楽しかったからOK!(己のエゴぶんまわし人間)
やりたいこと詰め込んだ暴投気味なキャラなんですが、そういうのだからこそ自分でキャッチャーミットに入れる努力はしなきゃならん、とは思っていて。そこら辺はまぁまぁ、適切にやれたんじゃないかなー、と思った。自分のやりたいことぶん回すなら、卓の内側に収まるよう工夫をするのは持ち込んだ側の領分だよなぁ、やっぱ。

そんなわけで、大変面白いセッションとなりました。同卓していただいた方、ありがとうございました。