イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 20/11/06 BBT『ナイトプールの巨獣』

昨日は田中くんの募集に乗っかって、BBTのショートセッションに参加させていただきました。

シナリオタイトル:ナイトプールの巨獣 システム:BBT GM:田中くん

ヌエッピさん:”ノーメモリー”西条透子:25才女性:DF:魔狩人 記憶喪失のハンター。白紙の記憶を焼け焦がす、強大な魔獣を追い求めハンターをやっている。研ぎ澄まされた狩猟本能を武器とする、苛烈なる人中の獅子。
倉坂悠さん:”キャプテン・インストフィールド”渚星千宙:17才男性::SP:宇宙海賊/ロード 一見飄々とした青年だが、認識領域に宇宙海賊を飼う異能者。いざ事が起こると配下を実体化させ、見事な指揮とクソ度胸で状況を制圧する切れ者
新米くん:”ヤマト”呉大和:外見19才女性:AT:サイボーグ=継承者 奈落エンジンにより復活なった大和と、シンクロするべくサイボーグ化された機械兵士。”大和”の名を背負う自負、守護者としての絆が、鋼鉄の体に血を流す。
コバヤシ:”7DSの紅い毒蜘蛛”魔門シュウジ:15才男性:SP:魔界の後継者/転生者=アイドル 七大罪をモチーフにしたアイドル…という設定を、ガチで背負うマモンの転生者。髪の用意した脚本に抗いつつ、歌で自分を伝える生き様を貫くロッカーボーイ

こんな感じの面々が、ナイトプールを強襲した巨大な獣相手に、合同戦線を組んで暴れまわるシナリオでした。
田中くんは最近『時短と充実の両立』に頑張ってるらしく、このシナリオはミドルフェイズが一回しかないという、かなり尖った仕上がり。その上でゲームの面白さ、遊んだという満足感を積み上げるべく、色んな工夫がしてある所が大変良かったです。
BBTも何しろ10年選手なので、基本フレームは今基準だと重くて古い。そこに良さもまたあるので、軽量化しすぎて空中分解しないよう軽くするバランス感覚というのは、なかなか難しいところです。
今回のセッションはそこら辺の肉抜き、面白さとして残すポイントが的確に見定められていて、内容の濃いセッションを楽しめました。ミドル1回でも、結構なんとかなるなー、というのは新しい発見。

僕はBBT久々だったので、やれない間に温めていた心残りを全部投入して、やりたい放題なキャラで遊びました。手酌でフリーに煮えるのが推奨な雰囲気だったので、勝手絶頂に暴れまわりましたが、まぁまぁ上手くトス上げも出来てたと思う。
他PLさんたちも非常に上手く、話をつなぎ合わせるタイミング、取りやすいところに球を上げる視界の良さ、大変助かりました。PLサイドで軽量化した骨格に肉をつけていくシナリオだったので、自分が面白いと思うものを積極的に投げて、そこを足場に他のPLが動いて……という連動が、スムーズにやれたのはとても良かったと思います。
無理な軽量化をしないままBBTの持ち味を活かし、実プレイ二時間というラップは凄いことだと思います。やっぱいくら軽くても、面白くないとゲームやりに集まる意味は薄いからなぁ……するするタップリ楽しめて、大変良かったです。

というわけで、大変いいセッションでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。