イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 21/02/21 BLP『シャドウ・イン・ザ・ミラー』

今日は3月13日に開催される、第三回ブラッドパスオンリーコン(https://wikiwiki.jp/blp/)で僕がGMするシナリオの、テストプレイをやってきました。

シナリオタイトル:シャドウ・イン・ザ・ミラー GM:コバヤシ システム:ブラッドパス

シェンツさん:加納大悟:35才男性:夜者/界律 東京最悪の犯罪者として、暴虐の限りを尽くし、吸血鬼に殺され夜者となった男。現在はSIDの監獄に捉えられ、事件のたびに”釈放”される。徹底して荒ぶり我を通し、己の定めたルールにのみ筋を通す暴虐の覇王。

浅間忍さん:波岡克馬:23才男性:傀儡/戦衛 大家族の次男坊に生まれ、居場所のない生活に苦しんでいたところを、SIDに拾われ警官になった青年。全てを天運と受け入れる、奇妙に大きな器を持つ。血盟を結んだ時に、ちっぽけで在り来りな家庭の記憶を奪われている。

こんな裏通りのするメンバーで、自作シナリオを遊んできました。コンベンションで遊ぶので詳しいことは言えないのですが、何しろ気心の知れたメンバー、良い呼吸で押し合いしつつ、楽しくセッションさせてもらいました。
融通がききすぎ、お互いのツボが解りすぎてて、テストプレイにならない側面もありましたが、まぁまずは大成功の体験を積んで、シナリオとマスタリングに自信をもらえたのが大変ありがたかったです。
結構ギミックのあるシナリオなので、今度はあんま慣れ親しんでいない環境でもう一回、背筋を伸ばして強度検査できればいいかなー、という感じ。問題点もしっかり洗い出してもらったので、早めにブラッシュアップして挑みたいです。

セッションの方は”吸血鬼”という言葉に漂うゴシック感の薄い、暴力と乾いた詩情の入り交じる雰囲気になって、ちょっと北野映画っぽいなと思ったりした。ロールを盛り上げるべく仕込んだ業血鬼のギミックはしっかりハマって、なかなか温度のあるセッションになったと思います。
このシナリオはキーハンドアウトを利用して、本来色んなものが通じ合ってるはずの血盟に距離を作って、そこで遊んでもらう感じの仕上がり。今回はあんま湿度が高くない血盟になったので、そこらへんはサラッと対応しましたが、こういう処理でもセッションの形が作れると解ったのも、今回良かったと思います。

というわけで、大変楽しいセッションとなりました。コンベに向けて良い経験値を積めたのもありがたかったですが、何より熱量と詩情のある良いセッションになったのが、大変良かったです。同卓していただいた方、ありがとうございました。