ワンダーエッグプライオリティ 第12話を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
桃恵は去り、リカは憎悪に身を焦がす。
フリルの使徒に獣たちを殺され、少女たちの戦いは変容を始めた。
その渦中で、アイは己に出会う。
あり得たかも知れない、もう一つの可能性。
己の中で渦を巻く、不信と疑念。
卵を割って、その先は…。
そんな感じの、続きは三ヶ月後! 何も終わってねー!! な、通常放送最終話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
何も終わってねー!!(二回目)
いやまぁ、だから特別編やって終わらせるんだが。謎も真相もさっぱり解かんねぇまま、文字通りの自分との対話、新たな一歩で終・了! である。
このやりたい放題フルスイングがこのアニメらしいとも言えるし、ロジカルな藻の語りの骨組みというよりは絵の強さ含めた作品世界の空気、形にならない情感を吸い込みたくて見ていた部分も、また多い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
そういう意味では、凄く”らしい”最終回だったとも言える。
色々知りたいこと、決着を付けてほしいこともあるし、何よりもエッグの戦士たちには幸福であって欲しいが、特別編でもケリ付かない可能性は全然あるなー、と思ってもいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
訳の分からねぇまま引き込まれた物語が、解ったと思ったらまた手を離して、よく理解らねぇ所に離れていく。
そんな行ったり来たり含めて、この話が好きなんだな、という事を再確認する最終回でもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
こういう状態になってしまうとあばたもえくぼ、どう落ち着いてもいい具合に自分の中で位置を占めてしまう…とは思うが、やっぱ良い終わり方はして欲しい。
さて、今回を受けて特別編、どうなるか。楽しみだ
薄明に街灯が、誘蛾灯のように点る朝。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
かつて一つだった戦士たちは後悔に、憎悪に、それぞれの道に進んでいく。
無敵で、最強で、傷を受けながらも共に笑い会えた時間が終わっていく。
全部忘れてお家に帰る、憎しみを燃やして戻る。
それぞれの決断、それぞれの道。
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ここでの”いざさらば”が、果たして四人でいた最後の記憶になるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
その答えは、特別編に持ち越しである。
毅然と王子めいた桃恵の表情が崩れて、涙を浮かべる気持ちもよく判る。そりゃ、まぁねぇ…。
頑張って、戦って。
外野で見てるだけの奴が、垂れ流す寝言でしか無い。
後悔も憎悪も、それぞれの心のなかに湧き上がった、それぞれの真実だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
最大限尊重しつつも、なんとか別の道を掴み取ってほしい気持ちもある。
そういうのはアイちゃんの領域というのは、ここまで描かれた作品のルールではあるが、さて、どうなるか。
ねいるが隣りにい続けるのが、一つの道標かな…。
未だ”あがり”を迎えていないアイちゃんは、レオンくんを呼ばないまま闘いを続けようとする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
システムデザイナーとしての特権を、もう隠そうともしないアカは強制的に、ポマンダーの獣を目覚めさせる。
裏アカ、やっぱモラリストだな…。
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卵から目覚めたのは、もう一人の自分。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
平行世界、小糸ちゃんと出会わず自裁してしまった大戸アイ。
髪飾りはそれぞれ、△と×。
十全な○ではないが、エッグの闘いは確かに、僕らが知ってるアイちゃんを少し前に進めた。残酷でロクでもない事ばっかだがなッ!
パラレルワールド自体は寿が言及してたし、こういう不思議が起こるのがエッグの世界でもあろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
アイちゃん最初の闘いに何処か似た雰囲気で、否応なく自分と向き合う展開は、お話も終盤なのだな、という気持ちを強くする。
友達も助けられず、無様に逃げて、それでも生き延びた私。
戦って、友達が出来て、でも別れてしまった私。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
アイちゃんは涙をにじませながら、エッグの闘いを、それをくぐり抜けてきた自分に微笑む。
何故出会ってしまったのか。
何故生き延びてしまったのか。
問われ、自分にも問うて、答えは出ない。
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しかしアイちゃんは震え涙を流しながら、戦えるようになった自分、孤独ではなかった自分を、そうではなかった自分に反射させながら堂々、抱きしめる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
それは、”×”なアイちゃんの顔を上げさせる。
憧れ、嬉しさ、期待と希望。
誰かに用意された危うい夢だとしても、アイちゃんは強くなった。
それは彼女の殻に閉じ込められていた優しさが、色んな出会いで目覚め、優しく抱かれて孵化した結果である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
そうならなかった”×”のアイちゃんが、間違っていたとも弱かったとも、僕は言いたくないしいうべきではないと思う。
”△”なアイちゃんも、そんなことは絶対言わないだろう。アイちゃんだし。
死を選んだ子供にも、言いたいこと、跳ね除けたい重荷はたくさんあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
それぞれの理由があり、それぞれの無念があった。
エッグの闘いはアイちゃんに、オッドアイにかかる髪を上げて、堂々他人が見落とすものを見つめる方法を教えた。
その視線が、あり得た自分に向く。
それは初めて起こった奇跡ではなく、ずっとアイちゃんは縁も所縁もねぇエッグの少女たちに、自分を重ねて本気で戦ってきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
『トサカに来たぜ!』と吠える時、彼女(達)はいつでも本気だ。その熱量が、アイちゃんの中でまどろむ雛を孵したのだ。
それは間違いなく、嘘ではない。誇っていいことだ。
非常口を抜けた先に広がるのは、トラウマの根源。私が死んだ場所の景色。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
そこに囚われかけた時、母の声がする。それは私の声でもある。
第7話でマンネンとリカが見せた、親と子が複雑に乱反射しながら生まれる、特別な認識。生きて、闘い、憎むに足りる理由。
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それが今回、二人のアイちゃんと、二人のママの間で複雑なエコーを生み出す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
どんな地獄の中でも、どんな自分であっても、アイ(I、あるいは愛)を認めてくれた大事な人の声は、自分に似て自分ではない、友情と闘争で”×”ではなく”△”になった自分と、同じ響きをしている。
今回のエッグの世界は凄く自他境界線が曖昧で、救済者と犠牲者がを相互に侵食しながら転がっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
元々そういう、共鳴と変化の物語世界ではあるのだが、二人の大戸アイを共鳴させながら進む今回は、特にそういう色彩が濃い。
死んでしまったアイちゃんの苦しみは、死ななかったアイちゃんの痛みだ。
同じ闇を共有しながら、”△”のアイちゃんのほうが光に近い場所で、彼女は自分の、自分ではない誰かの声を聞く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
小糸ちゃんに出会えなかった自分。エッグの闘いに挑まなかった自分。
その鏡像が、ワンダーキラーの出現で震えていく。いやー…スゴいな沢木先生…。
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後にアイちゃんが喝破するように、このワンダーキラーは”△”のアイちゃんのトラウマであり、彼女の心のなかにある不信の具現だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
先生への不信、性への恐怖、成熟への恐れ、母への怒り。
それは扉の向こう一人崩れ落ちて、助けを待っている”×”のアイちゃんには宿らない。
この闘いはあり得たかも知れない自死の光景であり、現在進行系で胸の中の怪物と戦うアイちゃんの心象でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
混ざり合い、共鳴する二人の私。アイちゃんの特質だった”共感”は、自分との対峙を通じてより強く、彼女(達)を掘り下げていく。
怪物と化した沢木先生は、妙に凝った攻撃方法でアイちゃん達を暴力で、言葉で追い込んでいく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
それが自分の中の不信だと解りつつも、突破はいつでも難しい。
発見と決意が力に変わるエッグの世界だからこそ、真実叫ばなければ覚醒は訪れない。やっぱスゴいな、ワンダー沢木…。
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”△”のアイちゃんは”×”の自分が選んだ入水を、炎から逃れる緊急手段として選び、紫の毒に侵されていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
彼女はプールに入る。水をくぐって、新たに生まれ直す。犠牲者と同じ立場に身を投げる。そこで、手を伸ばす。
この描写が、前回描かれたフリルと、個人的には呼応する。
アカ達はプールに入らず、フリルの領域を病葉で埋めた。その結果人が沢山死に、戻り得ぬものを求めてアカ達は人をやめた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
アイちゃんは境界を超えて、死んでしまった自分、死ぬかも知れない自分に接近していく。
その無防備な歩み寄りが、多分得難い資質なのだろう。主人公だ。
手を引いてくれたのは、そこにはいないはずの亡霊で、彼女は死の国の産婆のように、アイちゃんを産湯から引き上げる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
それは救助ではなく死の誘惑で、綺麗に揃った上履きは否応なく、自死の直前を思わせる。
第5話ラストのねいる、そのリフレイン。
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暗い闇の中、生死の縁に立つ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
甘い誘惑に己を添えて、成熟のおぞましさに背中を向ける。
大人になれば、全てが汚れていく。その前に、全てを終わらせる。
そんな睦言の先に、後悔があることをアイちゃんはもう知っている。
沢山、自殺してしまった女の子たちを助けてきた。
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そのオッドアイで、生き死にの際を超えて、亡霊たちの無念をすくい上げてきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
必死に生きたいと願ったからこそ、死にたどり着いてしまった子供たち。
言葉にならない思いを、殻の中に隠した子供たち。
それがもう一人の自分であることを、アイちゃんは闘いの中、もう知っている。
だから問いかける。叫びを促す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
本当に言いたかったことを、死によって取りこぼしてしまったものを、もう一度産み落とせるのだと、仲間を勇気づける。
それはアイちゃんが既に果たしたことであり、これから成し遂げることでもあるのだろう。
隠されていた死者の青い瞳が、涙とともに暴かれる。
誰かが私を傷つけた、普通じゃない瞳。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
普通の人が見れないものを、過剰に見つけて傷ついてしまう窓。
でもそれは、多分大事で綺麗なものだった。かけがえのない、私の一部だった。
それを綺麗だと褒めてくれたから、小糸ちゃんと友達にもなった。
異形の証明、友情の証。
死が甘く囁く終わりを超えて、アイちゃんは再び飛ぶ。自分自身のため、自分によく似ている誰かのために。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
力強く戦士の表情で、世界を覆う壁を砕き、自分を求め見上げる鏡の前に立ち、その後悔を聴く。
それは自己との対話、世界の肯定、闘争の意思。
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”×”のアイちゃんは小糸ちゃんを知らない。ねいるもリカも桃恵も知らない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
でも、ママはいる。
愛おしく足指を絡め、体重を預け抱きしめてもらえる、とても大事な人。
もう一度、逢いたかった。どんなお母さんでも、心から応援したかった。
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そう思えるのは、ママがどんなアイ(I、あるいは愛)でも受け止め肯定してくれたからだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
醜さやみっともなさも全て飲み込んで、まるごと温めてくれる優しさを、アイちゃんは既に受け取っている。
鏡合わせ、もう一人の自分はパラレルワールドの向こう側だけに、いるわけではない。
”×”のアイちゃんが叫んだ母への愛を反射して、”△”のアイちゃんは母への怒りを、裏切りへの憎しみを超えていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
誰かを好きになって、誰かを傷つける当たり前の世界、大人になるかも知れない自分の世界を肯定していく。
それは特別なファンタジーであり、ありふれたジュブナイルだ。
アイちゃんがもう一人の自分と闘う、彼女だけの卵の牢獄。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
それを超えていく力が、あり得たかも知れない自分への想像力と、既に受け取っていた無辜の愛、それにより広がる世界であることが、僕には妙に眩しく、嬉しい。
やっぱまっとうに児童文学だよな、このアニメ…。
つーかアイちゃん、ねいる共犯に寿殺人事件も経験してるわけで、今更自分の胸に救った憎悪の反射に負けるってのも、まぁ無いわけで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
ファンタジックなエッグの闘いは、非常に手触りのある経験をたくさん連れてきて、それがアイちゃんを鍛え、変えてきた。
手に入れたものも、失ったものも山ほどある。
かくして闘いは終わり、亡霊は現世に帰る。それがどんな意味を持つのか、まだ確かめたものはいない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
それでももう一人の自分はアイちゃんを抱きしめてくれて、彼女(達)を聞き役にアイちゃんは、友情と闘争を新たに決意していく。
感謝を伝え、誰かを守る。
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それが、ミッションが終わった後も続くアイちゃんの使命だ。マッスルポーズが、あまりに眩しい…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
どれだけ嘘があっても。どれだけ傷が増えても。
出会えたことは嘘じゃないし、掴んだものは消えない。
アイちゃんは、そう思える自分を孵した。
そうなるのに必要だったのは母の寛容、友情、暴力的な自己実現、怒りの吠え声、性なるものへの接近、ネイルアートとお菓子。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
戦いは続く。
フリルの使徒は、やはり圧倒的な暴力でもってアイちゃんを傷つけ、大事なものを奪う。
しかし、レオンくんは死なない。
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それは友達から、虫頭の死神と出逢えば獣が犠牲になることを教えられてから、対処できたことだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
代わりに、キララはアイちゃんの瞳を奪う。
そんな死闘は、アカが彼女の少女を取り戻すための、無価値な擬闘なのか。
物語は、未だ続く。遊具に閉じ込められ、憎悪を滾らせるリカがなんとも痛ましい。
少女たちが蘇生を祈っていたように、アカもまたエゴイスティックな奇跡を祈る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
アイちゃんは闘いの中で、自分の願い以外のものをたくさん見つけた。
闘いを作り上げた男達は、最後までプールに入らないのだろうか?
裏アカ次第かなぁ、ここの決着は…。
夢の中で奪われても、無敵のヒーローは傷つかない。それは、もう一人の自分が己を差し出してくれたから。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
”×”のアイちゃんは、自分を守って奮戦した戦士と同じ闘いへ、最後に身を投げる。
いつものごとく、終わっていた死がもう一度終わり、少女は塵に帰る。
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失われても、痛みとともに思い出は残る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
形のある傷がなくとも、決意と変化は蓄積されていく。
夢の国で掴んだもの、鏡合わせの自分が手渡してくれたもの。
それを受け取って、アイちゃんは最後の一歩を踏み出すだろう。
だがそれまで、今は胎児のように。
ただ安らかに眠って欲しい。
アイちゃんはエッグの少女から何かを受け取り、彼女たちに叫ばせて勝ってきたわけだが、今回そのルールは少し変奏される。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
打倒するための武器ではなく、命の贖いを、自分の特異性である青い瞳を差し出して、アイちゃんを現世に戻す。
死せるアイちゃんはもう一度死ぬことで、闘う自分になったのだ。
そうして鏡越し手渡されたものを、アイちゃんはどう使うのだろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
特別編がどういう話になるのか、サーッパリわからないけども。
色んなことが明らかになって、色んな事に決着が付くと良いな、と思う。
アイちゃんが失い、手に入れたものが報われると良いな、と思う。
そしてそんな願いは叶うんじゃないかな、という楽観が、結構デカく今の自分を占めている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
訳が分からなくて、綺麗で、切実で、面白く、好きになれるアニメでした。
どんな作品だったか、やっぱ最後まで見なきゃ断言なんて出来ないけど。
でも、最後までやるって言ってるしね…特別編、楽しみです。
追記 マージで長い三ヶ月になりそうだな……。
ワンエグ追記
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
前回のカナブンの導きと合わせて、始まりに戻ってきた感じが強いこの終盤戦。
第1話では穴に落ち、狂気に戸惑いながら駆け抜ける”不思議の国のアリス”モチーフが色濃かったが、今回はパラレルワールドの鏡越しに、自分を見つける。”鏡の国のアリス”な気配。
行って、帰ってくるのはあらゆる物語の基本構造で、このお話もそれをなぞっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
だから第1話と重なる描写が多いと思うわけだが、旅を通じて手に入れたものが、同じはずの景色を全く別なものに帰る。
青い鳥がお家にいると気付けるのは、お家から出て旅をしたからこそなのだ。
だから別れていった友達たちも、もう一度一緒だった時間に戻って、笑い合って終わって欲しいな、と思ってる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月1日
だってキツすぎんだろ…あの子らがあんな別れ方して終わりとかよ…『それも人生だよね』とか、飲み込む胃腸俺持ってねぇぞ…。
特別編、大団円を望みます。マジで。