イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょこッとSister 5

竹内桜&雑破業、白泉社。DMCファンからは「可愛い妹分みていなもんさ」と言われるヤングアニマルの妹漫画の双璧ですよ。もう一方はまじスト。ゆりかがいいキャラに育ってきて、真琴さんがあいもかわらず姉御ムーブ。やっぱり真琴さんは素敵だ。猫に始まり真…

宗教と科学

上山安敏、岩波書店。1830年代から1930年代のプロイセン=ドイツにおける、ユダヤ教・カソリック・プロテスタントの相互の影響、並びにその言説に(そしてその言説「が」)当時の状況が及ぼした影響についての本。サブタイトルは「ユダヤ教徒キリス…

侵略と抵抗

前田朗、青木書店。アフガン・イラク戦争における英米の戦争犯罪についての本。サブタイトルは「平和のための戦争犯罪論」 まぁ片手落ちな本である。大国による白色テロならば真っ先にチェチェンとアフガンが上がるべきだが、そこには触れられていない。素晴…

真月譚 月姫 1〜3

佐々木少年、メディアワークス。せっかくアキバにまで出たので、実は買ってはいなかった佐々木月姫を購入。うむ、面白いわ。やっぱり佐々木少年は漫画が上手いし、月姫をよく漫画にしている。大きな話のラインが二本(ロア編とシキ編)あるのを、一回ほぐし…

ケロロ軍曹 12

吉崎観音、角川書店。というわけで子供にも大人にも楽しめる、平成のフジコ先生といってもいいでしょうこの作品も十二巻。今回はおっきなエピソードと新キャラ投入。今後の動きが気になりますが、何よりもまずモアの新衣装が良かった。いや、モア好きなのよ…

つうわけで

月に一度の銀座通い、心療内科に足を向けるのでありました。梅は咲いても風は寒い。うろうろうろうろして、アキバにも足を伸ばして。少し空が見えたような、そんな気分。

エウレカセブン

さて、陰鬱な雨は降り注ぎます。子供はふてくされ、人外は人間を止め始め、大人は頑張ります。ホランド父さんもタルホ母さんも、艦長も頑張ってます。特に艦長の渋さは煮込まれ死にするかと思いました。さて、ふてくされ組。エウレカはしょうがねぇ。アネモ…

BLOOD+

つうわけでロシア編も急転直下。肝心の主役がグデってますが、アンシェル兄さんのデザインがむっちゃかっこよかったので今回は満足。ソロモン君もシュバリエ前回の戦闘を見せてくれましたし。三下が板についてるキャンディマンも久々に登場。紅い盾組のほう…

日常生活の犯罪学

マーカス・フェルソン、日本評論社。犯罪学の本。元々が教科書として書かれているため、非常に可読性が高く、論旨も明確である。筆者固有の理論である「ルーティン・アクティビティ理論」に従った論が、大量の統計資料に基づいて論じられる。 研究対象が米国の…

安田講堂 1968−1969

島泰三、中公新書。1969年一月の安田講堂事件において、立てこもりの当事者であった筆者によって書かれた本。さてはて。ノスタルジックな本である。この本は1968年に始まり1969年で終わっている。逮捕後の獄中記はなく、筆者が「戦争」と大仰な言…

道教とは何か

坂出祥伸、中公叢書。タイトルどおり、中国の道教についての本。筆者は日本道教研究の大一人者であり、その博識が迸る本である。さて、道教の宗教・倫理を少しでも勉強しようと手に取ったが、「道教の本分は呪術」という筆者の考えにより、この本で紹介され…

戦争の世紀

桜井哲夫、平凡社新書。第一次大戦に関する歴史書。サブタイトルは「第一次世界大戦と精神の危機」 日本で大戦、といえば第二次世界大戦、もっと言えば大東亜戦争であろうが、現在の僕らを取り巻く西欧化された社会を根底から揺さぶり、日々を入れ、ぶち壊し…

増補・イエスと現代

八木誠一、平凡社。イエス研究からエゴイズムを考慮する研究書。敬虔な書物である。そして、厳格な書物である。筆者は神学者であり、神父ではない。それ故に、組織とは隔絶したある意味理想主義的イエス研究を行い、それを我々の世界にコンタクトさせていく。…

2/20

「ほこほこ」 風呂上りのいきものめ。 昼だというのに。 「雨の日はさむい」 そうか。 まぁ牛乳を飲むといいよ。 「うくうく」 育たないねぇきみは。 「うるさいですよ」 俺も風呂入ろうかなぁ。

オーバー・ザ・レインボー

というわけで昨日はカッツェ面子でやってるアルシャffキャンペーン「オーバー・ザ・レインボー」の第二話・三話。突如カラテカさんが乱入することになり、急いでグランドオープニング&エンディングのプランを練ったりしながら、二人で秋葉原へ。 シェンツ…

エウレカセブン

さてはて、今回は陰鬱を溜め込む姿勢。アネモネの憂鬱、ドミニクの憂鬱、エウレカの憂鬱、レントンの憂鬱。特にアネモネはツレぇ。見てて痛々しい。ドミニク根性入れないとコロス。それとは別に、すでに覚悟が決まった大人組は命がけのど根性時間稼ぎ。ホラ…

ポンヨヲ来る

というわけでお友達のカラテカさん(26歳男性・精神的貴族)が遊びに来てます。僕と彼は高校時代「ハカセ一号」「ハカセ二号」と嫌がらせじみたあだ名をつけられた仲です。ハハ。 それはさておきやっぱり彼といると楽しいわけで、だらだらとドくだらねートー…

食卓の呟き

池波正太郎、朝日文庫。待ち時間の慰みに歯医者で読んだ。思えば、小学四年生で親父の「散歩のとき何か食べたくなって」を盗み見て以来、エッセイといえば池波だった。このエッセイは未見だったので読んだりした。 やはり、いい。食事と映画の話がメインなわ…

おっす

歯医者も一段落。今日は丁寧に歯垢・歯石除去をしてもらいました。親知らずは、それなりに間隔を空けるみたいでまだまだ先。12月頭から二月の真ん中、大体三ヶ月ぐらい続いた治療もこれでワンクッションですわ。まぁ後二本、ブッこ抜くわけですけどね。

ジェンダー

イヴァン・イリイチ、岩波書店。サブタイトルは「女と男の世界」 女性の経済的圧制の歴史を追いかけた本。強力を通り越し、激烈な本である。まず記述形式が奇矯である。本文三ページに対し、注釈が三十ページに渡ることはざらであり、そこで提示されている思…

芸術と貨幣

マーク・シェル、みすず書房。タイトル通り、芸術の中の貨幣を扱った美術論。強力な本である。芸術の価格、という価値論的視点ではなく、芸術の中に置ける貨幣価値、という意味論的視点にしっかりと根を張り、さまざまな時代、さまざまな方法、さまざまな領…

ネギま!

亜子は特に可もなく不可もないが、マニューバが本屋と同じで笑った。それはさておき、ラストのコマ一つで全部持っていく龍宮姉さんは流石だ。惚れる。そしてロリちうを情け容赦なくねじ込んでくる赤松先生はやはりゴッド領域。ネギま! ダイスッキ。 あと関…

戦争とゲーム理論の戦略思想

竹内靖雄、日本実業出版社。ビジネスのための戦略論、ゲーム理論入門書。「ああいかにもだなぁ」という取り合わせであり、正直あまり内容に期待ははしていなかった。しかし、戦略論、ゲーム理論ともに簡潔かつ適切な説明がなされ、資料の読み込みがしっかり…

はいはいいつものですよ

というわけで歯医者。装具をガッツリはめ込みました。親知らず大戦はまだ未定。やれやれ。

目指せドライブ

現在リフォーム中なので家風呂が使えなく、親父殿が休日だったため、二人で箱根まで行ってきました。鄙びた、という形容すら生ぬるい、ただの民家な温泉にザブーン。源泉そのまま薄めも暖めもなしなので、ぬるい。だらだらと一時間ほど入って、身体をほぐす。…

歴史学と精神分析

ピーター・ゲイ、岩波書店。歴史学とフロイト的精神分析学の融合の可能性について述べた本。まず重要なのは、この本はなによりも強烈なフロイトへの「読み」であり、その正確さ、的確さ、誠実さこそがこの本の最重要点である、ということだ。筆者は比較思想…

エウレカセブン

さてはて、ボダラ級激闘編も巻いてきましたよ。煮込まれてきましたよ。容赦なく飛び交うレーザー、死ぬ人は死ぬ。だがまだここが屍晒す場所じゃないホランド父さんは根性の生還。グッド。やることやって30分じゃたらねぇ、って感じすかね。ともかくまだま…

Blood+

うん、今回はとても面白かった。紅い盾の白黒コンビは本当にいい動きするなぁ。アホ兄貴もあまりアホではなく、むしろ必要なタイミングで必要な動きをしていた。今後はデビットさんの背中を追いかけて兄貴が大きくなってくれるといいんですが。主人公が出て…

晴れた日にはお寺に行こう

というわけで父方の祖父の三十七回忌でした。といっても、僕が生まれる前に祖父はなくなっているのであまり感慨はなし。久々にスーツに袖を通したら、腕がつんつらてんに為っていました。俺、身長伸びてるのかなあ。体重は減っているんですけどね。

謀略と紛争の世紀

ピーター・ハークレロード、原書房。サブタイトルは「特殊部隊・特務機関の全活動」 おおむねその通りの内容で、とにかくみっしりと、特殊部隊と情報機関がいかに、冷戦の代理紛争としてアルバニア、インドシナ、マラヤ、朝鮮半島、アルジェリア、ボルネオ、…