そんなわけで、TRPGのプレイレポもこちらで行うこととします。
シナリオタイトル:追憶 システム:シノビガミ GM:シェンツさん
浅間忍さん:矢場鉄山:38才男性:比良坂機関:和 口では調和を謳いつつ、行動理念は我利我利亡者という典型的な比良坂の忍び。C調な態度を崩さないが、その裏には……。
田中くん:"月王"槻城さやか:17才男性:我 かつて"月王"の名とともに恐れられた、凄腕の忍び。地に落ちた名声を取り返し、運命に打ち勝つべく護衛任務に挑む。
よねちょくん:"赤王"赤羽車:17才男性:鞍馬神流:情 歯車のような生き方をしていたが、一年前突如ヒーローめいた忍びに変化し、弱きを助け強きをくじく人生をはじめた青年。
コバヤシ:虎ヶ峰みのん:15才女性:私立御斎学園 議員の娘として、何不自由なく育った一般人の小娘。目の前三十センチの価値観で、わがまま放題に生きているPCヒロイン。
嘘の上に嘘が積み重なり、真実の奥に真実が眠る。全員が秘密を抱え込んだまま、奇っ怪な仮面舞踏会を踊りきるような、シノビガミらしい重厚なシナリオでありました。
シノビガミはやっぱり"秘密"の扱いが面白くて、他のシステムではGMが一点管理するシナリオ展開を、PLに分散して所持させて、その開示タイミングをルールに盛り込むことで、独特のプレイ感を出しています。
自身が抱えている"秘密"と、他PLの動き、キャラクターの反応を確認しつつ、先読み気味にシナリオのレールを引いていく楽しみというのは、難しくもオリジナルに面白いものであり、シノビガミの醍醐味とも言える。
今回のセッションはその醍醐味を思う存分楽しめるシナリオと、PL/GM全員が全員前のめりにシナリオに噛み付くプレイスタイルが共鳴して、非常に面白いものとなりました。いやー、久しぶりにTRPGしたけど、面白いなぁこのゲーム。