イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 16/11/12 コード:レイヤード『Tower of Dragon』

土曜日の夜に、GF付属のコドレを遊びました。

シナリオタイトル:Tower of Dragon システム:コード:レイヤード GM:シェンツさん

浅間忍さん:ビロウ:10代男性:チェッカー:シャドウ:ガウリロ・プリンツィップ 不破の弾丸を自在に操る、ギラついた荒事屋。命を無意味に天秤に乗っける行為が大嫌いで、銃弾の重さを知っているレイヤードである。
アカメくん:真島センリ:17歳男性:サポーター:ヴェール:ジャンヌ=ダルク 救済のラピュセルの甲冑を継承した、上流階級出身のボンボン。自分を選ばれた天才だと信じ切っている、高慢ちきな少年……なんだが、時折柔らかな部分を覗かせる。

ソエジマさん:ストーン・コールド:30代男性:ブレイカー:センチネル:石川五右衛門 心はいつでも14歳、胸の高鳴りを求め続けるオッサン冒険家。銭金や道理ではなく、常にロマン第一主義で行動する夢追い人。(きれいな表現)

コバヤシ:””反逆の獣”カイゼル・アンチクライスト:14歳男性:ブレイカー:千値練:黙示録の”獣” 死地を”獣”に救われ、その形象を模した拳法を研鑽する尖った少年。過去の記憶に曖昧なところがあり、それは世界の運命と深く関わっているらしい。

そんなメンバーが六本木地獄城に挑む、GF付属のシナリオでした。導入とモチベーションはシンプルながら、ミドルの構成が過不足無くスマートで、実プレイが圧迫されないのに満足感がある、非常に良いシナリオでした。
コドレの公式シナリオはヒロインの使い方が非常に冴えていて、ボッ立ちでタスケテタスケテとやかましいだけのカカシヒロインではなく、自分の欲望を明瞭にPCに伝え、その実現のために自分で駆けずり回ってもくれるので、あんまりイライラしない。その上で、PCにしか出来ない局面をしっかり用意し、当事者性と唯一性を高める立ち回りをしてくれるので、ありがたい限りです。

シンプルなダンジョンハックながら、要所要所でキャラ性の出たロールもしっかり行われ、掛け合いが面白いセッションとなりました。寝言多めでPC1に殴り込んだ僕のキャラをみんなで構ってくれて、卓が盛り上がる燃料になったみたいでよかった。
TRPGの設定はいくらでも膨らませるが、結局みんなで楽しむゲームなので、他人が乗っかりたいと思う誘引をしっかり仕込み、乗っかる足場を整えて上滑りしないよう、上手く提供したいといつも思っている。今回は自分のやりたい寝言と、他の人が楽しいと思うことが上手く噛み合った感じがあって、キャラが卓にいる意味をしっかり果たせた実感があった。嬉しいことだ。

というわけで、不要なストレス無しで食べごたえ十分、非常に仕上がったセッションとシナリオでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。良いセッションだった。