ドリフェスを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月16日
最終決戦直前! というわけで、前回張ったシゲさんの伏線を活かして新曲作り……を半分で終えて、慎くんの個別エピソードもやってしまう欲張りな作り。
一見半分になっているようで『素顔のディアドリーム』が突破口になるのは同じなので、統一感と食べごたえのある作りだった。
展開自体はアイドルフィクションの定番をしっかり押さえていて、人里離れたアイドル仙人の心をひたむきさで動かして、曲を貰って歌詞を考えてさあ準備完了! という感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月16日
その上で定番で流さない感情の彫り込みと、フックの効いたヒキがちゃんとあるのは、非常にドリフェスらしい。
シゲさんチャレンジは曲作りであると同時に、ディアドリの唯一の武器であり、社長が定義するところのアイドルの根源『ひたむきさ』を確認させ、後の展開の説得力を作る部分でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月16日
後ろを振り返らないまっすぐ加減は、視聴者がドリフェスを好きになる部分でもあるので、作中で評価するのは嬉しい。
後半を慎くんの悩みに回す作りも、最近サポートに回りがちだった彼に見せ場を与えていて良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月16日
曲が集大成になるので、これまでの展開を回想するシーンもダラッとではなく、感慨深く流せたと思う。ラストではなく最終話一個前で述懐させるのは、なかなか面白いな。ラストは決戦一本てことかしら。
劣勢のディアドリームがKUROFUNEに立ち向かう武器として選んだ、ルール破りの新曲構成。しかしそれは、kUROFUNEも当然攻めたポイントで、試合前にアドバンテージがなくなってしまった! というところまで一気に進めて、サスペンスを作るヒキも非常に良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月16日
ライバルが同じ土俵を作ってくることで、最終決戦はアドバンテージの取り合いではなく、中身の詰まった曲勝負、パフォーマンス勝負になる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月16日
ここら辺の準備を今回のうちに終わらせてしまえば、最終決戦はまた新鮮なドラマで起伏を付けれる。ドリフェスらしい、目端の効いた構成である。