このすばを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
二期後半を贅沢に使った温泉話、ついに温泉にINッ!!
暖かいお湯と溢れる肌色でまったり…ということはあんまりなく、ツダケン声の追い詰められたおじさんが意味深に追い詰められたり、カズマたちが追い詰められて魔女狩りだったり、相変わらずヒドい街だった。肌色頑張ってた。
とは言うものの、まったりとドタバタがいい塩梅で同居しているのが、この作品のテイスト。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
美しい観光地をのんびり楽しむバカンスの風味はちゃんと出ていて、ロケーションを普段と変えた理由がちゃんとある。まぁ羽根を伸ばしていると、すぐさまヤバい目をしたヒトが追い詰めてくんだけどさ。
助走をたっぷり取ったおかげか、肌色描写は非常に凝ったいい塩梅だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
カメラに付いた水滴やちょむすけ、風呂桶や机などを駆使し、ハンパな謎の光に頼らない芸術的な隠しが光る。
知恵を絞って演出で魅せる加減は、"オースティン・パワーズ"を思い出した。こういう頭の悪い頭の良さダイスキ。
頭のおかしい人達の頭のおかしい加減は更に加速しており、某マルチまがい商法の『食べれる洗剤』ネタもキレッキレだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
夜戦ロボとかの表現でよくある、『カメラアイに宿った光が残光として輝く』表現を、頭のおかしい人に使い倒すのは、圧力あって良い演出だと思う。常人を遥かに超えた狂気感出てる。
頭おかしい輩には頭おかしい輩を出すしかねぇ!! ってんで、まるで雨宮天声のヒロインみたいなロールしてたアクアも、あっという間に普段の駄女神に戻る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
ホントアクアの薄汚い生き様は、無様で面白いなぁ…そういう所怠けず、ちゃんと可愛いヒロイン成分も維持してるのは、優れたバランス感覚だね
他のメンバーも温泉街でまったりといい雰囲気を出しつつ、相変わらずのダメっぷりを大暴走させつつ、バランスよくコメディしてくれていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
ゆんゆんの衣装が変わっていたけど、ああいうビジュアルの変化があると『バカンス』って感じして好きだな。特別な日っていうムードがよく出る。
住人のクレイジーさと、心も体もリフレッシュさせてくれる観光地の爽やかさが巧く相互作用を起こして、いい具合に共鳴しているのが温泉編の良いところだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
それはやっぱ、『こいつらは今、思う存分まったりしている!』というメッセージをちゃんと演出出来ているから、生まれるハーモニーだ。
そういうところをちゃんと作り込めばこそ、それがぶち壊しにされるカタルシス、『いつものこのすばらしさ』も強調される。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
女神っぽく振る舞おうとするアクアの悪戦苦闘と、『デビルマンかよ』みたいな人間の襲撃との対比も、落差とバランスの気持ちよさだ。これがこのすば最大の強みかな、と思う。
『狂信が行き過ぎて、崇めているはずの神本人を魔女呼ばわり』という強めのゴークレイジーで引いたけども、最終話は一体どうなるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
ツダケンの役者力で異常な存在感を発していた限界おじさんは、一体どういう活躍をするのか。
四周に渡ってお送りした温泉編も次でラスト、非常に楽しみである。
追記
このすば追記。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
アクアの女神としての権能で温泉を『浄化』したら、女神を騙る厄介者の烙印を押されて石もて追われる展開は、ドタバタコメディとして以外の部分でも面白い。
アクシズ教徒は女神ではなく、女神を信じる自分たち、それが組み込まれたシステムへの信仰に汚れきってしまっているわけだ。
それを『本当の女神』であるアクアが『浄化』しようとしても、既に暴走しているシステムは『浄化』を跳ね除ける。あるべき姿に戻らず、ありのままに狂い続ける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
アクアの『浄化』が必ずしも良いものではないことは、ウィズへのダメージでも表現されている。白川の水の清きに耐えかねて、である。
これまでのこのすばと同じように、まっとうで普通のやり口は有効打にはならない。説得するべき相手のクレイジーっぷりは、散々笑って思い知らされている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月8日
『浄化』以外のどういう方法で、このねじれた局面を乗り越えるのか。このすばらしい解決方法が見れそうで、楽しみである。