アイドル事変を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月19日
ついに制定されたアイドル議員禁止法。八方塞がりの世界の中で、夏月と静はそれぞれ、これまでやってきた歩みを思い出し、再び歩き出すことを決める…というお話。
ここ最近下げ調子で続けてきたのを、グッと上げ直すエピソードである。
夏月がようやく笑顔になったのは、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月19日
やっぱこのアニメ、彼女の陽性のキャラクター(バカとも言う)に支えられてきた部分が多いので、いつもの調子を取り戻してくれると『あ、戻ってきた』という感じを強く受ける。
それに引っ張られる形で、静も暴走状態を収めて反撃開始…って塩梅。
夏月がおばあちゃんのトス上げで調子を取り戻し、これまで洗脳してきた人に実地で会って、自分がやってきたことが無駄ではないことを確認して…という流れも、地道でよかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月19日
議員たちが軒並み人相変わり過ぎで、パッと見誰か思い出せないのは凄いなぁと思う。回想一瞬インサートさせても良かった?
思い返すと、後半夏月はメディア越しに操作された情報だけを摂取してガン曇りし、ホントの所はどうなのかを自分の目と足で確かめてこなかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月19日
メディア批判というよりも、猪突猛進現場主義だった夏月が、自分のスタイルを取り戻した、という復調のロジックなのだろう。
かくしてWith再結成でゼロ人ライブという流れだが、それは『アイドル』に出来ることであり、『アイドル議員』だけに出来ることではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月19日
老害党党首の『アイドルと議員を切り離す』という戦術に、説得力を持って立ち向かう(ことで、作品のテーマが強調される)足場としては、弱い気もする。
目の前のことをコツコツやるのは、『アイドル議員』だけではなく、『議員』だけでなく、人間の基本姿勢である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月19日
それはそれとして確かな足場なんだけども、歌って踊れる政治家だけが持つ独自性としては、広範な価値観故に薄い気がする。そこを飛び越えたものを、来週最終話見せてくれるのだろうか。
ゼロ人ライブを乗り越えることで、後半カウンターが当たった『何故『アイドル議員』なのか』という問いに、このアニメなりの答えを出すのだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月19日
だから今週はまだ助走段階、全ての結論が出たわけではない。アイドルで議員な彼女たちだけに出せる答え次第で、お話のぶっとさが変わってくるだろう。
そのためのお膳立てとして、夏月が自分の足で自分の足取りを確認し、それに引っ張られる形で静が立ち直り、With復活という流れは、結構いいと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年3月19日
この助走を活かして、大きなジャンプを決められるか。
最終話はキョンキョン85年のナンバー、"なんてったってアイドル"インスパイアである。