フレームアームズガールを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月3日
コトブキヤがお送りする、深夜25時のホビーアニメ。
何の変哲もない女子高生のところに、最新鋭AI搭載の小美人可動フィギュアがやってきて、ワクワクドキドキのホビーライフが始まるぞ! という超定番の出だし。
キャラは癖なく可愛くて、絵も綺麗だった。
僕自身が好きなこともあって、どうしても先行作"武装神姫"と比べてしまうが、あれが神姫達が形作る独特の社会に切り込んでいったのに対し、こっちはあくまで人間軸という印象。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月3日
AS発達という設定を入れることで、主人公とFAGの交流が未熟な意識を発展させるストーリーがスームズに流れそう。
文法としては完全にホビーアニメで、『FAGは楽しいホビー! お前もコトブキヤニッパーを買え!!』という圧が、全体からいい塩梅に滲み出していた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月3日
制作過程をコミカルに、楽しそうに乗せて現実とシンクロさせ、気持ちよくお財布からチャリンチャリンさせるテクニックがホビーアニメだな、と。
お話としては非常にオーソドックスに『親方! ドローンで配送されてきたアマゾン箱から女の子が!』していたが、主役が細かいことにこだわらない、さばけた人格をしているので、15分でもスムーズに進行していた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月3日
スカート短すぎ&無防備すぎなのは、深夜帯ゆえのサービス精神なのだろうか。
15分二本立てでザックリ進めつつ、主人公&轟雷の唯一性、バゼラードとのサンプルバトルまで手際よく進め、話の基本フレームを見せるとこまで行ったあたり、話の捌き方は流石に手慣れたものだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月3日
なぜなぜ病にかかった好奇心の子供、轟雷と主人公が今後、姉妹とも親子とも違う関係を作れると面白そう
バトル要素は"ガンダムBF"的というか、制作テクニックがスペックに反映されるVR形式。半完成品であるリアル製品の特質が、こういう形で活かされるのは面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月3日
FAG制作に興味が薄い主人公も、どんどんドハマリしてバトルを向上させていくのだろう。成長を積む倉庫が沢山有るのはいいことだ。
超電磁砲、ガッチャマンクラウズ、ズヴィズダーに続いて立川が日常SFの舞台となっているが、ドローン配送やFAGの存在などをさらっと見せて、『半歩先の世界』のワクワク感があるのはいい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月3日
ここらへんは現実を重ねることでリアリティが増して、手の届く印象を出す部分なんだろうな。
ホビーアニメとしてみると、妖怪パーツ隠しや妖怪本筋ハズレなど、プラモ作ってるときの『あるある』が巧く組み込まれていて、不思議な世界がスッと入ってきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月3日
ここら辺の生っぽさと、FAGの未来感が巧く組み合わさって、独特の魅力になってる印象。なんつーか『あ、こいつらいいな』って匂い。
全体的に素直に楽しく、可愛く、面白い24分だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月3日
『FAGって、なんかいいじゃん』というイメージアップ広告としても、AIミーツガールのジュブナイルSFとしても、十分なポテンシャルを感じられる第一話だったと思います。
今回は部屋に閉じた話だったけど、みんなで色んな所行くと面白そう