アイカツスターズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
VA推しは前回で一旦一区切り、メインメンバーの洗い直し月間開始ッ! つーわけで、あことM4(約一名影も形もないが)を軸に回転するラブ・コメディ回。
まひロラを狂言回しに笑いを加速させつつ、あこの演技と恋は茶化さずキッチリ描いてきた。
今回はテンション高めのコメディ回であり、どんな顔しても『まぁあこだし』でOKが出るあこが主役になるのは、まぁ納得がいく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
勘違いで話に勢いを乗せていくまひロラも散々オバカをかまし、良いコメディエンヌ加減だった。ここぞと、ボートこげない非力ちゃんアピールしてくるローラがあざとい。
笑いを交えつつ、あこの強みである『演技』はちゃんと扱ってくれたのも良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
一応劇組トップ、そこが崩れてしまってはもうあこには立つ瀬がないわけで、専門ではないゆめの上を行っている描写を挟むことで、プライドを確保してくれたのはありがたい限り。…普通かもだがね、キャラの尊厳守るのは
さておき、こと『演技』の領域ではトップランナーのはずのあこは、すばる相手には極めてフニャフニャである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
恋をどう扱っていいかわからないまま大暴走、抑えの聞かない発情期の猫。なので問題は『演技』ではなく『恋』である。さあ出番だぞ、おそらく作中一番精神年齢高いかなた君!
かなたはあこを本当によく見ている。自分が恋の対象になってないことも理解しつつ、それでも精一杯の助言を与え、あこがあこであることを間違えないよう、的確なアドバイスを出す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
あこの恋心にも、状況を打破する妙案にも気づけない純朴なすばるとの対比が、なかなか面白い。
『恋は恥ずかしいことじゃない。胸を張って受け入れて、巧くコントロールしろ』というかなたのアドバイスは、半分以上自分に言い聞かせているのだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
『俺のことを見てくれなくても、お前が振り向いて欲しい相手のために、もっとうまく自分を制御しなよ』と言える高校一年生。人間出来てるなぁ。
実際かなたはあこへの好意を隠しきって、演技を成功に導く。あこはすぐのぼせるので、かなたの好意を意識してしまったら、また真っ赤になって大暴走だろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
すばるとゆめとの距離感も見ているし、すばるとの関係も守りたいだろうし、自分の気持ちを隠すのは正着ではある。しかし切ないな。
『あこが暴走する恋心を収め、劇組S4に相応しい完璧な演技をやりきるまで』の物語としてみると、迷って悩んで答えを見つけて、いい具合の道を歩いている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
その裏でかなたは適切に自分を押し殺し、そして真心を必要なだけ絞り出して、八方巧く収まるように気を使う。なかなか報われない裏方仕事だ。
すばるへの恋(その結果としての大暴走キャラ)はあこの重要なパーツなので、これを解決するのは彼女の物語が終わるタイミングだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
かなたが自分の気持ちを表に出しても問題ないタイミングは、結構先になりそうだ。しばらくクレバーな制御役をやり続けることになるだろう。そのうち報いて欲しい
かなたの冷静なコントロールは、すばるの鈍さを際立たせもする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
悪人というわけではなく、というかむしろ良い子なんだけども、全体を見通す目はない。
それは純朴で熱血であることの裏返しであり、今回クレバーになる役はかなた、という住み分けの結果でもある。まぁ、すばるはそういう子なのだ。
むしろコメディにも参加せず、すばるとの恋を進めるでもなく、あこの物語が先に進むためのトス上げに徹していたゆめの優等生っぷりが見えだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
良い子で目端が利き、そこまで汚れない。これまでの描写を踏襲する立場をキッチリ守り、的確に仕事をしていた。まぁゆめまで暴れると収集つかんしな。
あの力と小春絡みでダメージは追いつつ、ゆめは作中一番保護されているというか、荒波に揉まれない安定した立場にいると思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
個人的な好みとしては、もっと荒野に踏み出して、ガンッガンに負けて暴れて良いと思うけどね、キャラ属性としては『凡人』なんだし。変に保護されてる印象を受けてしまう。
さておき、小春に朝陽にきららまで出てきて賑やかな回であった。朝陽兄さんは相変わらず直結脳で、最高に気持ち悪いな…。(褒め言葉)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
恋心を指摘して話を進める役を、きららに任せたのは良かったと思う。今回の座組だと、まぁきららがナチュラルに言う以外手筋がない。ノルマこなした結果かもだが。
久々の新曲となった"ハッピー☆パンチ"は、恋を扱ったエピソードとも重なる甘くて元気なナンバー。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
明るい曲調と歌詞、ハッピーな振り付けもいいが、全体をプレゼントボックスに見立てたステージセットが小粋で良かった。箱を閉じて終わるのが、MVっぽくて新鮮だったな。
恋と笑いで元気に話しを弾ませつつ、あこが女優として、プロフェッショナルとしてしっかり道を進んでいくエピソードとなりました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
やっぱかなたの人間力が圧倒的で、彼が支える限りあこメインの話は崩れないと思える。その分、他のエピソードで地獄めいたヨゴレ系便利屋稼業をやっているわけだが。
個別エピで良いもの貰ったから、不遇(って言い切っちゃっていいだろ。あこがやってる物語的役割は必要な仕事だが、だからこそ他のキャラにも分割して背負わせて欲しい)も受け入れれば良いのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
その疑問に答えは出ないが、切れ味の良いエピソードを貰ったこと自体は猛烈にプラスだ。
今回彼らなりの青春を思いっきり走って、あことかなたは生き生きとしたキャラクターになったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月15日
このエピソードで得たバイタリティを、キャラレベルでも作劇レベルでも活かし、今後につなげて欲しいなと思う。
次はローラか…正直、個人的にはスターズ全体のジャッジをせざるを得ない話になる。