Infini-T Forceを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
タツノコプロ55周年記念作品は、過去のヒーロ達が混ざりあった世界でアッセンブル!! 濃口の3Dモデルがビュンビュン跳ね回り、良い声のオッサンたちが黒髪ロングの醒めた眼をした少女を取り囲む!!
クセは強いが、俺の好きなものが山盛りでイイアニメだ
というわけで、座組からして『タツノコ番アヴェンジャーズ』な企画。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
3Dモデルによる濃口の絵面、アクションのケレンの付け方も、どこかMCU作品を思わせ、いい意味でアニメっぽくない。
ケンが二兆回くらいスーパーヒーロー着地してて、『どんだけ着地を見せたいんだよ!』と突っ込んでしまった
日常シーンのモデリングはやや浮いてる感じもあるが、アクションになってみると各員の個性が浮かび上がってきて、破壊された街で個性豊かなヒーローが大暴れする気持ちよさが前に出てきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
キャラモデルがリアルなだけに、小物や風景がプラスチックに見えるのはちとミスマッチかなぁ。
そう感じるのも、声優の演技含めた日常シーンが結構好みだから。特に鈴村が思う存分鈴村してるポリマーことタァケシ(平川さんの胡散臭い演技も最高)は素晴らしい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
エグザイルの悲しみを背負いつつも陽気ないいアンちゃんであり、努めて明るく楽しく生きようとしてる感じが良い。
ボーリングのシーン、『え? なんでボーリング』と思うんだけども、故郷を失ったスーパーヒーローも、超胡散臭い敵か味方かガイも、ボーリングぐらいするよなという良い日常加減で、男たちのキャイキャイも良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
この違和感と納得のバランスは、『鉛筆』というキーアイテム選択も同じか。
ポリマーは流された異世界でも人間性を維持し、日常に溶け込もうと努力している。スプリットするのも含めてボーリングだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
対して、息をするように念力でピンを倒すダミアンは、超常の力への責任感がない。そこが、ヒーローとヴィランを分ける。そんな相手にも、ポリマーは手を差し伸べる。
ヒロイックの根源を探るのは初のアッセンブルシーンでも同じで、ヒーローたちはまず傷ついた少女の命を気にかける。敵と戦うより、無謀な運転を咎めるより早く、だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
ここら辺の根っこがしっかり描写されていたのは、ヒーローフィクションとしてとても大事で、信頼が置ける所だ。さすが大野さん。
ガッチャマン×ポリマー×テッカマンの大暴れシーンは、各員の個性とケレンがいい具合に炸裂していて、ヒーロー夢の共演のワクワクがしっかりあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
ポリマーのカンフーアクションと、ガッチャマンの鳥のような飛翔がちゃんと違う重力で描かれていて、凄く良かった。キャシャーンも楽しみだ。
デザインが原作を踏襲しつつ、しっかり現在風にリファインされているのも良い。やっぱ今のはやりはぴっちりなマシーン・マッスル・スーツだよなぁ(ヒーローファッションの現在を読み解くスルドイ視点)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
逆に言うと、過去のタツノコヒーローのデザイン力が高く、今でも通じるって話か。
僕は直撃世代ではないけどタツノコヒーローは好きで、思い入れもある。過去作の延長線上ではなく、完全新作としてこの作品に出会う層は、今回のデザインどう思うんだろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
主観の色眼鏡は外せないから、僕には最高のナイスデザインなんだが。やっぱ細マッチョのイケメンが宙を舞うの最高~。
過去との衝突点という意味では、作品オリジナルのヒロインにして主人公、エミChangも気になるところ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
黒髪ロングで『世の中つまんねーな』って顔してるデザインは120点であり、クロスオーバーの根本を突然手にれてしまった導入も、新米ヒーローの定番であり、パワフルな主人公力だ。
俺に直撃世代のいい声声優に取り囲まれ、多層世界とヒロイック・バトルの真ん中に放り込まれる美少女という構図は、ちょっと乙女ゲーっぽくもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
タツノコ番アヴェンジャーズと、黒髪ロングの乙女ゲー主人公。面白いミスマッチで、今後どう転がるかが楽しみだ。
早速第1話からキャイキャイしてるオッサンたちが可愛いので、エミChangともいい塩梅にキャイキャイして欲しいもんだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
バトルも大事だけど、ダラーっとした日常で作られる戦士たちの絆ってやつが、俺は大好きでねぇ…ボーリングのシーン良かったので、ああいう感じでお願いします。
今回はいかにも導入編という感じで、濃口キャラの肖像画とインパクトある見せ場、その接着剤になるタケシの人格をガガーっと描く塩梅。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
各キャラクターのオリジン、敵さんの事情、世界が重なり合う理屈とかはおいおい明らかになるか。細かく整理してくれるんで、置いてけぼりって感じはなかったな。
アヴェンジャーズしかり、リーグ・オブ・レジェンドしかり、スパロボしかり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
各作品の次元の垣根が取っ払われ、敵も味方も入り混じっての大バトル! というのは結構おなじみの題材だ。それだけに食いやすくもあり、オリジナリティ出すのが難しい題材でもあると思う。
そこに背骨を入れるのが、タツノコ55年の伝統であり、作品を積み上げる中で確立された悲哀と血生臭さ、泥臭さのヒロイズムだと思っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
キャッチーでわかりやすい導入に、どう『タツノコらしさ』『Infini-T Forceらしさ』を出していくかが、二話以降の課題になると思う。
敵さんの『押忍! 俺たち悪者呉越同舟軍団! ドロドロ解ける硫酸ぶっかけあったりするけど、目的のためには仲良くやるよ!』感も良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
タケシと因縁があるダミアンがどう動くかが、話を転がすアクセントになりそうだ。Zのヴィランフォームがどんだけイカしてるかも気になるなぁ。
というわけで、色々ごちゃごちゃ乗っけつつ、土台の強さと引きの強さが好感の第一話でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
既に巨大なサーガを背負ったタツノコヒーローと、『ヒーローなんていない』世界で生きているエミがどう交錯し、新たなヒロイズム神話が生まれるか。まずは来週冒頭、キャシャーンとの立ち会いが気になる。
ポリマーアクションの3D解釈がかなり良かったので、キャシャーンのメタルモツ抜きバイオレンスバトルがどう演出されるのか、今から楽しみなんですよね。(Sins大好き人間)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月2日
出会い編が終わったら各人のオリジン、人格も見えてくるだろうし、新クール早々からワクワクアニメに出会ったわ。楽しみ