アイドルタイムプリパラを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
最後のグランプリついに開幕ッ! なかなかネーミングが決まらない主役三人をよそに、しゅうかのゴージャス&ストイックな勝負根性はメラメラと燃え上がり、ガァルルとバックの邪悪な捕食は加速する。
3クール目の〆を前に、集大成感のあるチームでの勝利回。
つうわけで、身内の大事な人への特別なお披露目の後は、万人に向けてのステージである。ユニットの絆強化自体は先週終わっているため、すぐさまステージに立たない道具立てが必要で、名前探しはその為か。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
安易にザーッと決めず納得を大事にしているところは、チームに賭ける思いを感じて良い。
先頭切った時点でしゅうかの負けは決まったようなものかもしれないが、今回のしゅうか周辺の描写はなかなかに面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
自前のゼニを持ち出してまでマイ・ドリームを土俵にあげようとするのは、勝ちへの強い思い故か、そこからはみ出した個人的な勘定があるのか。
しゅうかにとって、ファララという超自然存在に選ばれること=NO1であることの証明なのだろうし、それとは別の感情をファララに持っているのかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
個人的には感情の質量がぶつかり合い、激重ブラックホールが発生する展開は大好物なので、しゅうかにはファララとゆいを好きでいて欲しいなぁ。
そんなしゅうかのステージを見ているガァララの描写も、今後に通ずる重さがあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
一人でも勝てる、一人でも輝ける。しゅうかのステージに目を輝かせるガァララは、自分を縛り付ける宿命の勝利者として、しゅうかに憧れている。あのとき、二人はすごく健全に『アイドルとファン』だ。
孤独孤高といいつつも、しゅうかのステージは人々の目をひきつけているし、ガァララもまた『誰か』を求めている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
別に『みんな』が同じスタイルで踊る必要はないけども、スタイルを超えて求めているものは多分、皆同じだ。でもそこには、乗り越えなければいけないねじれがある。
長い時間を結成したユニットに名前がつき、主役たちが勝つ今回は一つの『終わり』でありつつ、まだまだ解決されていない歪みを顕在化させる『始まり』でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
ラスト1クールの背中が見えてきたタイミングで、こういう描写を挟むのはとてもクレバーだなぁ、と思った。年明け後が楽しみ。
一方、主役勢はネーミングに悩みつつ、夢を奪う夜の精霊を追っかけまわし、物理的解決で夢を取り返していた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
何事も、拳で解決するのが一番手っ取り早い。迷わずボコりに行く辺りプリパラだなぁって感じだが、ガァララとマイ・ドリームの対話はまだ先なのだな。
ステージ前の回想が完全に最終話のノリだったが、ゆい・にの・みちるそれぞれの歩み、夢のカタチの違いを尊重する形に仕上がっていたのは、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
夢とともに歩くことも、夢を思い出すことも、夢自身になることも。様々な個性があるが、そこに差異はあっても優劣はない。どれも尊い戦いだ。
そんなバラバラの三人は、さんざん凸凹をぶつけ合ってお互いを認め、掛け替えのない仲間としてステージに立つ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
しゅうかの孤高はけして間違いではないが、マイ・ドリームが掴まえた夢のカタチだって、当然嘘じゃない。本物と本物がせめぎ合って、一つの決着に辿り着く。
今回始めて敗北を知ったしゅうかが、マイ・ドリームと自分自身、孤高と結束をどう捕らえるかは、とても楽しみだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
まほちゃんが『みんなトモダチ』に自分なりの答えを出すまでに、あれだけ時間を使ったプリパラが、単純にしゅうかに『みんな』の価値を見つけさせ、自分を捨てさせて終わるとは思えない
尖った個性を迷いなく叩きつけあったからこそ、チームになる意味をマイドリが見つけたように。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
しゅうかは負けたことで勝ちを目指す意味を、現実を追い求める意味を、一人でいること、みんなでいることの意味を、もう一度洗い直して欲しい。それはしゅうか個人だけでなく、作品にとって意味深いだろう
三人同時エスコートを経てファララも大復活を果たしたが、それと同時にガァララは眠った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
夢を食いつぶす害獣悪漢が退治されてメデタシメデタシ…としないのは、次回予告を見ても、ここまでプリパラが積んできた物語を思い返しても、当然のことだ。
勝利の結果ファララが覚醒し、ガァララは眠る。昼と夜のシステムは常に犠牲を必要とし、その運命を踏みにじるべく、ガァララは女の子の夢を踏んでいる。自分もまた、『あのステージ好き!』と目を輝かせる、一人の女の子なのに。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
そんなネジレを前に、夢を取り戻し夢を押し広げる主役は、どう動くか。
しゅうかの敗北との向き合い方も含めて、来週非常に楽しみである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年12月13日
あ、地獄委員長二度目のステージ、彼女なりのアイドル道って感じでよかったですね。
『上田麗奈繋がりなら”Girl's Fantasy”で綺麗にまとめても良くね…?』とかは、思ってても言わないこと。