アイドリッシュセブンを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
雨の後には虹がかかる。虹をかけるためには、雨が必要になる。夢に近づいたが故に生まれるすれ違い、好意が害毒となる相転移の瞬間。
アイナナとしてデビューしてもMEZZOが頭を引っ張るトップヘビーな歪さと、『2』が『1+1』でしかない状況を丁寧に描く谷間回。
というわけで、デビューしても問題山積、一難去ってまた一難なアイナナである。局面が変わると、乗り越えたはずの問題が再度顔を出すばかりではなく、別の方面から問題を投げてくることが、巧く話しの奥行きを作っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
ファンの語源はFanatic。愛情は常に狂気を孕む。
シーンの繋ぎ方としては、曲を奪われてダウナーなムードの後始末をして、初の全国ツアーでハッピーな空気を『7』で作り、ヒマで元気な『5』と大車輪でクタクタな『2』の対比、その『2』がバラバラな状況を同時進行で描いていく形である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
結構圧縮率が高い話だが、巧く暗喩を使って描ききっていた。
アバンの舞台挨拶は、現在の『7』がどういう立場かを巧く描写している。緊張と不安で時々支え支えになりつつ、余裕があるやつが助け舟を出し、あるいは天然がナチュラルに乗り越える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
無敵で余裕には程遠いけど、スクラム組んで一歩ずつ前進。みんなまとめてアイドリッシュセブン、である。
しかしそこには当然個性と断絶があって、ミーティングのシーンでそれは如実に示される。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
部屋の座り方は
⑥ |⑦⑤ ③④ |①②(キャラを番号表記)
冷静なまとめ役(大和と一織)、不満タラタラ班(陸、荘五、三月、環)、その対立から離れた場所にいるイレギュラー(ナギ)という配置だ。
ナギは道化役として、『アイドル』の本質を直感できる才覚の持ち主として、アイナナの中でも特別な場所にいる。『ガイジン』なのも、そのイレギュラー性を民族として背負った結果かもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
そんな彼は、歌を奪われたことに激怒し、普段の戯けキャラを忘れ、『7』の一員にはならない。
しかし感情を表に出し、不満を共有すること…それを受けて三月が凸凹した現状をポジティブにまとめ上げることで、ナギはいつもの仮面を取り戻す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
それは放置していたらかなり危険なことになる、本気の憎悪だったように思う。が、今はそれが噴出するタイミングではないのだろう。
今回(そしてこれから)問題になるのはMEZZOなので、同じ不満班に属しつつ、荘五と環は隣には座らない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
心を通じ合わせるには、お互いの人格成熟度も、本音の隠蔽力も違いすぎる。しかしそんな『一人と一人』が強引に牽引すればこそ、現状アイナナは前進できている。
どれだけきしみが入っていても。環の幼さと荘五の過剰な『イイコ』力が限界近くに達していても。MEZZOは歩みを止めれない。アイナナは現状、『7』ではなく『5+2』なのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
それを考えると、ファンサービスと多幸感にまみれたツアー・ポートレートも、残酷な腑分け図に思えてくる。
『2』がバラバラに軋み続けるので、残された『5』は基本余裕を与えられている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
一織も持ち前の眼の良さ、生真面目さを衝突させることなく使いこなしているし、大和と三月のお兄さん力は鈍ることなく、環のミスを受け止める。陸の体調も安定してる。
アイナナはかなりキツい波を被せてくるので、全員同時にひび割れると簡単に瓦解する。なので、『悩む役』と『受け止める役』が局面ごとに切り替わりつつ、お互いがお互いを支え、あるいはすれ違う感じで話が進む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
全員問題ありだが、仲間を思っていないわけではないし、背負えないほど弱くもない。
第5話では陸、第8話では一織、そして今回ではMEZZO。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
『悩む役』を切り替えつつ、基本『受け止める役』である大和や三月の歪みなんかも描きながら、そしてナギをワイルドカードとしてうまく使いながら、話はここまで来た。
壊すときは派手に、容赦なく。MEZZO崩壊の切断面は、残忍で痛い。
というわけで、『5』の方はデフォルメギャグ顔したり、ゆるふわ旅日記したり、重い展開の空気穴として頑張っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
一織くんが『小さくてカワイイもの』が好きなオーラを出していたけども、あんたソレまさか、いちばん身近な『小さくてカワイイもの』にLOVEだから生まれた好みか…良いよそういうの。
三月メインターンはアニメ放送中には来ないかなーって感じだが、『アイドル』に焦がれつつ届かない辛さ、必要な『才』や『華』を弟に取られてしまっている切なさ、その弟に支えられて(ともすれば憐れまれて)『アイドル』への道を歩んでいる彼には、ドス黒い闇がたっぷり眠っていると思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
ここら辺もそのうち切開されて、今回の環の幼児性、あるいは荘五の頑なな善性の仮面のように、地獄を生み出す種火になるんだろうけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
キャラの抱え込んだ膿を全部掻き出さないと、アイナナ一生安定しそうもないしな…安定したらしたで、ど濃厚な闇を詰め込んだ新キャラが登場しそうでもあるし。
とまれ、現状は『2』の方である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
好みも背負っているものも情報の公開度も、それを受け取って解析する目の良さも全く違う二人は、当然のように噛み合わない。だが、『5+2』が『7』でいるためには、MEZZOは休むことを許されない。
環のガキぽっさは分かりやすい瑕疵で、これまでも重ねて描写されてきた。一人ではTV局にもたどり着けない。体調悪いの分かってるのに、相手に合わせて歩調を落とすことは思いつかない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
お兄さんSが凹んだ環に、膝を折って目線を合わせてくれたような優しい賢さは、彼には遠いわけだ。
しかし無知の知というか、自分がバカで無神経であること、それが周囲と衝突することは(ある程度)理解している。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
荘五に何度も『わかんねーからちゃんと言って!』と吠えるのも、落ちかけた携帯電話を握ってやるのも、荷物を背負ってやろうとするのも、ガキなりの心遣いだ。
しかしガキは、そういう優しさを同形にして共有すればいいかまでは思い至らない。『俺はこうだから、お前が合わせろ』とは言えても、『お前はそうなんだ、んじゃあ俺が合わせるよ』とはなれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
そこら辺の歩み寄りと未達が共存していて、なんとももどかしく痛ましかった。
陸の喘息にしても、一織のフリーズにしても、アイナナ時空は一回デカい失敗しないと、自分の未熟を思い知れないルールがあるようだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
『俺が俺が』だった環は、今回最大の『俺が』である妹への純情を利用されて、仕事に穴を開ける。それは会社と信用に大きな傷を付けて、彼を苦しめる。
三月お兄やんが、マネジが必死に頭下げている様子を実地で見せていたのが、良い教育者だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
環だって、他人を傷つけたいわけじゃない。でも配慮と自省が足らなくて、『俺が』が前に出すぎた結果、『7』は死亡寸前まで出血している。『2』だって崩壊寸前だ。
至近距離で荘五を見て、彼が隠そうとするひび割れに気づいている描写からも、環が本当に盲目ではない、ということは見て取れる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
目が開いてて、でも自分が巻き起こした波紋を見て取れない彼に、三月はその始末を見せ、学ばさせようとする。『俺が俺が、じゃねえぞ』と。
その後のお部屋シーン(ナギがアウトサイドではなく、ソファーに座ってるのが状況変化を反映していてグッド)でも、これまで正論を押し付けるばっかだった一織が、環の事情を聞き出そうとしていたり、『5』の成長が見えた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
ゆるふわチームは気づけば、マブな絆で繋がったクルーになっているのだ。
しかしそこに、荘五はいない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
内側に抱え込んでいる『なにか』をけして表に出さず、『大丈夫だよ、兵器だよ』と『イイコ≒都合のいい子』の仮面を被ることで他人を遠ざけようとする防衛行動は、環の裏切りで静止してしまう。
『アンタの『俺が、俺が』はもう十分』
固く閉ざされた扉が、無言で告げる
荘五という外付けパーツを失った瞬間、行き先を見失い、ファンに荒い言葉を使い、行き過ぎた愛情に溺れていく環の姿は、『1+1』でしかなかったMEZZOがバラバラになるとどうなるか、如実に示していた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
アレをフォローしてたんだから、そら負担もかかる。
その子供っぽさが魅力となって、女性を引き付けエロ担当五位にお仕上げもするわけだが、画面越しに見る『アイドル』と、息のかかる距離で迷惑投げつけられる間合いは意味が違う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
自分が荘五の負担になってる状況を見れないまま、『ホントの事言ってよ!』という子供の、荒々しい残酷さね。
環は凄くシンプルに、本音を言い合えば世界は回るというルールを信じている。事務所の圧力も、スポンサーの降板もない。最高の『7』が最高のステージをすれば、何もかもうまくいく神話を夢見ている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
だが、本音を言ってもらうためには、それを預けるに足りる信頼がいる。
環のあけすけな幼さは、それを自ら破壊していくし、己を改めて信頼を養う土台を作る素振りも(まだ)見せない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
今回キツい学びを経たことで、また大きく変わっていくのだろうけども、『そうちゃんホントの事言ってよ!』という言葉は、シンプルすぎる自分の世界を他人に押し付ける傲慢でもある。
黒塗りの高級車に『父』を見て、ぶっ倒れるほどの忙しさで胸に救った暗闇を追い出そうとする荘五にとって、環のガキっぽい理想は既に通り過ぎた場所、裏切りも失敗も知らない安全圏でしかないのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
そんな相手に『ホントの事』は言えない。『イイコ』の仮面で距離をとるのも、ある意味当然だ。
今回、MEZZOが二人きりで動くシーンは軒並み夜である。夕方のTV局への道も、悪い女にたぶらかされ、あっという間に裏路地に飛び込む。(ここらへん、第10話で大和が歩いた道にちょっと似ている。アニナナにおいて、嘘のエロスは裏路地で展開するわけだ)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
それは『1+1』の間にある不信感、成熟度のズレ、『2』になりきれない不安定さを塗り込めた黒だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
不吉な空から雨が降り出したときは、その直喩力にちょっと笑ったが、変化の表現はダイナミックな方が良いもんな。男一人がぶっ倒れるんだ。そら、雨くらい降るわ。
MEZZOを包む黒い闇は、裏路地を通じて仕事に穴を開け、信頼にデカい傷をつける。それは『俺が俺が』のガキだった環の世界にヒビを入れて、『本当のこと』だけでは回転しない複雑さ、それを機能させるために必要な配慮を、彼に教えもする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
このひび割れから、どういう芽を伸ばすかが大事だろう。
一方、壮五の殻はなかなか破れない。環が不器用につつき、あるいは殴りつけてみても、『イイコ』の鎧は簡単に外れない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
その源泉がどうあれ、壮五は分厚い鎧で自分をまとわなければ生き残れない『なにか』を、心と過去に抱えている。アイナナ文法に則れば、それは『家族』にまつわる事件だろう。
そこら辺の切開は、身体の不調という形で大穴が空いたラスト以降、来週からの物語で語られるところだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
軋みは大きな傷となり、『1』でも『2』でも収まらないダメージを与えた。環と同じように、その傷の深さを見て壮五もまた、己を変えていく必要があるだろう。
その時、まだ安定した地盤に立っている『5』がどれだけ支えてやれるか。聞いてやれるか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
環への熱量と愛情のこもった対応を見ていると、なんとかなる感じもある。が、『イイコ』の鎧は本当に堅牢で、引っ剥がすのは苦労しそうだなぁ…だれが一番槍をつけるか、結構楽しみである。
幸福と軋轢と。感情のドラマに大回転するアイナナの周囲を、今週も紬は必死に走り回っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
アイナナのマネジとして姉として母として唯一の女(マドンナ)として、そしてクルーの一員として。荒波を共にするうち、かなりタフになったなぁ…『北風がヴァイキングを作ったッ!(バァ~ン)』て感じ。
感情を直接に受け止め、問題に体ごと飛び込んで解決していく当事者性は、常に『アイドル』にある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
紬は今回も、壮五の危うさを察しつつも、常に側について爆発するのを防ぐ仕事は担当できない。それは『アイドル』が乗り越えるべきドラマだからだ。
主人公(ヒロイン)なのにある意味蚊帳の外で、しかし『7』が機能するためには絶対必要なサポーター。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
アニメにおける紬のポジションはかなり抑圧を聞かせて、適切な場所においてある印象だ。目立ちすぎないよう、破綻しないよう。TRPGだと一番技量のいるPC番号だな。
また、『ファン』が持っている凶暴な側面にもしっかり光を当て、その意味を問うてきたのは面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
光り輝く『抱かれたい男NO5』になるということは、ああいう陰りに足を取られる、ということでもある。ガキな環は、当然セックスの本音を乗りこなせるほど大人じゃない。なのに性対象として見られる
ある種の非常に特殊で、でも切実なチャイルドアビューズが発生している状況を、結構大事なところで見せてきたのは、良い真っ直ぐさだな、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
キャーキャー言われる。発情の対象になる。
『アイドル』につきまとう誘惑のゲームは、凄く真摯なものを踏みにじり、癒やされない傷をつけることがある。
これがエロゲームも提案できちゃう大和なら、ある程度乗りこなせたんだろうけども。環ボーイはプリン大好きなベイビーちゃんだから、愛の狂的な側面を押し付けられて、マジびっくりしたのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
そら拒絶反応もでる。しかし、それもまた『アイドル』につきまとう『ホントの事』なのだ。
環がいう『ホントの事』は、当然『真実』ではない。環が見ている世界、見たいと思っている願望が反映された、環だけの『ホント』だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
ファンもアイドルも、みな環と同じだけの重たさの『ホント』を抱えていて、それが衝突することで世界は回転している。その事実を『ヤダ!』と言ってもしょうがない。
そして壮五の『ホント』は、笑顔の仮面、いい人の便利さの奥に幾重にも隠されている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
それを表に出さなければ、真実問題は解決しないのに、仲間に心を預けることに怯えて、抱え込んで膿んで、生み出した毒でぶっ倒れてしまった。
『ワルイコ』も『イイコ』も、それぞれの地獄を生み出した。
しかしそれは、未熟さや頑なさも含めた彼らの『ホント』であり、そこからしか未来には歩き出せない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
信用を傷つけたこと。ファンの影の顔にショックを受けたこと。大丈夫がぜんぜん大丈夫じゃなかったこと。問題は山盛りだが、荒々しい手段でもそれは表に出た。
となれば、MEZZOを包んでいた分厚い黒にも、ヒビが入ったということだ。環は自分がしでかした事態の重さを真摯に受け止め、学ぼうとしている。『5』の兄ちゃんたちも支えてくれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
返事がいつもの『うん』ではなく『はい』なところに、成長の萌芽と真剣さが見えて好きだ。
そして壮五も、『ホントの事』を隠し続けた仮面がぶっ壊れて、今までどおりではいられない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
『迷惑をかけられない』『自分が我慢すれば』という都合の良さは、全てを背負えるほど強靭ではなかった。なら、別の柱を立てるしかないのだ。陸も一織も、そうして新しい自分に踏み出してきた。
というわけで、デビューなった『7』の表向きの順調さと多幸感、『2+5』の不自然さ、『1+1』の危うさと破綻を、一話にギュッと濃縮したヘヴィなお話でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
いやー、なかなかボコスカ殴ってくるアニメだな! ファンのグロテスクさをなすりつけられた環のリアクション、最悪で最高だったな!!
激しい雨が降り注ぐが、小鳥遊事務所の傘は小さい。大手の圧力、メンバーの未熟、色んな傷から血が噴出する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
しかし、雨が降った後には虹がかかり、水を恵みとして花も開く。厳しい試練を糧と変え、仲間の助けを杖にして、『1+1』が『2』となり『7』となる物語を、楽しみに待ちたい。
あ、『2+5』がどんだけ不安定かを丁寧に描くことで、のんきな暇人『5』がとっととパワーを付けて、『MEZZO+その他』ではなく『アイドリッシュセブン』にならなきゃならない説明をしっかりやっていたのは、今後の展開を引っ張る良い足場づくりでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
七人で始まったんだから、七人で終わる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
それが自然なわけだけど、このアニメはそれを『2+5』にあえて分解し、フェスで『7』になれるチャンスを潰し、『2+5』じゃぶっ壊れちまう現状を今回見せてきた。
物語が要求する『ホントの事』にたどり着く道は、なんとも険しい。その嘘の無さが面白さでもある
そこら辺のドル筋をどう鍛え、どう『5』を世間に認知させていくかも含めて、この大激動からの展開は非常に期待が高まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
やっぱきっちり容赦なく凹ませて、そこから復元してよりタフになった姿を見れるってのは、成長と変化の物語(物語は大体そうだ)の醍醐味だよなぁ…そこビッシリでオナシャスね。
そういう意味では、先に傷を受けて超回復した一織とか陸が、他人を気遣う立ち回りを見せていたのは、非常に良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
お兄やんたちに背負われるだけじゃなく、一番ガキなやつをおぶってやれる足腰を、ボーイたちも手に入れつつあるわけだ。まぁ鍛えても、今後も地獄が待ってんだろうけどな…。
まぁその地獄をハラハラしながら見守りたくて、このアニメ見てる部分もあるけんね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
アンタも! アンタも! アンタもそうなんだろっ!(唐突なペールゼンごっこ)
顔の良い好青年達が、地獄めいた因縁に放り込まれてそれでも歯を食いしばり、光を目指して前に進む姿を見たいんだろッ!
俺は見たい。心の底から。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
環のすっぽかしで『アイナナ』が負った傷は、かなりデカいと思う。仮面の奥で広がった、壮五のダメージも相当なもんだ。
でも、その陰りから前に進み、雨上がりの虹のたもと、黄金が埋まるステージに進む姿は、必ず見れるだろう。来週も楽しみ。
※訂正
※訂正
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
今回のアイナナ感想において、『壮五』が全て『荘五』として表記されていました。訂正いたします。
※訂正
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年3月12日
今週のアイナナ感想で、『紡』を『紬』と表記しておりました。失礼いたしました。訂正いたします。