ルパン三世 PART5を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
怪盗紳士が帰ってきた!
イタリアン・ゲームを制した小粋な大泥棒が、次に訪れたのはフランス!
今風ガジェット多め、ダウナー少女ヒロインで、行くぜ新世代!!
やや静かな立ち上がりながら、どっしりやっていく気概を感じる第一話だった。
というわけでルパンである。2015が大好きなので、再びTVで見れるのは嬉しい。座組も大体似た感じだが、シリーズ構成を大河内一桜に据えてどう動く、という所。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
取り敢えず、出だしの情報分析画面にレベッカいたのが、彼女のファンとしては嬉しい。
何しろ長いシリーズなので、過去作へのリスペクトと現代性、相反する要素を両立させなければ『ルパンっぽくない』、となってしまう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
何が『ルパン』を『ルパン』足らしめているか、見抜く批評眼。一話一瞬ごとの楽しさをちゃんと持ち込むエンタメ感覚。現代性を表現するセンス。まとめるバランス感覚
大看板を支えるためには、色んなモノが必要になる。しかも(おそらく)2クールの長丁場。なかなかに地力が必要だが、色々やっていくぞ! という気概はそこかしこに感じられた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
アミCHANGのパンツの皺とかな。気合い入れすぎだろ…素晴らしい。
古典と見られがちなルパンだが、他の古典がそうであるように前衛でもあって、ナウいガジェット、アツいネタには迷わず手を出してきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
そういう良い意味でのミーハーさは今回も元気で、犯罪Amazonとか、ルパンGOとか、仮想通貨泥棒とか、デジタルトレンドの前線とルパンを接近させる内容だった。
ここらへんは適度に嘘をつきつつ、取材の強度が必要になる題材かと思うが、なかなかいい塩梅に味付けされていたと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
ウェラブルPCをさらっと使いこなすルパンは、なかなかフレッシュなイメージでいい感じだ。やっぱルパンには、テック関係の情報と技術、最先端でいて欲しい。
まあlあんまり尖りすぎてマイナーなネタに突っ込むと、今度は『知ってる、楽しい!』という『ルパンらしさ』が消えもするので、ネタの取捨選択はとても難しいと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
今回のデジタルガジェットの書き方は、そういうバランスを上手く取ったと感じた。
アクションはド派手な感じではないが丁寧で、特にカーチェイスが洗練と野蛮を共存させて良かった。車が縦に立つの大好き。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
潜入アクションに銃撃戦、カーアクションに謀略戦。『ルパンが活躍する舞台は多彩なんだぞ!』と第1話から魅せる構成になっていたと思う。
反面、シリーズヒロインであるアミちゃんはまだまだダウナーで、現状ちょっとフックが弱い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
レベッカ・マニアとしては、『ルパンの花嫁』という強烈なフックを持ってた彼女とどうしても比べちゃうけど、強く引っ掛けないからこそ描けるものもあるだろう。それは次回以降、か。
『ダウナーナード気質の要介護ウィザード』ってキャラ付けは、ルパンヒロインにはあんまいなかったタイプなので、今後の動かし方が楽しみだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
恋と冒険にバチバチというより、ルパンの父性を引き出す仕事すんのかな。やっぱヒロインの性質で、『ルパン』の軸って変わるもんだね。
結構時間を使って説明されてた、犯罪Amazon・マルコポーロ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
デジタル技術とクラウドの眼で追い込んでくる彼らが、今後の物語を支える軸になるのだろうか?
シリーズを貫通する太い軸と、1話ごとの切れ味。両方やんなきゃいけないのが難しいと思うが、それは相補的な関係にもある。
現状、顔の見えない富豪たちのネットワークは、なかなかいい感じに不気味だ。奴ら相手にルパン一味がどう立ち回り、ギャフンと言わすかは楽しみでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
取り敢えずルパンGOをどう切り抜けて、どんくらいひどい目にあうか、だな。初手でちゃんと踏んで、モチベ高めて欲しい。
2015はとにかく単話の切れ味鋭いエピソードが多く、その熱量が本筋に勢いを与えていた感じもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
ディジタル悪党とのバチバチも楽しみではあるが、どんな話やっても『ルパン』になっちゃう懐の深さを活かし、切れ味鋭いエピソードを期待したい。
それは未来として、今回は実質二話連続の導入編、その前編といえる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
来週描かれるだろうエピソードのオチは、アミのキャラクター性、物語へのモチベーション含めて、シリーズ全体の見通しを描くことになるだろう。きっちり、鮮明にやって欲しいところだ。やっぱツカミ大事だからな。
ヒロインに引っ張られる形で、ちょっとダウナーに切り出したPART5だが、その分説明が細やかで、描写にも独特の静けさがあると感じた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
この足場をどう生かして『PART5だけのルパン』を魅せるか。クレバーで軽妙な雰囲気は、結構好きだな。エピソードによって顔変わるだろうけど。
『アミがなぜあの密室にいたか』は露骨な伏せ札で、これを公開することで彼女が真実ヒロインになるとも思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
来週公開されるか、はたまたもうちょい引っ張るかは分からんけども、大事な部分だ。しっかり興味をそそられ、あの子が好きになれるような謎だと良いなぁ。ビジュアルと声で既にアドあるけど
あ、とっつぁんが油断のない強敵としてしっかり描かれていたのは、2015以降の流れを感じて非常に良かったです。タブレットを使いこなすクレバーさが、非常に頼もしい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
”峰不二子という女”見てると、サイドキックの男への警戒感ガン上がりするな…スんゴイことになるんだろ、知ってんだぞ?
そんな感じで、静かな感じで立ち上がったPART5第1話でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
このクールな雰囲気がどう転がるかは先を見なきゃ分からんけども、全体的に丁寧で、なおかつ『ルパンっぽく』て、いい感じだと思いました。
滑走路を整える構成となった今回に続く、飛翔の第二話を楽しみにしたいと思います。
あ、OPはポップでシャレオツで、『また違ったルパンを見せるぞ!』という気合とバランス感覚が同居する、とても良いもんでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月3日
全体的にパステルで柔らかい感じなのに、不二子のTKBはうっすら描写するエロティシズムが、なんか好き。お色気描写のバランス感覚も、今後楽しみなところだね。