ペルソナ5を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
オレたち心の怪盗団、バトルに青春大忙し!!
2クール目に突入し、OP曲も変更。そこのタイミングで総集編…を細かくカットアップして、間に真との交流を混ぜる構成。
楽しい青春と顔面ボゴボゴの取調室が良い対比になっていて、独特のビートがあるエピソードだった。
というわけで、14回目のP5アニメである。ここまでの道のりをザラッと回想しつつ、真の友情と成長を描いて、それ全体を尋問室でくるむ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
P5という物語の構造をコンパクトに纏めて、視聴者に再提出するお話だった。イベント盛りだくさんで進んできたのを、小休止して整理する感じ。
総集編要素は細かく切り刻んで、蓮くんの楽しい日常に混ぜて食わせる感じ。のっぺりと時系列順にお出しされるより、食いやすい構成だったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
モルガナが普段のにゃんにゃん喋りをやめて、凄い勢いで解説始めたときは少し笑ったが。情報量多いからしゃーなしだな!
学校行って、超常ダンジョン潜って。今回のお話はP5がどういうお話であるかと同時に、キャラクターの日常がどういう形か確認する回でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
ペルソナ能力に目覚め、怪盗団をはじめたからこそ出会えた仲間、弾む青春。灰色の世界は、物語開始時より少しだけ色づいている。
その一端として描かれているのが、真の人間的成長。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
将来に悩み、友だちが出来て、ノータイムでビンタ。クズマさん声のクズホストは、メメントスでボコる!
こうしてまとめると、芯の強い生活しとるな生徒会長…『なんとなれば暴力がある!』という自信が、彼女を強くしている。ある程度の暴は大事。
イイコの檻に閉じ込められてた真は、なかなかそれから出れない。しかしイイコであることは、悪いことばっかじゃない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
えーこを正道に引き戻せたのも、後ろ暗いことから距離を取り、背筋を伸ばして生きてきた経験あってのこと。
今の自分となりたい自分。悩みつつ間合いを見つけることが成長なのだろう
これまでのキャラエピに比べると、総集編と並走した結果ちょっと温度低くなった感じもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
クールはじめの交通整理。人間の感情に切り込むというより、莫大な情報量を処理するの優先になるので、人情の機微に切り込んでいくキャラ個別の描写とは、ちと水が違うわな。
しかしパレス攻略が始まると、対応ヒロイン&ボス受け止めるので手一杯になるので、合間合間に個別に掘るのは大事だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
何しろ描くべき情報量が多い(と思う)ので、構成はかなりロジカル&テクニカルだな。その冷静さが、キャラへの愛着を殺すってこともないし。
堅物生徒会長の悩みに付き合い、実質デートを繰り返す。友達の悩みを聞き、一緒に荒波を乗り越え関係を深くする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
キャラエピを描くことは、蓮くんの輝く青春を描くことでもある。のだが、時系列をいじって”挫折した未来”を差し込むことで、シンプルに甘くしないのはP5の面白いところだ。
『イヤでも結局、ミスってパクられて顔面ボゴボゴでしょ?』という苦味が、真との青春絵巻を素直には食わせてくれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
その陰影は、超常パワーを手に入れて超絶調子乗ってるガキどもの物語を、良い感じに締めてくれている。破滅に至るまでの過程を確認する、サスペンスの源泉でもある。
未来時間軸の取調室が、灰色の世界を彩る青春を囲い込む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
物語を支える構造を、エピソード単体に織り込むことで再確認する。
メタ視点の再確認という意味でも、クール始めにふさわしいエピソードだったと思います。キッチリ次のパレスへの導線を引いて終わるのも、なかなかグッドナイス。
電子の世界で匿名に守られ、ブイブイいわせてる怪盗団。そこに切り込む謎のハッカー…という導入部だけで、結構ワクワクする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月7日
惣次郎おじさんが”なにか”に時間を取られてる描写が、忙しい展開の中に露骨に挿入されてたけども、そこと関係あるのかしらねぇ。来週も楽しみです。