ハイスコアガールを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月13日
あの時、アーケードは楽園だった。
ピコピコボーイの甘酸っぱい夢を飲み込む、電子筐体のノスタルジー。唸るソニック、吠えるスクリュー。俺たちが見たかったゲーセンラブコメが、今ここにある。
権利問題乗り越えて、遂にアニメ化。
3Dたぁ思ってなかったが、いいじゃん…。
つーわけで、狂乱の91を舞台に始まったスーパーノスタルジーゲームラブコメが、平成最後の年に殴り込みである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月13日
いろいろ因縁が絡んでこの年の放送となったが、もはや”懐かしむもの”となったレトロゲーム達がこのタイミングで命を与えられるのは、ある種の宿縁すら感じる。
全体的に原作のテイスト、テーマの軸足をしっかり掴んだアニメ化だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月13日
押切漫画特有の、IQ高いんだか低いんだか判らないモブ達。専門ネタを芳忠さんのテンション高いナレで押し流すテンポ。可愛い大野さん。アホバカだが可愛いハルオ。
美味しいところをきっちりまとめて、とても食べやすい。
甘酸っぱい青春、遠いあの日へのノスタルジー。作品を動かすエンジンがたくさんあるアニメだけど、最大の燃料になる”ゲーム”が全ての根っこにあって。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月13日
ゲームが60fpsで動くから、アニメもそれに合わせて。3Dで再現した筐体が浮かないように、トゥーンレンダリングで。表現のフレームを全部合わせてある
ハルオが妙なテンションでブーブー言ってるプレイングは、高田馬場のゲーセン・ミカドの全面協力もあり、全て実機&実プレイ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月13日
チラッと映るだけなんだが、立ちスクキッチリな大野さんのプレイに”嘘”がないことで、作品全体が下支えされる。
一事が万事そんな感じで、投げに敵を巻き込むハガーの”上手いプレイ”とか、バッタのように飛び込んでくる春麗を大Pで叩き落とす作業とか、しっかりゲーム画面が生きていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月13日
その嘘のつかなさが、ノスタルジー塗れの幻想をしっかり立たせてくれる。
そんなゲームの魔力に、ハルオと大野さんの甘酸っぱい青春が絡む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月13日
オッサンの視線から見るとハルオ超”勝って”て。黒髪ムッツリゴスゲーマーお嬢と時に殴られ時に協力、ゲームが繋ぐ心と心ってオメー『何億兆円出せば体験できんの?』って感じの酸っぱさだ。
そこに込められた特別性は、今まさに渦中にいるハルオには判らない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月13日
アーケードゲーム(つうかアケ格ゲーか)が隆盛していくに従い、だんだん背丈が伸びていくハルオ。
今は無邪気な小学生ムーブだが、段々と大野さんとの関係も変化し、さらなる酸っぱさが醸造されていくだろう。
その成長記録を、時代の流れ、『ああ、ああいうゲームあったねぇ…』という懐かしさと一緒に、たっぷり食べれるかと思うと今からワクワクである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月13日
二人がちゃんと可愛かったの、凄く良かったな…やっぱ押切くんの描く女の子は可愛い。男の子も可愛い。
チンパンカップルを熱演した松岡&日笠コンビ含め、原作のチャーミングなところを大事に大事に整えてアニメにしてくれていて、とっても良かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月13日
大野さんのメガバイオレンスも、キッチリ仕上げてくれてグッド。パンチマジ重そう。いやー、来週も楽しみだ。