DOUBLE DECKER! ダグ&キリルを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
繁栄と悪徳の街、リスヴァレッタ。労働者の血と涙を潤滑油に回る経済に、新人刑事達が挑む!
って感じの第三話。作品世界を一気に走った第一話、キャラの信念を掘り下げた第二話に続いて、世界観とかサブキャラとか、いろいろ目配せするお話。
つーわけで三話目のダグ&キリルである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
お話としては”リスヴァレッタによくある風景”を描くことで、作品世界の矛盾とか現実とかを、視聴者とキリルに理解らせていく感じか。
巨大ゴンドラのスペクタクルに心躍りつつ、世知辛く生臭い搾取と、搾取される側が善人とは限らない業の深さは現実と同じ。
あえて泥臭い労働争議詐欺を題材にするところに、作品の真面目さが見える気がした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
公害による肺病自体は、アンセム関係なく起こってる当たり前の不正、繁栄の必要経費なのがなぁ…スーパーヒーローの出番を用意しつつ、社会性を維持していこうという意欲を感じる。
お仕事モノとしてみると、キリルの空回りっぷりがアホらしくも可愛い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
ダグを尊敬するからこそ、SEVEN-Oの仕事に可能性を感じるからこそ、意気込み、飛び込み、間違える。
バカのやる気はなかなか結果を出せないけども、キリル・ボーイは純粋で真っ直ぐで、可愛いやつだ。
ほんとあいつダグ好きすぎて、見てて可愛い。相棒の尻を拭う形で、ベテランであるダグの凄みも演出できるしね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
キリルのバカ属性はダグのクレバー属性と対になってるわけだが、賢いことするシーンでダグが頭トントンするのが、人間コンピューターっぽくて結構好き。
不在の元相棒へのジェラシーも含めて、今は歯車が噛み合わないキリル。彼が仕事を覚え、自分が本来どういう人間であるか見据えたら、本物のヒーローになれるのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
形式主義に流される浅はかさと、社会の矛盾ややるせなさに本気で憤るハート、両方持ってるのがいい少年主人公だなぁ、と思う。
欠点を見せるのが仕事のキリルに対し、ダグは完璧であり続けるのが仕事。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
『あー、はいはい』でクソウザ新人を受け流していると思いきや、結構憎からず思ってる気配もあって、この二人の凸凹カップリングは好きである。
キリルが自己犠牲見せた時、嫌な顔するのが複雑な過去を想像させる…
と思ってたら、次回早速元相棒出るようで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
『まぁ死んででねぇよな』とは思っていたが、回収が早い!
このスピード感はとてもいいし、キリルの抱えるジェラシーをドカンと解決することで、ボーイも一皮むけるだろう。
バカで真っ直ぐな少年刑事の成長モノってのが、この話の背骨の一つなんだろうね。
同時に群像劇でもあって、いろんな個性の連中がワチャワチャしているのも、とても楽しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
今回は”ルーキー”ケイちゃんが、優秀で天然で可愛いところを存分に発揮。桂デザインが素直なヒロインロールに乗っかって、”強い”キャラに仕上がっていた。
新人同士の密やかなロマンスが転がりそうな感じもあるし、まーったく脈なしキリルの一人芝居という匂いもする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
食いしん坊な所、相当キレる所、捜査に同行する中で個性がみえてきたので、今後も巧く使って欲しいところだ。”出来る新人”枠で、”出来ない新人”キリルと対なんだな、ケイちゃん。
敵さんも幹部級が顔を出し、話を構成するパーツの顔見せ回って感じでしたね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
事件が発生する構図自体は、”街”が必然的に背負ってしまうもの。アンセム専従で一般犯罪に関与できないSEVEN-0の立場が、今後絡んできそうではある。ダグの理想もデカいし。
アンセムという特殊な道具立てを活かす形で、法の在り処とか、正義と現実の矛盾とか、普遍性のあるネタに切り込んでいけると、より面白そうな感じだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月14日
そういうところに踏み込めるよう、オーソドックスを大事に濃い口付けてる配慮は、随所に感じる。今後どうなるか、来週も楽しみですね。