HUGっとプリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
HUGっと世界にサンタは実在したッ! 衝撃の事実を軽やかにスルーし、出るわ出るわの元幹部。
世間に満ちる幸福を尻目に、迫るケーキと女の賞味期限。最終盤に向けてのインターバル回、明るく楽しく行くぞっ!
て感じの、ハッピークリスマス回。そらカッパも天狗も実在してんだから、サンタくらいいるわなぁ…HUGっとの生々しさとファンシーさのナチュラルな同居、結構好きよ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
相変わらずの欲張り構成で、季節ネタとサブキャラの最終描写と幹部の退場を、一話にギュギュッと詰め込んで進行。賑やかで良し。
クリスマス要素を前半にまとめて、後半はほぼジェロスさんにまとめる形になっとった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
ただクリスマス…ってだけでなく、職業体験要素とか、アスパワワに満ちた世界とクレイジーな社長の対比とか、ゆるい中で色々やってるのがHUGっとっぽい。
こういう圧縮率を押し通すために、超便利なのがスーパーサイエンティスト・トラウムおじさん。ルールーちゃんとの関係進展、第40話の”その先”という回でもあったか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
あの時上手く言えなかった”お父さん”が、サンタ見習いとしての頑張りを間近に見て、また野乃家から”家族”を学んで言えるようになる。
スルリとえみるメインに移行してしまった、後々あんま顧みられなかったホームステイ期の温もりも回収する感じで、なかなか好きな運び方だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
はな抜きで接点もってるところが、あの家族生活は色んなモノを生んでたんだなと(後出しでも)思えてよかった。変則型はなルー。
トラウムおじさんはすっかり毒気が抜けて、複雑な家庭事情をそれでも陽気に受け止めていこうという、ふつーのオッサンになってた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
重たいもの腹に抱えつつ、空気が重たくならんように道化を演じ続けるオッサンは、やっぱ偉いと思う。クリスマスだもん、涙は似合わんからね。
いろいろ捻じくれた誕生と経過を経て、ロボットとマッドサイエンティストはお互いHUGし、海苔入りカレーを食べる仲になった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
そのちょっとトンチキな収めどころが、ボケボケな二人らしくてよかったな、と思う。圧力高い話が続いたんで、こういうゆるっとした関係性描写が妙に心地よい。
はなちゃんはえみると一緒に、はぐたん抱えて空の旅。久々の職業体験ネタが”サンタ”というのが、HUGっとらしいといえばらしい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
特別なイベントでアスパワワ満ちる世界を描写して、一ヶ月間続くだろう最後の激闘に向け、世界観を確認しておくのは周到だ。さー社長の拗らせた意識が唸るぞ!
自分のイマジネーションが具現化する”絵描き”、あるいは誰かの笑顔を運ぶ”サンタ”。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
ココ最近、キャラの総決算と言えるエピソードが続く中で、さあやもほまれも道を定めた。主役のはなが夢の輪郭だけを掴むのは、お友達に比べるとちょっと遅いかもしれない。
それを主役に背負わせるところが、HUGっとらしくていいな、と思う。まぁプリキュア、共感引っ張るためにダメっ子主人公多めなんだけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
はなが記していた美しい花を、別の場所で社長が同じように描き、その後白く塗りつぶすのもクレイジーでよかった…良かった?
ジョージとはなの鏡像関係はこれまで幾度も描写されてきたわけで、最終戦でも大事なモチーフとなるだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
息抜きユルユル回でありつつ、そこに延びる描写をスキなく混ぜ込んでくるのは、なかなか油断がない。はなの未来の夢も、社長は永遠で塗りつぶす気なのか。中学生にウェディングドレスは”ヤバ”
そこら辺は次回として、今回はジェロスさん最後のご奉仕。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
売れ残りのクリスマスケーキと、時間に追い立てられる妙齢の女性を重ねるエグさは、さすがの坪田さんだなという印象。
全体的に重く生臭く、小娘が背負うにはハード過ぎる! …と思ったら、個人的な時間を共有した仲間が浄化を担当。
ぶっちゃけジェロスさんは上手く深掘りできなかったキャラだと思うし、今回の”処理”も唐突ではあるんだが、芋ジャー下積み時代の”絵”があまりに良くて、色々納得してしまった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
何がなくとも幸せだった。その多幸感も若さゆえかも知れないけど、多分、もう一度やり直せるから。
ひと足お先にヌルい日常を満喫してたイケメンたちが、ジェロスさんの鎧を引っ剥がすのは正しいチョイスだったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
パップルさんもジェロスさんも、ジョージと関係を持ちつつ破綻したけども、何かの代理品として幸福を届けるサンタ役は、まっぴら御免ってことかジョージ…そのくせ他人を代用品に…
クライアス社のオフィスラブは相当にエグくて、輪郭だけ描いていくのは正解だと思う。あんまディープに描きすぎると、完全別の話になっちゃうからな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
揺るぎない真実を、褪せることない永遠を。自分を本気で求めない相手を残酷に切り落とすジョージの態度は、世界に対しても同じ形を取る。
ここら辺深掘りしてくのが、残り一ヶ月の戦いかな、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
白く塗りつぶせば、壁の花(英語の慣用句だと考えると『目立たない女性』で、はなの暗喩でもあるか)が永遠になるわけじゃないのに、それでも塗らざるを得ない。
ヤダ味満載の生臭カルマ男が、最終決戦の相手である。ヤベーな!
そんなメインシャフトの他にも描写が色々なキャラに向いてて、オーナメントたっぷりのクリスマスツリーのような話だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
前回あまりにぶっ飛んだ状況で、未来への道が定まったさあや。ママンとのちょっといい話でそこんトコ補強したり、はぐたんがよくお喋りしたり。
玉砕したのに気さくな関係を続けられるハリー&ほまれは強えな…って感じだが、”クリスマス”という風習が欠片すらないハリハム村の荒廃を考えると、笑ってもいられないシーンだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
話も終盤、ハリーもあるべき場所に帰ることを考える時期である。というか多分、話の最初からずっと視野に入れてたな
残り一ヶ月の激戦を混絵に、HUGっとが手に入れてきた穏やかな、しかし確かな幸福をゆっくり確かめる回でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
パップル社長と仲間たちに似た小さな幸福を、ジュロスさんとイケメン達も掴み取ることができるのでしょう。残った激重ネズミ共、どーなんだろうな…。
次回予告の段階で”ヤバ”が放射能漏れしてる、はなの花嫁姿も気になるし、年明けからはジェットコースター。今回確認した幸福を守るべく、プリキュア最後の決戦であります。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月25日
激しい戦いも穏やかな幸福も、両方嘘じゃない。そういうバランスを確認する上で、大事な話だったかなと思います。次回も楽しみ