イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

トーキョーナイトメアシナリオ 『キング・オブ・リング』

・今回予告
 さあ今年もやってきました、超人たち夢の祭典"キング・オブ・リング"決勝戦
 地獄のリーグ戦を勝ち残ったのは地獄の悪魔と、そのかつての盟友。
 一度は背中を預けあい、お互いの魂を信じた戦友の体に、必殺の拳を、本気の投げを叩き込む。
 それだけが戦士(チャクラ)の絆を確かめ、燃やし尽くす命の証明ならば。
 ギラつくライトの下で、魂燃やしていただきましょう!

 トーキョーナイトメアシナリオ
 "キング・オブ・リング"
 今日だけは、悪夢ではなく熱い激闘(ゆめ)に酔え!

 

 

・レギュレーション
▼経験点の使用
 0~40点

▼必要な神業
 2個以上の防御系神業

▼特殊なレギュレーション
 このシナリオではダブルハンドアウトを導入する。
 PCはシナリオ開始時では明らかにされていない、特別な動機を持ってシナリオに参加することになる。
 ミドルフェイズ以降、任意の段階でキーハンドアウトを公開することが可能である。

 このシナリオは最強のレスラーを決める、聖なる闘いがクライマックスとなる。
 そのため、PC1とゲスト"エル・ディアボロ"しか肉体戦は行えない。
 PC2はリングの外から、何らかの支援を行う立場となる。
 神業や支援特技で、闘いの行く末を決める特別な立場となることを、事前に承知しておいて欲しい。

 このシナリオではロスト保護のルールを適応する。
 プロレスリングは限界まで鍛え上げた戦士が夢を見せるショーであり、殺し合いではないからだ。
 また"キング・オブ・リング"決勝のゴングが鳴らされ、試合が始まった状態でミドルが開始する。
 データ的な肉体戦は全てが決着するクライマックスのみ、運用する形となる。
 回想シーンが多数挟まれ、時系列が行き来するシナリオである。

 今回のシナリオは、PCが勝利し最後に立っていることを、唯一の結末としない。
 負けてなお何かを掴めるのであれば、勝敗はよりドラマチックに選択されて良いとする。
 参加するPLは自分の中のファイティングスピリッツに素直に、最も劇的な結末へと自分たちを導くこと。
 無論、PLが勝利する結末でも良い。
 熱く、激しく、嘘のないドラマをリングに刻み、それをみんなで楽しむことがこのシナリオの目的だ。

 

ハンドアウト
PC1 ベビーフェイス 推奨スタイル:チャクラ コネ:"エル・ディアボロ"(肉体)
 君は善玉レスラーとして、体を張って銭を稼いでいる。
 団体最高の栄誉、"キング・オブ・リング"のベルトを賭けたリーグ決勝戦
 対戦相手はかつてのタッグメイトであり、今はキミを敵視する覆面のヒール"エル・ディアボロ"だ。
 マスクを被り、リングネームを変える前の彼とは、魂を通じ合わせた戦友だった。
 キミを睨みつける激しい視線に当惑を感じないわけではないが、ゴングを前に、レスラーは止まれない。
PS "エル・ディアボロ"に勝つ

※一言
 リンピオとして、ルードに堕ちたかつての相棒を最高の舞台で正すポジションです。
 それは最初に与えられたレールでしかなく、PLが望む方向に物語を進めていってください。


PC2 ヒールレスラー 推奨スタイル:なし   コネ:"エル・ディアボロ"(感情)
 キミは悪玉レスラーとして、体を張って銭を稼いでいる。
 団体最高の栄誉、"キング・オブ・リング"のベルトを賭けたリーグ決勝戦
 君はエプロンサイドから、戦友(タッグパートナー)である"エル・ディアボロ"の姿を眺めていた。
 血の小便を流し、地獄を乗り越えてようやく立った決戦の場。
 自分がリングに上がらなくても、そこには確かにキミの魂が乗っかっていた。
PS "エル・ディアボロ"を勝たせる

※ルードとして、キミの悪に惹かれた最高の戦士を見守るポジションです。
 思いっきりレスラー導入なのに立場としてはサポーターです。すいません。
 なので推奨スタイルは”なし”としました。