ぼくたちは勉強ができない を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
夏ッ! 唯我成行の甘酸っぱい青春は、ニューカマーを迎え更に加速する。夏期講習での出会い、メイド喫茶でのセカンドインパクト。
サバサバ風通しの良いちびっ子浪人生、恋愛受験戦線に堂々のリングイン! 年上の立場だけが成し遂げうるものが、そこにはあるッ!
そんな感じのあしゅみー先輩登場エピである。強い…あの女、先生とは別の角度から”強い”よッッッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
つっけんどんな態度を取りつつ、一年上の浪人経験値をいい方向にぶん回し、頼れる先輩として”学校の外側 ”から独自の存在感を出す。人格もサバサバ水切れが良く、素直に好きになれる感じ。
このお話、コメディやりつつキャラの根っこが真面目な所が好感の理由だと思うのだが、勉強を頑張る理由と言い、後輩の面倒見と言い、短い時間で『あ、この子好きだわ』と素直に思わせる真面目さがドドンと詰まっていて、まぁこりゃ好きになるわ。強いわ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
後期開発ヒロインほどベーススペックが高く、搭載した記号に無駄がないのは連載ラブコメの面白いところだが、まぁ優秀なキャラである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
先生で唸った”ギャップの強さ”も、先生とは別角度でゴリッと生きてるしな。見てくれよこの身長差!
©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会 pic.twitter.com/fJ26uDDBSS
ちびっ子BODYに詰め込んだ侠気、頼りがい。蓮っ葉に見えてときおり見せる媚び。ワリと江戸っ子の理想造形をしており、九鬼周造先生も大満足であろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
メイン三人が拾いきれない、”受験生”としての成行を積極的に拾いに行くのもグッド。そこ大事にしてあげて!
とはいえ理科無理なあしゅみー先輩にとって、成行くんは”先生”でもあり。真冬先生がポンコツで付けてる弱点を、人格強度を維持したまま別角度から照らしてる印象。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
三人娘と先生のいいとこ取りハイブリッド+αといえるか…なんだぁゲルググか?(うるかちゃんはズゴック。水泳部だから)
あしゅみぃ先輩は小悪魔っぽく成行くんをからかいつつ、付かず離れずいい距離を取り続ける。それは文乃にとっても同じで、恋愛指南役で安心してる足元をグラグラと揺らしに行く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
年上の彼女が触媒になることで、恋愛模様は化学反応が早まり、グツグツ煮込まれて別の領域に進みうるわけだ。
明るく楽しく清く正しい、ラブとコメディ。そこから半歩踏み込んで、生臭い葛藤と感情を物語にねじ込むためには、外部からの一押しが必要になる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
あしゅみぃ先輩のサバサバした人格、状況把握能力の高さ、ツッコミ適性はそういう”触媒”としての機能から、逆算されて生まれたのかもしれない。
ここらへんの機能優先主義はうるかちゃんのヒロイン造形にも繋がるもので、お話をスムーズに展開させ、ラブコメとして必要な温度と圧力を生み出してくれる。とても大事なものだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
それ故、便利なラブコメツールとして使い倒されて、勝者になれない気配も漂う。あしゅみぃ先輩がかわいそうだよねぇ!
刃皇はさておき、ここでもやっぱただの機能で終わらせず、爽やかな人格造形、漂う可愛げ、好きになれる魅力がキャラを彫り込んでいる所が、救いであり残酷でもある。諦められたら、とても楽なのに…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
この話に”受験”という別軸があるのは、ある意味救いだなぁ、と思う。
登場人物全員、相当に真面目に受験に挑んでいて、山あり谷ありの道を進んでいったら、どっかで報われる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
そういう予感が恋一本で世界を閉じるのではなく、別方向の自己実現にヒロインたちを向かわせるルートを開放していて、”受け身”を取らせてくれそうなのだ。
まぁようやく五大ヒロイン揃い踏みで、お話の基本構成が形になったぐらいのこのタイミングで、最終戦争(アーマゲドン)の心配をしてもしょうがないのだが。アニメ、そういう結末まで確実にたどり着かないし。連載真っ最中だし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
しかしまぁ、無駄に先を読んでしまうのはオタクの悪徳である。
あしゅみぃ先輩は学校からも、成行の生徒である上下関係からもフリーな鬼札だ。必要なタイミングで突っついて、物語全体を転がすことが出来る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
まずは文乃…と思っていたが、触媒としての役割を匂わせるところで止めて、化学反応自体は次回以降に持ち越しであった。動き出したらまぁ”地獄”よ。
そういうお仕事と同時に、彼女自身の受験と恋がどう転がって、成行くんを小悪魔ムーヴでドギマギさせていくか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
甘酸っぱい二人の掛け合いを、もっと見たくなるチャーミングな登場回でした。んーむ、強いし可愛いわこのちびっ子。あっという間に三人娘の尊敬も勝ち得てる所が、このお話らしくて好き。
そろそろ1クールの終わりも見えてきて、一旦のエンドマークをどう付けるのかも気になりだす頃合い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月8日
新たに投入されたサバサバ爆弾が状況をどう変えて、話が転がってくるかもワクワクです。来週はどんな物語を見せてくれるのか、楽しみですね。