ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
暴走したチャリオッツ・レクイエムは、人々の魂を入れ替える。”矢”が導く、スタンド能力の”先”…その片鱗が生み出す喜劇と、油断のならない状況。
スタンド能力は魂の力、入れ替わっても消えはしない。入れ替わりが生み出す混乱と希望、その先には何が待つか。
そんな感じの「これってもしかして...」「私たち...」「「入れ替わってる〜!?」」(流れ始める前前前世)な回である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
ポルポル君は亀になるし、ブチャチームはおもしろ漫才を始めるし、先週までの緊張感、絶望感はどこへやら。でもこの一瞬の息抜きが妙にありがたい…そんな感じのお話。
とにかく声優さんの技量、芝居と表情の付け方が良いエピソードで、入れ替わり状況を定形表現で流すのではなく、わざとらしくない楽しさで見せてくれた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
側が入れ替わっても、姿勢と表情で中の人が判る表現力は流石である。”眼力”でキャラ判別してたんだなぁ…。
『同人誌かよ!』とツッコみたくなる入れ替わり漫才だが、トリッシュINミスタが銃を蹴り上げて隙なく構えるところとか、異常に少年っぽいジョルノとか、今まで見れなかった絵が見れて楽しく、嬉しくもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
鳥海さんのトリッシュ演技は、過剰なわざとらしさを極力廃して凄く良かった。面白かったし。
ひとしきりおもしろ漫才で笑った後は、世界で一番いい声した亀が”上”に登って色々説明するターン。ポルポルくんうっかりしすぎ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
二年前の事件が妙に日常的で、ジョジョらしいペーソスがあって好きだ。チャリオッツは便利棒か
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亀の”眼”を見ても、力は魂に宿るということがよく判る。身体が入れ替わってもミスタの銃捌きは相変わらずだし、スタンドも出る。全ては精神の力なのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
入れ替わりシチュで重たい空気を抜きつつ、意外な角度から物語を支配するルールを確認する。変則的ながら有効な運びだと思う。
『スタンドは魂に宿る』というルールを、笑いの中で確認したおかげで、ブチャラティINディアボロの意外性、かっこよさも良いヒキとして機能する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
OPが変わったことからも判るように、悪魔はその素顔を見せた。
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よく見るとしっかりブチャラティの”眼”なところが非常に良いけども、こっから状況をどう転がすか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
喜劇の時間は終わり、シリアスな悲劇が始まる時間だ。そこで損なわれるもの、継承されるもの。OPでジョルノが、ポルナレフ式キンクリ対策しているところが面白い。
四肢不全者から亀へ、ポルポルくんはどんどん無力になっていく。しかし知恵は一切損なわれることなく、若人の背中を支えもする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
同時に死に際のあがきがチャリオッツをレクイエムに変え、この混乱を生んでもいるのだが。ボスの身体をブチャラティが”乗っ取った”とも言えるこの状況、さてどうなるか。
肉体からはじき出されたディアボロの魂は、一体どこにあるのか。レクイエムの全容は如何なるものか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
おもしろコメディに押し流され忘れがちだが、謎は多いし、状況は油断ならない。ブチャの超かっこいい登場は、『オメーらすっタルんじゃねぇぞ!』とチーム(と視聴者)を叱咤激励するようでもある。
しかし今回見せたチームの信頼感、朗らかな笑いは、この先どんな悲劇が待ち構えていても嘘ではないのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月14日
『亀の中で仲良くなったのかな…』と思わせる、トリッシュのナランチャへの信頼感。ハンドサイン一つで油断なく動くチームの連携。
最終決戦を前に、良いもん見れた回だった。来週も楽しみ。