っしゃああー! シスプリ四話実況ぅ!!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
”夢”を一つの鍵として進んでいく、初めての個別回。またちーちゃんが現代伝奇のオーラ出してる…。
そして雛子の、無邪気で過剰な幼児性に満ちた夢。ガタイは低学年なのに、中身は未就学というアンバランス。オタコンテンツだと結構あるネ。
あんま明言されないが、航は”じいや”が側につきっきりなハイクラスの出身。掃除などの生活維持を自力でやるのは不慣れ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
『兄チャマのお掃除はゴミだらけデスッ!』四葉の無自覚な煽りがいてぇ。
そして亞里亞の扱いが難しすぎる…急な兄妹関係だからとか関係なく、亞里亞がムズい。
地味ーに各員の私室を写して、どういう妹かを見せる運び。パルファム付け過ぎだと思うよ咲耶…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
絵に書いたようなハプニングスケベ。ここでも”初めて”の対象は可憐で、ザ・妹の面目躍如。
衣食住、全領域で妹と共生することに失敗し、決意が揺らぐ航。しかし花穂の涙にほだされて、雛子を探すことに
こうしてみると、花穂は自分の弱さを人質に状況を動かしていくズルさがあり、天性のマネキンという感じがする。その割には腹黒属性付かんかった記憶。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
流されるまま雛子と合流し、差しだされたパンケーキは食べない航。”兄”でいることへの戸惑い、共有の拒絶。それにめげず逆手に取る、タフな雛子。
花穂と咲耶の会話に見える、ビミョーな間合いのズレ。岩崎監督のセンスが滲んで結構好き。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
ちーちゃん一生タロット占いだけしてるね…。ガルバンによるメタ描写の代わりに、アルカナという古い暗示装置で展開を補強する運び。最近だとスタミュで春日野先輩がやってたネ。
お菓子でご機嫌取って、とっととMISSIONをクリアしたかった航。しかし子供は存外賢くて、不誠実な約束には抗議してくる。家事より、こういうことが今の航は不慣れ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
花穂の自白プロセスはドジというよりバ…残念な感じであるが、『黙っているの大変だったでしょ?』で受ける可憐も大概である。
フツーは突っ込んだり波風立つところでも、妹同士は無条件に思いやり、スムーズに状況は進む。航周辺以外で波風立てないという、強めの意思を感じる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
おもちゃ屋にでじこいるのは、製作委員会にブロッコリー入ってる座組ゆえか。
航は雛子の目線に合わせて動くが、山田は膝を曲げない。地道な差異。
具象としての熊は見つからないが、”おにいたま”は見つかった。抽象的な関係こそが求めるべき宝という、”賢者の贈り物”的な運び方。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
ここまで不吉なものでしかなかった夕焼けが、雛子を背負って歩く航を通じて、ちょっと体温を手に入れるシーン。変化をうまく切り取り、結構好き。
1日時間を共有することで、かなり寛大になった航。元々人間のいい奴なので、”兄”に目覚めたというよりも、妹といることで資質が開花していく感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
具象より大事な抽象を見つてた途端、具象が追いついてくるって構造も寓話的。まぁ夢っぽい話だからなシスプリ…リピュアキャラクターズとか。
いつでも帰れるなら、もう少し居ても良い。雛子に振り回される時間は、航にとって結構楽しかったのである。こういう妙に善良な所が好き。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
ここら辺の心境変化が、四話付き合って”シスプリ”に少しずつ馴染んできたアニメ初見視聴者とシンクロする…かどうかは、ちょっと分からない。
朝焼けのモノローグから始まった物語が、夕焼けのモノローグで終わる。同じ悩みを、別の角度から見ることができるようになり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
この話の行きて帰りし構造は結構好き。
航の妹評価は”いい子”。可愛いとかは横において、人格を見ようと頑張ってる所が好き。それでいいのか? 良いんです。
というわけで、最年少雛子をヒロインに、航が少し妹に馴染むエピソード。雛子に優しくすることで、優しい新しい自分に戸惑いつつ、だんだん許容する話でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
無印は灰色の無個性人間だった航が、”兄”という唐突なロールを獲得することで、中身を塗っていく成長物語の側面が結構ある。
過剰なファンシーさと強いメタ構造、ぶっちぎりのトンチキで目立たないけども、航が終始良いやつで、なおかつ良いやつ過ぎない塩梅は変化の物語として、なかなか良いと思っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月12日
自分がいいやつであると、妹を通じて航が納得するまでの物語。そこに妹がいる物語。雛子の個別エピは、その第一歩だ。