しゃあ! シスプリ第7話実況仕る!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
この島に吹く風は、君のいる町にも吹くのだろうか。今日の航は特別ポエジーだな……。
肌で感じとった”風”の温もりに、『そんなばかな』と一発入れてしまう冷静さ。まだまだ航が”兄”になれる日は遠い。
咲耶はエロビーム出してるときより、長女としてお姉さんぶってる時が一番かわいいな…。(濃厚なプラスティックキャラ立てに中毒し、フツーの人間味を渇望する反応)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
やっぱ作画力ってキャラや作品世界に没入するために、ある程度以上は必要だわ。今回作画良いんで、スッと妹が”入”る。
直球で恋愛爆弾を投げ込むが、余りに中二病が過ぎて話が通じてない千影。後の邪気眼系ヒロインの先を行く、ピーキーな造形である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
魔術師に体毛を取られるということは、柔術家にマウントを取られるのとほぼ同じである。
咲耶のアプローチに、ナチュラルに”外し”たリアクションができる航の才能な。
相変わらず、一番人情のある行動をとるマミ。ここで航の鈍感に怒るあたり、彼女も”姉妹”に体重がかかりつつあるのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
はーい、いつもの千影バンク入ります。
リピュア最終話知ってると、咲耶とウェディングドレスの組み合わせは劇薬だな。無印はどう料理するやら。(20年で細かい所完全忘却マン)
ここの潜航艇の伏線、恐ろしいことに回収されるからな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
春歌のエセ大和撫子とか、衛の乙女ボーイッシュとか、地味にキャラのコア抑えた会話シーン。マミが無理なく”姉妹”なの含め好き。
”シスプリ”の外側にいるマミだけが、契約としての結婚を見ている。それを見据えれば、全てが破綻するのだ。
鞠絵の詩学的解像度が高い。やっぱ死病は詩人を育てるな。(安易でスノッブな文学的偏見ぶっぱ)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
『一足早い疑似ウェディング』という、定番シチュエーションに向けて爆走する妹たち。それが置き去りにする生物的食欲。妹たちの視界にすら入ってない山田のハイテンション。狂ってるぜ…(歓喜)
航だけが空腹を感じる当たり前の生物なので、絵に書いたようなシチュエーションを繋ぎ合わせて生きる”妹”と同じ世界を共有できない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
ある意味、二次元と三次元の恋愛だな無印アニメ。最終的に二次元に”食われる”わけだが。
謎の怪力描写好き。すれ違ってんだか噛み合ってんだかよく解かんねぇ会話も
妹のサークル内部に入ってるのに、存在してないのと同じ山田。サークルの外側から観察/監視してるのに、”妹”として機能してるマミ。アニオリ二人の面白い対比。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
世知(島の外側、”シスプリ”の外側の智慧)に長けたマミがサークルに入ることで、お嫁さんごっこは完成に近づいていく。
ここで初めて、マミが”外部”からのメールを無視する。一歩進んで二歩下がる航より、彼女のほうが”妹”と接近する技量は高いかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
咲耶のウェディングドレスが一足先に完成してるのは、彼女の成熟(とそれ故の孤立)を表してんだなと、妙に真面目に見てしまう。今回よく出来てんな。
ここで大人びた化粧が落ちて、航が初めてヴェールの奥の素顔の咲耶を見るのが良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
そしてそれを見た上での反応が『苦手なんだ、そういところ』『解ってる』なところに、体温通ってて好き。そっから…そこを認め合う所からよ、生身の人間関係は!
自分が持て余されている事実を、結構客観的に見れてしまう所が”長女”である。可憐や千影とはまた別の意味で、咲耶は特殊な妹だなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
結婚という契約を結べば、永遠が手に入る。世界が永遠でないと知ったからこそ、ほのかな夢を求める。咲耶…存外”少女”だな…?
千影はタロットを引いてないが、ステンドガラスに写ってるのは”太陽”。暗示は成功、祝福、約束された将来。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
ここの四葉の無意味なハイテンション、マジで好き。超かわいい。
不安定な将来。乱れる絆。そんな”現実”への視点を脇において、咲耶はみんなを仕切る”長女”に戻る。少し寂しい描写。
あんだけ”妹”に協力しておいて、自分はドレスを着ないマミ。ともすると、彼女が一番”妹”かもしれない。(”兄”との恋愛を求めない意味において)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
マーガレットの花言葉は『心に秘めた愛』『真実の友情』
バラやアネモネではない所が、無印アニメのひねくれたところだ。
暖かい風の中に、一抹の寂しさ。それは”長女”だからこそ世界の構造が見えてしまう咲耶が、常に抱えているものでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
初めて素顔の咲耶を見て本音を言った航は、彼女の重荷を共有し得たのだ。
『大家族なんだね?』『まぁそんな感じで』
クソ…ウニメのくせに相当爽やかに終わったぞ…。(最高)
というわけで、妙にポエジー溢れるエピソードである。公野先生の原文はハートマークに彩られた少女小説なので、過剰な詩情は原作リスペクトとも言える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月15日
”長女”たる咲耶が独占的に持つ、成熟と孤独。後にリピュア最終回でも掘られる要素を、結構大事に進めるお話だった。皮肉抜きでいい話だったな…。