シャオラ! リピュアキャラクターズ第二話”衛”イクゾー!!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月6日
ベタ甘ブラコン危険領域を可憐でたっぷり摂取したあと、男女の別なく付き合ってた時代に取り残されるボーイッシュ少女の、年頃の淡いをやる。”児童”への解像度とリアリティが非常に独特なシスプリ…というか公野先生。
衛は活動的なので、止め絵をバリバリにキメるというよりはアクションの中で魅せる方向性ね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月6日
うわぁあああ生っぽい小学校高学年スポーツ女児の
悩みだぁああ!!
ホント今までのプラスチックな感じから、急に潮目が変わるのでビビる。ここから即座にプラスチックにもなるので更にビビる。
『女の子らしく』という檻に閉じ込められそうになると、衛が帽子を剥奪されるのが映像詩として上手い。『男の子っぽい』キャップは、変化していく世界への衛の武器なのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月6日
ベッキンベッキンのギャルゲーヒロイン個別回が『ジェンダーイメージの押しつけと、子供の成熟、性分化』なの凄いな今見ると…
このちび衛はほんと可愛い。ほっぺグリグリで最高。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月6日
ここで衛がスポーツに拘る理由が、先を進んでいく兄に追いつく手段だから、というのが判ってくる。かすかに見えてくる幼年期の終わりと、健気な反抗。
おかしい…シスプリと思えないくらい直球にいい話だ。(こういうのこそ”シスプリ”です)
岡崎律子”素顔”との映像合わせは爆エモで、強い曲を強く使ってる感じが素晴らしい。解消しないモヤモヤをボールにぶつけて、あにいの顔を見て決壊しちゃうところの歌詞合わせとかゴッド。あえてセリフなしは強い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月6日
子供時代がじわりと変わっていくお話なので、児童公園でブランコ。セッティングがいい
というわけで、吉野真一コンテ演出作監原画回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月6日
ちょっと息苦しさがある狭い街の風景が、だだっ広いスノボで終わるのは気持ちがいい。
ありきたりでちっぽけな、だからこそ苦しい衛の思春期をどっしり受け止め、憧れとして前を行き続けるあにいがすげー真っ当にかっこいい回。
恋と敬愛が未分化な時代、男女が分化して行く流れに乗り切れない違和感を、衛のスポーティな属性に上手く乗っけてメロウに語るお話であった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月6日
こういうスタンダードな思春期話は、公野先生の結構な得意技であり、分解能は高い。今見ると児童描画の精度が結構高いな、キャラクターズ…。