さーてリピュアキャラクターズ第3話”亞里亞”行きますよ、と。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月7日
初手から水樹奈々がブリッブリにキャラ声作って歌ってて、今はあんま見れないたぐいの努力が脳髄にクるな…。スタッカートの掴まえ方がこの時点で巧すぎる…。
今回の主軸スタッフは林明美。最近だと”BANANA FISH”のキャラデザが有名か?
ボンボンを摘む、繊手の美麗…”亞里亞回”って感じがする。指先の表情凄いよねぇ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月7日
壁面の絵画と、亞里亞の中の現実は等価だ。次元を行ったり来たりする酩酊感が、独自の世界に生きてる妹とのシンクロ率を上げる。このフラツイた感覚はとても好き。
亞里亞が小さいのか、絵が大きいのか。一瞬困惑するサイズ感とか、ほんといい。亞里亞に瞬きをさせないことで、芝居に人形風味を出してるところとかも。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月7日
不気味な檻と人形たち。可愛らしいはずなのに不気味で、グロテスクなのに美麗。色調のコントロールと合わせて、素晴らしい悪夢だ…。
サーカス、亞里亞、サーカス、亞里亞。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月7日
進行方向が逆になるので、凄く生理的に気持ちが悪いカットワーク。足元が急に逆さに進む感覚よね…良いぞォ、フリルで飾った悪夢で酔わせろ!
ここで木馬だけ、逆行ではなく順行で動いて、亞里亞の目に留まる。少女の興味領域を的確にアニメートした演出。
亞里亞の繊細さを切り取ってた指先の芝居が、クラウンの芸を鮮明に切り取る。ぬるり、ともまた違う技量を感じさせる動きが心地よい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月7日
驚かせてしまった動揺から、お花を届ける華麗へ。不思議な道化の優しさが、無言ながらよく伝わる。
そうやって”指”に意識を持っていって、不思議な額縁へと繋げてる
うさぎ、鳥、花。亞里亞の興味を引くキレイなものはすぐさま移り変わって、世界認識も室内から青い空、自室へと変化していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月7日
現実を規定する重力からあまりにも自由な、少女の美しい悪夢。それに正気で立ち入ると悪酔いするので、一緒に狂ってしまうのが善いだろう。
かくして”現実”を取り戻した亞里亞の前に、にいやが訪れる。妹が浸る夢を共有し、受け止める存在。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月7日
ピエロはそこにいたのか、いなかったのか。
そんなことは当然ながら問題ではなく、亞里亞が身を委ねる夢を壊さないまま、現実につなげていくことがにいやのミッションとなる。優しい。
モノローグの語彙の少なさが幼さを加速させて、『まぁ子供だししょうがねぇかな』くらいの気持ちで見れる。俺も年をとった、ということか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月7日
亞里亞の美しい悪夢を追体験させるべく、細やかに組み上げられたアニメでした。指先、モーフィング。絵が動く気持ちよさを素直に使い倒している所が良い。
幻想の断片をコラージュしたような作品だが、その浮遊感が亞里亞の見ている世界をすっと掴まえてきて、心地よかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月7日
パステル調の糖衣で包みつつも、不気味さ、グロテスクを要所に忍ばせて甘くしすぎない。少女幻創の危うさを見据えた冷静さが、更に甘さを引き立てる。不思議な食感だ。
ED絵は雪に溶ける青薔薇。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月7日
鞠絵や千影が分かりやすいが、シスプリはすげー人造的な永遠を捏造しつつ、どっかに”死”の匂いを漂わせる。世界からはじき出した終わりを取り込むことで、描画のバランス取ってるって話かなぁ…。
静止した永遠とはつまり”死”で、同じものを描いてるとも言えるか。美麗だ。