バビロンを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
正義を貫き、善を追う。検事の使命を果たすべく突き進んだ先、若者が死んだ。
その無念を胸に納めて、正崎は事件を追う。糸を手繰り寄せた先にいる、一人の女。
嘲笑う越境者、問い掛ける嘲弄者。
平松絵見子の撒き散らす毒が、静かに世界を犯していく。
そんな感じの、キモチワルーいバビロン第二話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
キャスト欄???(勘だと佐藤聡美)の謎の女に、正崎さんも事件も視聴者もたっぷり翻弄され、ケツの落ち着きどころがないエピソードとなった。
サスペンスとは不安定と保留のことだから、この気持ち悪さ、先の見たさは素晴らしい。
それは巧妙な映像とドラマの操作によって作り出され、心の奥底にぶっ刺される不快感だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
冒頭、在りし日の文緒から入るのも、輝く希望が中途でぶった切られた不快感を、強く残響させるためだろう。エグい。正しい。
青雲の志に、確かに輝いていたはずの過去。
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それは自死によって汚され、寸断された。身近な文緒からの問掛けと、平松からの邪悪な逆尋問が最初と最後で呼応しているのも良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
皆、正義と善を問う。名に刻んでいるはずの正崎善は、常識から借りてきた硬い答えしか返せない。それはとても立派なはずなのに、若者の命一つ守れない。
無念を引き継いで、事件を追う正崎。その端緒と執着が、カットアップされながら状況が転がっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
時間軸の混乱が、尋問室の奇妙なカメラワークと絡み合い、僕らは見当識を失う。非常にフラフラするのだ。完全に、製作者サイドの狙い通りなのだろう。
酩酊、あるいは混乱。かき回したいのは何処だ?
多分、巨大な疑獄に見えるものはあくまで表面に過ぎず、もっと大きなものをかき回してくる作品だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
新域(それは”神域”とのダブルミーニングであろう)を巡る人間の汚濁を、更に超えたグロテスクな問掛け。
金とセックスの薄汚い事件をロジカルに追う正崎の歩みは、次元が多分ずれている。
オーソドックスな正義の踏み込みでは、のらりくらりと逃げられる巨大な悪…あるいは、新しい価値観。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
それを象徴するように、平松は不気味で蠱惑的な態度で尋問を翻弄し、時系列を撹拌してくる。
問い掛けるものが、問いを投げかけられる逆転劇。
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ナイフで切り裂いたような赤い微笑みは、検察の権威も、尋問の力関係もあざ笑っている。そういうポジションに、平松はいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
権力は問掛け、押し付ける。
そういう常識と既存秩序に縛られない、おぞましきベイバロン。正崎が背負う無言の圧力を、気にもとめない大淫婦。
そういうものと対峙しながら、平松にたどり着くための過去の旅路と、辿り着いた先にある原罪の尋問は、ごたまぜに進行していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
対抗候補のはずの二人が、売春を介して繋がるねじれ。齋(いつき)は”物忌”を意味する言葉だが…なにを忌み嫌っている?
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玄関…ポッカリと空いた”入り口”をメタファーに使うことで、そこで行われているセックスの乱れ、悪徳に多数が”足を突っ込んでいる”ことを示唆する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
このお話の上品なクソっぷりが、最大限活きた表現だと思う。闇と光の淡いに、区別なく押し込まれた男と女の靴。吐き気がするほど、想像力が広がる。
平松は正崎の問掛けを嘲弄し、翻弄する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
常識と倫理に立脚した”当たり前”に足場を置いて、平静を維持しようとする正崎(と、なんだかんだ”そっち”側である僕ら)は、一切動じず視線を泳がす(矛盾した表現だが、そうとしか言い表せない)女に乱されていく。
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整えた前髪が乱れ、弱さを見せたかと思えばスルリと正される。どこから切り崩せば、笑顔の奥が見えるのかさっぱり分からない、昆虫的な手強さ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
それを強調するように、青い闇は続く。
”なにか”が違う。それが何かかは解らないけど、先を見たくなる。第1話の印象を、女の形に具現したような…。
そんな闇を切り裂いて挿入される、正崎と仲間たちの捜査。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
九字院も半田も優秀で、組織の垣根は彼らを乱さない。そういう”フツー”の対立項は、この話をかき回すサスペンスとしては用意されていない、ということだ。
非常に優秀で正しい存在が、精力的に動いても届かない存在。
そういう鵺として、平松を描く意図が、結構順当に手順を踏む捜査描写にはあるのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
オーソドックスな手段を逆転させ、権力を撹乱する。スキャンダルを武器に変える強かさを、平松は筆記者に投げかける。
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本来なら、尋問室の力関係は『権力>参考人』のはずだ。その流れに従って、問い掛けるものに問が投げられる逆転はない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
ないはずだ。
なのに、平松は客観的な(はずの)記述に切り込み、個人的な問掛けと目線を投げてくる。筆記機械、権力の補助装置の動揺を誘う。
コレが何に繋がるかは後半に描かれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
今は、正崎達の歩みがどこかずれていて、上手く実相を捕らえきれていない感覚が強調されていく。
糸をたどって、辿り着いた箱根の旅館。性と癒着を詰め込んだバビロンに踏み込む時、正義の使徒は反射で話す。
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僕は正崎たちが追っている事件の構図…巨大権力が金とセックスで癒着し、死を弄んでいる構造自体がフェイクだと思っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
それは僕らでも理解がしやすい。そういう『デカいワル』は世の中のどっかにいて、そいつをどかせば水が清く流れていく。水戸黄門並に分かりやすい構図だ。
デカいワルに挑むのはとても大変で、その困難が次週へのヒキともなるわけだけど…平松を通じてを描かれる状況の屈折は、どうにもそういうわかり易さを拒絶しているように思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
致命的なほどに、真実から目線がズレている感じ。闘争の焦点が、”そこ”にはない感覚。焦らされ、輪郭だけがおぼろげに…。
御簾の奥に何があるのか。それを知りたくなるのが人間だってのは、パンドラだのオルフェウスだのがたっぷり証明している。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
スケベ根性で死ぬほど痛い目みてきたのに、人類(極大主語)はおぼろげなものを見据えたい気持ちを抑えられない。
その本能を刺激する”焦らし”が、非常に巧いアニメだ。
旅館の調査はスパスパと進んでいく。カメラを横切るオブジェクトでシーンを切って、小気味よく繋いでいく演出がとても良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
その行き着く先、平松の尋問に際し、差し出した文緒の無念。硬性の正義と、秘めたる情熱。
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そういう正崎の、当たり前の美徳が核心に突き刺さらない様子を、時系列のシャッフルが収まったBパートは更に突き詰めていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
現在と過去は尋問室の中で混ざり合い、再現されているはずの真実は、平松が演じる証言に塗りつぶされていく
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自分が観測していない過去を描くためには、そこにいた証言者の言葉を組み合わせるしか無い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
正義と善が土台に置く、真実のバックドア。平松は言辞を弄して、検察の尋問システムをハックしていく。淫靡な手付きでファックを語りながら、男たちを翻弄していく。
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オレンジ色の過去と悪徳は、青い正義と現在に染み出し、侵食していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
平松の淫蕩、掴みどころのない邪悪の気配は、頑なな正崎と、彼が象徴する既存の秩序を削り取っていく。
ファロスをしごく手付き、過去から垂れ下がるとろけた蜜。指先で開かれる、秘められたヴェール。
エロティックが持つ暴力性、グロテスクを上手く使った平松の反撃は、のんきにチンポコ固くしてる余裕など与えてはくれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
気持ち悪い、のだ。他人と他人が混じり合うのが性交渉だとしても、ここ迄踏み込まれるいわれはない。
時系列を超越し、過去と現在を混ぜ合わせ、曖昧にする特権はおぞましい。
しかし平松は、そういうモノをぶん回す凶悪な売女である。荒々しい言葉を使わず、あくまで自分のペースを守りきっている所が、極めてエゲツない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
そして、彼女は非常に重要な問掛けを投げた。
売春と自由意志。ソープランドでおなじみの建前は、”自殺”という一点で作品に深く突き刺さる。
人間の自由意志と内面は、それを外部から規定されず、強制されないことで尊厳を保っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
自分が考えていること、決めていることは他人には解らない。それを前提に、近代以降の社会秩序は構成されている。
誰が、何を考えて行動へと踏み込んだのか。それを真実知ることは出来ない。
平松の淫行も、文緒の死も、外部から観測していたのでは規定できない。自由意志に基づく自白を素直に受け取れば、それは強要されたものではなく、つまり罪ではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
人間には自由がある。死ぬ自由も、抱かれる自由も。
しかしそれを、既存のルールに引っかからない形で玩弄できるなら…。
自由意志を捻じ曲げる”なにか”が平松と文緒…彼らを絡めとるこの作品にあるとすれば、自由恋愛と売春の境界線をあやふやにする玩弄と、納得できない自殺の間に線が生まれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
問われているのは自由意志と、それを前提に成立する近代社会…なのではないか。SFじゃん!(野崎まど作品です)
あくまで自由意志の結果、自由恋愛で性を粥いだのだと、平松は言い張る。その尊厳を、秩序の前衛たる正崎は切り崩せない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
何しろ、彼は正しく善いのだから。市民社会の土台たる自由意志を疑ってしまえば、自分の岸辺が危うくなる。そこに踏み込めるほど、彼は自堕落ではないのだ。
過去と現在が入り混じらず、カッコアップされていくファーストラウンド。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
オレンジと青が入り混じり、不気味な侵略が静かに忍び寄るセカンドラウンド。
勾留期限が迫る第三ラウンドは、灰色に塗られた平松の独壇場だ。
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のらりくらりと致命打を躱す平松に、正崎は付け込まれていく。尋問者/応答者の関係はいよいよ決定的に崩れ、正崎への個人的な質問と引き換えに、平松は”正義”を約束する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
尋問室の空気を握り込んでいるのは、権力側ではもはやない。質問する特権は、弱いはずの女に握り込まれているのだ。
生を問い、性を問い、正を問う。ソクラテス式問答法を最悪に使い倒し、正崎がよって立つ”当たり前”を切り崩していく平松の唇。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
『ああ、しゃぶったんだろうな』とイメージさせる演出が最悪で、非常に鋭い。そう思わされてる時点で、悪魔の掌の上だ。
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善とされているものの立脚点。悪と罵られるものの正当性。答えなどでなくて良い、ただ揺るがせればいいとばかりに、鋭く突き刺さるただの問掛け。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
正崎は事件を制圧するために証言を必要とし、平松はただ個人的な興味で、正崎の価値観を玩弄する。背負うものがない(ように見える)からこその強さ。
白の中の黒、光の中の闇を開けた時、どんな黙示が開陳されるのか。聖域に踏み込んだ時、どんな獣が解き放たれるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
平松の尋問(そう、もう検察のものでも、正崎のものでもない)にカットバックされるイメージは、静かに物語の未来を預言しているように思える。
それは個人情報を漏らしてしまった正崎さんが、よりエゲツない地獄に放り込まれる危機感にも通じる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
いや…このイメージカット挟んだら確実に、家族は的にかかるでしょ…。その瞬間を、忌避しつつも待ち望む感覚が、蛇のように背骨を這い上がる。
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散々問いを投げ、正崎を揺すぶった平松は華麗に逃走する。なんて酷いやらずぶったくりだッ…!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
しかしそれは、正当な手順を踏めば”まとも”な結果が帰ってくると思い込んでいる、頭の固い既存秩序信奉者の寝言でしかない。ズルを躊躇わないやつは強いのだ。
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平松ののらりくらり弁舌で一つ気になったのは、『多様性を認めない多様性を認めるか』という自己言及のパラドックスめいた言辞だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
民主的で、自由意志を尊重する社会は、多彩な可能性をまとめ上げる理性を信じ構成されてきた。
しかし収まりきらない蛮性こそが、今近代に滲んできているのではないか
社会が根本に置く自由意志を、逆手に取って悪逆を貪る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
『私がやりたくてやってるんだから』というエクスキューズを、正崎(と、多分僕らの大半)が足場を置く社会はひっくり返し得ない。
そういうモダンの構造を逆手に取った攻勢が、見えないところで静かに進行している感覚を覚えた。
私達はこの世界を切り崩していくが、その自由はこの世界が保証している。私達は最大限尊重されるべき、尊い命なのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
だから、黙って侵されろ。
平松…がか、彼女と手を結んだ誰かかはまだ解らないが、とまれ彼女をスポークスパーソンとする勢力は、そういう看板を立てているように思う。
そういう意味では、監視者が自由意志で『黙って見過ごした』ように見える脱出劇も、彼女たちの武器が暴れた結果なのだろうか?
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
売春の真実、自殺の背景と同じく、そのからくりはまだ顕にならない。ただ事実だけが積み重なり、正崎は真実に迫る証拠を取りこぼしたまま、御前会議に挑む。
非常出口を背中に置き去りに、踏み込んだ権力の中枢。自分が信じ、文緒の遺志がよって立つべき場所には、巨悪がどっしり腰を落とす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
三権は分立し、そんなもんは看板に過ぎない近代社会。バビロンは遠い女の口の中だけでなく、身近な正義の城にもあった
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非常に巨大で曖昧な悪徳と戯れつつ、明瞭で動かしがたい腐敗が身近にも迫る、正崎さんの孤軍奮闘である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
目に見えるもの、見えないもの。どっちとも戦わなきゃ言えけ無い正崎さんは、非常に苦しい。
しかしあらゆる境界線を揺るがし、誘惑と淫蕩で切り崩してくる大淫婦の手口のほうが、僕は怖い。
ここで一話使って、”平松”というキャラクターに挨拶をさせたのは、彼女が舳先に立つ怪物が作品の真ん中に居座っていて、そっちをこそ対手に回すという宣言な気がする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
新域を舞台に胎動する、不思議で不気味な挑戦状。正崎さんの着実な捜査は、そのスピードに追いつけていない。
最大限、常識の範囲でやれることをやっていることが、法と正義の手を逃れていく怪物のデカさを物語るようで、なかなかに良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
検事という職にある正崎さんが、”常識の範囲”を逸脱してしまったら、全てが崩れてしまう危うさもあるしなぁ…怪物殺しどころか、その総体すらまだ見えんのだ。
兎にも角にも、そこから立ち上る麝香がエロティックで凶暴だということは、平松を通じてよく見えた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
『気楽にチンポコおっ立ててんじゃないよ』と、横っ面を殴りつけてくるような淫蕩の描写。たかだかセックス程度で、女を縛り付けれるという思い込みを、逆手に張り倒す強かさと翻弄。
なかなか兇猛なご挨拶となった。グロテスクで怖くて、だからこそ目を離せない。良い書き方したなぁ平松…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月15日
のらりくらりと、指から逃げる真実。行く手を塞ぐ腐敗した権力は、巨大で根が深い。
加速するだろう悪徳を前に、正崎善は何を為しうるのか。ヴェールの向こうに、何があるか。
次回も楽しみ。