ぼくたちは勉強ができない! を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
緒方理珠。
理系の天才。
情緒の発達していない、ロボットのような少女。
最近できた友達と、気になる少年と一緒にオープンキャンパスに行けるのでワクワクしている。
ゲームが好きで、でも人の心が分からなくて、もっと知りたいことが増えてきた、ただの女の子
そんな感じの緒方くんエピ。マジ”押す”ねぇ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
Aパートは愛に素直になってきた関城さんと三人で、オープンキャンパスを存分に楽しみ、Bパートはボドゲとメイドカフェと先輩の面倒見に溺れる。
緒方くんがどんだけ世界に愛されているか、よく判るエピソードとなった。
冒頭、友達と気になる少年と三人でお出かけするのに、ワクワクして眠れねぇ描写がマジで好きで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
ラブコメなんで、あと超お世話になってる善人なんで成幸くんが勘定に入るのは当然なんだけども、関城さんがちゃんと『大事な友達』として認識されていることに、物語の蓄積を感じるワケ。
いきなり結末先取りするけども、緒方くんは成幸くんと勉強に勤しみ人と交流することで、数字(自分の得意分野)で図りきれない心の機微ってのに、だんだん興味が深まってきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
色んなことを知りたい、学びたい。そう思うようになった一端は、トンチキ女の熱烈アプローチにあるわけで。
それが関城さんの片思いではなくて、緒方くんにもちゃんと重量持って受け止められていたことに『マジで…マジで良かったね…』って感じだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
あの女、マジで『緒方理珠が好きすぎて頭がおかしくなった結果、自分をないがしろ気味に彼女の幸せを加速させる女』だからな…ラブ・クレイジーな人大好き
そんな関城さんの献身に、成幸くんもトンチキに報いようとする所がまた良くて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
ガチャガチャドタバタとすれ違いながら、お互いの思いを成就させるべく、身を引いたり後押ししたり。他人を慮れる子供らばかりで、『俺ぁやっぱ、こういうのが好きだな…』としみじみ思う。
今回は理珠が可愛いポンコツ小動物なだけでなく、理系の天才児だったりゲーム好きだったり、薄れかけてた初期設定を思い出させる流れでもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
緑川声の大学教授、『数学には文系の想像力が大事』みてーなこと言ってて、作品のコアを上手く止揚しとったな…。声が声だし、結構重要キャラか?
オープンキャンパスで三人は、理珠を愛娘に、保護者二人を親に見立てた、疑似家族として描かれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
この身長差と構図…完全にかわいいかわいいベイビーちゃんじゃん!! 実際心も幼いので、ポジション的には”娘”ではあるが。
©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会 pic.twitter.com/54P1uYzH9v
『成幸くんと関城さんが仕上がって、間に理珠を挟む構成でイナフじゃん!』と思わなくもないが、タダのお兄ちゃんじゃ満足できない貪欲も、ちびっ子ボディの奥では唸ってんだよなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
教え子で小動物で妹的存在。この距離感をグッと詰めて、初恋相撲を寄りきれるかは難問である。
まぁそこら辺焦らず、色んな経験を積み、色んな感情と向き合い、ジワジワと情緒を積んでいって欲しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
登場時の絵に書いた”理系の天才”より、今のポンコツロボット情緒勉強中のほうが、断然可愛いからな…。
人間の気持ちよく分かんねぇなりに、初めて見つけた大事な気持ちと誠実に向き合う所が良い
そんな緒方くんの新しい体験は、メイド喫茶とボードゲームである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
『”放課後さいころ倶楽部”始まった!!』って感じであるが、まんじゅう顔のラッシュで非常にありがたかった。緒方くんは変な顔してると可愛いねぇ…。
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こんどはあしゅみー先輩が、天性の面倒見をフルに発揮し、理珠ベイビーに初勝利の味をたっぷり味あわせてあげる形に。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
賭け事でもオヒキたぁ、本当に火力支援に特化した性能してるよねあの人…自分の土俵でくらい、主役になっても良いんじゃぞ?
あしゅみー先輩のアイコンタクトを受け取れるってことは、成幸くんは緒方くんに楽しい気持ち、幸せな気持ちになって欲しくて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
そうじゃなきゃ、他人の勉強にこんなに骨折りしないわけだが。そういう素朴な善良さがあるから、僕はこの男性主人公好きなんだろうね…。
まーた疑似家族っぽい空気をまとわせつつ、あしゅみー先輩のアシストを労う成幸くん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
世界の薄汚れたルールを、純朴なベイビーに知らせないよう立ち回るが、まぁバレバレのバレであり、プンスカやけ食いである。完全に女児ッ!!!!!!!
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そんなドタバタコミカル、百面相の珍獣幼女をたっぷり堪能した後のCパート。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
ここは成幸くんが望んでいるもの、緒方くんが手に入れたものがリリカルに刻まれていて、なかなか良かった。
ゲームに勝てるようになったとしても、心理学は学びたい。あなたの心、私の心、みんなの心を知っていきたい。
そういう風に思えるようになったのは、成幸くんと出会ってからの青春珍道中があり、色んな出会いがあったからこそだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
まだ形にならない恋のトキメキも大事だけど、受験を頑張る中で出会った人、見つけた情緒こそが、緒方理珠最大の”青春のお土産”なんだと思う。
成幸くんは天才問題児共と触れ合う中で、そういうモンを少しでも手に入れて欲しいと思っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
ただ形だけ点数を稼いで、推薦をもらうだけだったはずの関係は、確実に変わってきている。教える側も、教えられる側も温かい何かを、お互いに与えあっている。
それを確認できる、良いエピソードでした。
マージで緒方くん情緒が幼稚園児で、何やっても『おお…沢山走り回って、沢山学んでおくれ…』と、微笑ましく見守っちまうんだよなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
ただポンコツなだけではなく、自分なり体験から学んで、ちょっとずつ変わっているところも良い。関城さんのアシストが効いてるよなぁマジ…。
僕ラブコメ見る時は、ラブコメの”外側”が見れると楽しく飲み込めるタチで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
恋一本で世界を塗りつぶすより、誰かを愛おしく思う気持ちが、恋の対象外の他人とか世界とかの繋がりを深めて、より豊かな変化につながってる描写があると、凄くスルッと飲める。
このお話だと、その核に”受験”があるわけだ
いかにも漫画チックな、理系の天才児の気の迷いから始まった心理学科進学。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
そこにどういう感情が詰まってきたか、”受験”に勤しむことで理珠がどうなりたいのか、ちゃんと見えるエピソードだったのはとても良かったです。
世界を弾ませる新しい音楽の中心に、素敵なボーイがいるのもね…。
そんなわけで、かわいい緒方くんをたっぷり堪能できる、俺様大満足のエピソードでした。やっぱ国民福祉だよなぁ緒方くんの変な顔は…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
次回は久々のうるかちゃんエピであるが、”水泳”という恋の外部とどう向き合うか、掘ってくれるとより嬉しい。来週も楽しみ。