星合の空を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
どうにもならない涙を飲み込みながら、その時は迫る。
夏大会予選、二ヶ月半だけの本気の成果。
『誰かがやってくれる』と、思わず逃げ出したくなる痛みを堪えて、コートに立つ。
足らないものを思い知らされながら、表情を曇らせながら。
それでも、前へ。
そんな感じの青春スポ根群像劇、夏の大決戦開始である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
”スポ根”ならガッツリ勝ってカタルシスってところだろうが、ボンクラが心いれかえてから二ヶ月半、オマケに負傷退場者あり。
勝敗はシビアにツケつつも、奴らなりに必死にやってる様子は、優しく切り取られていく。
勝負が眼前に迫ると、余裕が蒸発して険しい表情になってしまう柊真の描写含め、このアニメらしい勝ち負けの書き方であった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
曲がりくねったコンプレックスに縛られつつ、自分の勝負にどう向き合うか。その直前までの色んな人の表情が、今回も切り取られていく。真摯で残酷で、豊かだ。
お話は前回の慟哭に、始末をつけるところから始まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
思わず後ろに下がりたくなる元・子分ペアに対し、熱血を滾らせる元・親分ペア。
『誰かが』じゃない。お前たちがやるしかないし、俺にはコイツだけだ。
普吾…お前…。
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色々ありつつも、お互い認め合い、勇気づけあって飛び跳ねるバッタ共を、なんとか勝たせてほしいなぁ、などと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
でも多分、おんなじように当たり前に、キツい局面で歯ァ食いしばって頑張ってるガキ共も、元ガキ共も世界中、あらゆる場所にいて。
そういう奴らが、皆勝てるとは限らない。
そういう当たり前のデコボコに、グッとクローズアップして色々描いていくのが、このアニメなんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
それを最新式のレンズで切り取った結果が、樹と眞己の児童虐待であり、飛鳥くんのXジェンダーであり、様々な形と色彩で描かれる”家”と青春の摩擦なんだと思う。
当たり前で、でも個別に違う。
そういうモノに目を向けるのは難しいけども、そういう普遍と差異両方に意識を割かないと、人の顔は見えてこないのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
『できれば、そういう視線で作品を見て、世界を受け止めて欲しいなぁ…』という祈りを勝手に受け取るのは、意識過剰だろうか。お話の顔を見るのも、なかなか難しい。
さて、本気で応援し、本気でペアを支えることに決めた親分チームを横において、状況は転がっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
眞己とお母さんの、一万円を巡る攻防。生っぽい現生をどう使うか、その重さが第1話の”契約”に戻ってくる。
”つづく”Tシャツが、このアニメらしくて好き
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赤ん坊時代に背中に熱湯ぶっかけられても、記憶の根っこに暴力を刻まれても、人生は基本”つづく”である。簡単には終わってくれないしぶとさが、相当に厄介なのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
だから、一万円を眞己は”餌付け”に使って、残りは律儀に返す。それがどれだけ血の通った金か、自分の顔面で知っているのだ。
”つづく”眞己の人生において、お金というのはとても重い。このくらい重い一万円は、よりもいの”しゃくまんえん”以来だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
それを、柊真はヒョイと手渡そうとした。銭金で部の存続を買おうとした。
そういう断絶を、今回別角度から照らすエピソードでもある。
口は悪いが態度は甘い、すっかり懐いた嵐王子。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
彼に導かれる形で、中学男子ソフトテニス最強のふたりに、主人公はまみえる。
感じの悪い”ご挨拶”に、柊真は眉間をしかめて闘争心をむき出しにする。眞己はクールな表情で受け流す。
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王寺くんより強い相手に、果たしてこのアニメの”スポ根”は手を伸ばすのか。ひょっこり途中で、名もなき強敵に負けそうな気もする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
さておき、柊真が牙を剥いたのは学校の過去…兄の栄光を持ち出されたからだろう。一見なんでもない話題が、個人の傷をほじくり返すわけだ。
そういう表情の変化を、無敵の双子は”見ない”わけだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
『どーでもいい』と、視界にすら入れなかった相手を振り向かせるためには、ラケットで証を立てるしかない。
今回ここで『めちゃんこつええ』二人を出してきたことが、今後どう生きるか。
競技としてのリアリティ含め、ちょっと気になるところだ
柊真のコンプレックスは”家”を構成する全て…不在の父、噛み合わない母、愛し憎む兄に及ぶ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
自分の心をケアするように、グリップにテープを巻く弟と、兄は上手く視線を交錯させられない。
去り際言うのは『楽しめよ』で、『勝てよ』じゃない。
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その生煮えの気遣いが、求められる優秀さを果たせない苛立ちが、柊真の眉間にシワを寄せる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
スライスサーブを初めて受けた時は、あんなに笑顔だったのに。
それがより良く出来た”弟”として眞己に教えられたものだと思うと、一気に陰りを増す。
感情と社会性が生む、多層の仮面。
眞己も”部”での表情と、家庭での表情が全く異なるように。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
柊真も、他の子供達もとうぜん様々な顔を持っている。
色んな社会と、色んな仮面(Person)で繋がらざるを得ない、思春期という時代をなんとか生きている。
後に絹代ちゃんと向き合う時、試合に望む時。
柊真は、再び複雑な仮面を付け替える。
それぞれに多彩で多様な、幸福と陰りの色合い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
凛太郎くんのご両親は、実母との再開を改まって切り出す。その衝撃に、少年の世界は傾いで揺らぐ。
心理的(世界的)動揺が生まれる時、必ずアングル斜めるのはこのアニメの特徴かなぁ。
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迷いは当然ご両親にもあって、細やかな仕草の中でそれは見て取れる。夫妻と子供、三人にとって大事な話だから膝も正すし、一人で全てを語るわけでもない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
瞳をさまよわせて、お互いの顔を確認して、大人だって迷いながら、努力して誠実であろうとしている。
そういう表現大事にしてるのは、偉いと思う
少年たちの揺らぐ世界は、様々な”家”を重ねつつ連なっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
飲み込めない食事。直央も箸で弄んでいたままならなさを、強い態度で拒絶し、お互い傷つけあって動揺する。
柊真の食事風景も、寒色で寂しい。
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自分でアンタ呼ばわりして、家に帰らない夫を煽って、『貴方の母親になりたかったわけじゃない』と切り替えされれば、傷ついた表情で呆然とする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
当たり前に身勝手で、当たり前にナイーブな柊真の青春が、妙に痛い。
眞己の大人びたスタンスと、制御しきれない柊真の自我は鏡合わせか。
凛太郎くんと義父母と実母の関係とか、翅の折れた手の始末とか、飛鳥くんの性自認闘争とか、直央の過干渉とか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
何らか決着をつけてほしい問題の種が大量に撒かれているので、残りの話数で摘み取りきれるか、なかなか心配ではある。
人生の問題だから、きれいにカタがつかないのも”らしい”とは思うが。
そんな問題の一つ、神絵師御杖の方向転換。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
画面越しに悪態つきつつ、ウケる絵を描いてた頃より、今書きたいものを刻みつけてる夏南子さんが僕は好きだけど…”ファン”はそうでもないみたいね。
そら、リアルでどんな青春事件起こってるかなんて判らんわな
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わざわざ”アンチ垢”作ってこき下ろしに来るあたり、ウェブの陰湿さと浅薄をやな角度から活写してるなぁ、と思うが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
変わるということ、本気で世に己を問うということは、こういう仕打ちを受けることでもある。
ブツブツ文句言いつつも、御杖さんは描きたいもの、描くべきものをネットに上げ続ける。
それは結構、開けた行動なのではないかな、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
ウェッブという一つの社会に対して、そしてそこに自分をとい続けようとする御杖さん自身に対して。
本気でテニスラケット握って、本気でバカやる連中を見てたからこそ、ウケない素描を筆で刻んで、それが好きな自分を吠えようと思えた。
そんな自分のウケが悪いことは、御杖さん重々承知だと思う。でも止めない。”神絵師”に戻りもしない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
そこが多分、彼女のセンターコートなのだ。絵を描けばバカにされる”家”に、なんとか確保した橋頭堡から、震えつつも退かず、自分でい続ける。
その小さな闘争が眩しい。御杖さん、アンタは偉い。
そして作品もう一人の女が、嫌味な笑顔で忍び寄る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
絹江ちゃん…クソみたいな当てこすりまで、”家”のマネせんでいいんだよ…。
『クズが急にやる気出しやがって…それでマトモに評価されるとでも思ってんのか?』
当然の問いかけに、柊真はキレない。
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うっかりするとはみ出す傲慢な厭味ったらしさを、おそらくは”親”の影響を、絹代ちゃんは反省し背中を曲げる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
柊真も世間の厳しい目を当然と受け止め、堂々爽やかな答えを返す。
この真っ直ぐな笑顔と、じっとり湿った表情。眉間に宿る光と影。
その両方が、嘘ではないから難しい。
美術準備室を前に、大きく息を吸って踏み込んだ柊真は、一体何を覚悟したのだろう。櫻井先生に、何を話に行ったのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
ジリジリと、静かに爆弾が埋め込まれていく。その突破力が正の方向に向くか、負の方向に沈むか。油断をさせてくれないね…。
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色んな人の思いを載せて、やってきました予選本番。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
今まで伏せ札だった大洋のご両親は、やや過保護気味、子供をベイビー扱いし過ぎだけど、毎回試合を見に来てくれる優しい”親”だ。
そのノンキな欠点含め、圧力高い他の”親”に比べるとホッコリする。
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彼らを”マトモ”とは、やっぱり言いたくなくて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
ボーッと突っ立てれば、子供の頑張りを素直に受け止め、自分のこととして喜び、傷つかないように救急箱を差し出せるわけではない。
その事は、色んな最悪を色んな角度から切り取ってきたこのアニメを見れば、まぁ分かるとは思う。
無論完璧ではなくて、その表面では子供への侮りが凸凹しているけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
大洋とペアの奮戦を見て取って、それも静かに改められ、正されていくだろう。気づけば大人になりかけている我が子の表情を、二人はちゃんと見るだろう。
それって普通か?
とても大切で…ともすれば”奇跡”と言っても良いような…
当たり前に優しく、正しく、誠実であることは凄く難しく、世界は様々なすれ違いと苦悩、暴力と無理解で満ちている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
でも、それだけが世界の全てではない。息をするように”マトモ”であれる、とても稀有な資質を持った人も、当たり前に存在している。
大洋は、そういうモノを描くキャラだと思う。
そんな、当たり前とされる小さな凸凹をちゃんと入れ込むところに、このアニメの群像劇としての誠実がある…気がする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
虐待、性自認、過干渉。派手な障害が目立つけども、そういうがない”ゼロ”の家庭だって当然、世界には存在し、そこにも凸凹はある。
色々ある世界なら、”ゼロ”も書かなきゃ嘘なのだ。
そして皆の苦悩は苦悩として、役にも立たねぇテニスに少年たちは全力を注ぐ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
今回は走り回るスタミナの欠如、二ヶ月半の本気では背負いきれない継続的な強さの不足が、試合の中で描かれた気がした。
二組とも、足が枯れて負けんだよね今回。
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凛太郎くんの不調に、改まって切り出された実母との関係が刺さってるかは、明確な答えがない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
どっちにしても、健闘と敗北が一緒にやってきて、柊真は冷たく『勝てなきゃ意味がない』と視線を尖らせる。
部員を熱く引っ張り、自分たちの至らなさを謙虚に受け止める。
そんな表情と矛盾し、ともすれば『本当の彼』とも受け止めれる、冷たくシビアな視線。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
でもそれは、柊真の良さ(と、僕らが受け取るもの)とベットリ密着してて、なかなか引き剥がせない。その癒着をこそ、柊真は嫌悪し苛立ってるんじゃないかな、とも思う。
自分が思い通りになるなら、こんな楽はない
”親”が吐き散らす刃に傷つけられ、拒絶しつつも心の深いところに突き刺さって、気づけば『嫌な自分』になってる恐ろしさ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
絹代ちゃんも、あるいは眞己も、他の子らも、みなその長い影に苦しみつつ、自分らしさを探している最中なんだと思う。それは多分、思春期が終わってもずっと”つづく”のだ。
命金の一万円から、三千八百円引っ張り出して作った餌付け作戦。眞己が聞き出した情報を、飛鳥くんが亜音速でメモってるのが面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
少し離れたところから、柊真がそうめんチャンプルー食べる王子を見ているのは、あの河原と同じ。
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でもそこには、ペアがどういうふうに頭を使うか(ともすれば、金を使うか)をじっと見ている、面白さと労りの視線がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
無論、輪に入りきれない孤立ってのは今回も書かれるわけだが、状況は良くも悪くも転がり、変化している。
柊真もいつか、その壁を超えて…。
とは言っても、それはまだ先の話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
今は必死の奮戦と、結果としての敗北と、それを受け止めきれない苛立ちを描くターンだ。
負けて当然と自分を慰めようとする”子分”を、コートに出れない”親分”が叱咤する。
アツくなったなぁボンクラ共…。
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眞己が後押しした、幻惑の走破作戦。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
結局スタミナが枯れて、二ヶ月半の本気ではそれを完遂し切ることは出来ないわけだけども。
柊真の視線は、敗北の可能性をひどくきな臭く嗅ぎ分けるわけだけども。
それでも、走ろうと思えるだけの自信と期待が、二人の中には育った。
それを結果につなげるためには、真摯に時間を積み重ねることがどうしても必要で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
王寺くんの試合が、徹底してライン際を走り倒し、それでも削りきれないスタミナと地力で勝ちきったものだったのと、今回の描写は対になっていると思う。
努力も決意も、無意味ではない。でも、届かないものがある。
競技を斜めから、不真面目に受け止めてきたボンクラ共と、曲りなりとも誠実に競技に向き合ってきた人たち。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
その差異に、このお話は嘘をつけない。負けるべくして二人は負けるけども、んじゃあその汗まみれが無駄だったのか。
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色んな問いかけを、この試合は孕んでいると思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
眞己が加入せず、親分子分のペアのままここに来てたら、大洋のご両親は息子の成長を受け入れただろうか。翅も普吾も、”子分”の奮戦を心から喜べただろうか。
勝敗以上の意味が確かにある敗北と、心から握手する輪から、柊真は外れている。
敗北を無価値と睨みつけるあり方から、なかなか抜け出せないままでいる。愛憎にねじれた心は、簡単には解けない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
そういうスタンスを、横目で見つつ飄々と。
彼の”ペア”は、体格、ルックス、全てに恵まれた”敵”と向き合う。
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この戦いが、複数の表情に引き裂かれた柊真に、何を教えるのか。一緒にいたほうがいい連中が肩寄せ合う”部”に、新しい風を持ち込んだ眞己には。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
その寸前で、次回に続く、である。
色んな家庭、色んな子供と大人の表情が入り乱れ、勝ち負けの意味、届くものと届かないものを重ねて描くエピソードでした
食いごたえ満点で正直整理しきれていない部分もありますが、柊真の複雑な表情は非常に印象的だし、それが変わる兆しも確かに感じ取れました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
大洋のフツーに”マトモ”で、フツーに凸凹してる家庭も見れたしね。ああいう”家”も、世界にはある。色んな場所で、色んな子どもたちと大人たちが生きてる。
非常に色の濃い闇も含めて、そういう多様な実相を嘘なく描きたいのかなと、作品の顔が見えた気もするエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年12月13日
群像はお互いに触れ合い、傷つけ支え合いながら、前に進む。勝負の先に、何が待つか。コートから出た後で、何が残るか。
来週も楽しみ。