映像研には手を出すな! を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
運命的に邂逅(であ)っちまった三人は、拠点となる部室を探し求める。
顧問も含め、トントン拍子で進む状況。セルアニメ時代の遺産を掘り起こし、自分だけの”アニメ”を作り始める映像研。
ボロボロの倉庫で動き出す、私達のワクワク。夢の翼が羽ばたき出す!
という感じの、拠点ゲットに初制作な第二話。何が始まるのか、ドバーッと見せた勢いを殺さず、一気に主役たちが”アニメ”に手を作るところまで二話で行った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
クリエーターの話なんだから、何かこねくり回さなきゃ説得力は出ない。とっとと場所を与え、肩寄せあって一つ、何か作る。
そこまではアクセルフルスロットル、ドタバタ騒がしい全力疾走すらも楽しませて、一気に走る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
作品世界とキャラクター、転がりだしたドラマの強さをしっかり生かした、良い運び方だったと思う。
やっぱなんか作ると、作品とキャラへの”信頼”がダンチだな、クリエーターものの話は。
この状況を作るために、三人は特に迷わず突っ走る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
制作班の二人が短慮で直情なのは、先週も描かれていたからOK。抑え役の金森氏も、要所要所をしっかり抑えつつ、基本はノリ良く仲良く元気よく、である。
クールなんだけど、シニカルに醒めたことは言わない所が、金森氏良いところだよね。
バカクリエーターたちの想像力を殺して”現実”に適応する方向じゃなくて、バカの夢をどう実現するか、”現実”をどうねじ伏せて『やれる状況』を引っ張ってくるかが、思考のベーシックになってる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
現実適応能力が薄い(からこそ、想像の翼が強い)創作者の足を、しっかり地面に付ける仕事。
プロデューサーとしての資質がこの段階からしっかり見えていて、非常に良いと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
アニオタじゃない彼女が質問役になることで、『アニメを作るって、どういうことだろう?』という根本的な問題も、しっかり解体&再構築されていくからね。良い配役。
さてお話は、部としての大勢を整え、部室と顧問をゲットする道のりから始まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
縦で見たら大中小、きれいに勾配を描く三人組だが、横から見たらデコボコ噛み合わない。でも、そのアンバランスが気持ちいい。
三人の”今”を、上手く切り取る絵面だ。
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空想はV8エンジンでぶん回すくせに、現実に向き合うとなると腰が引ける浅草氏は、職員室の前でうだうだと足踏みする。子供っぽくて可愛い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
クリエーターの弱気を強引に引っ張って、状況を整えていくのは金森氏の仕事である。
立て板に水、長身を生かした押出でグイグイと、映像研の形を作る。
夢を入れる”箱”を手に入れるまで、一気に葉な子が転がるのは気持ちがいい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
見たいのは夢いっぱいのバカ三人がアニメを作るところであって、学園のリアルと摩擦する姿じゃねーしな。
『そこら辺の細かいところは、全体的にぶっとばせます』という線を、夢いっぱいな学園ダンジョンで引いてるのは巧い。
こんだけトンチキな場所なんだから、ちょっとぐらい強引な横車押して状況画ととっても、まぁ良いだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
そう思わせる、いい具合のリアリティの煮込み方。全自動でワクワクさせられちまうデザインの面白さが、ハイスピードでかっ飛ぶ展開をしっかり支えている。
こういう『展開の説得力』を支えるビジュアルを作るのが、浅草氏の得意であり興味領域でもある設定製作であり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
大きなウソを付くためには、細やかなリアルをチマチマ積み重ね、”それっぽさ”の土台を作る必要がある。浅草氏は大ぼら吹く前提条件を、しっかり分かっているわけだ。
『アニメを作るアニメ』という、結構ねじれたメタ構造の中にいるこの作品。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
その仕上がりが、作中のキャラクターが追い求める最高のアニメをしっかり反映し、嘘をついていないのはとても良い。
今目の前にあるものが、主人公が追う答えそのものでもある。強靭な構造だ。
金森氏の現実適応能力が唸り、髭が重たい顧問もゲット。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
与えられた部室は穴だらけのトタン張り、しかし広くて夢いっぱいだ。
この秘密基地感…なんでもないからこそ、自在に広がっていきそうな期待感…マジワクワクすんな!!
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先週銭湯の二階で、夜がふけるまで暴れまわった想像力と同じく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
クリエーター二人は、ボロッカスの現実を思い切り無視して、たっぷりの夢を暴れさせる。現実の惨めさよりも、そこに埋め込まれた可能性、面白さの方を先に見つける、創造者の視線。
それは、時に危うい。
金森氏は”現実”を冷静に見つめ、ツッコミを入れ金を稼ぐ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
ただのアニメ素人のゼニゲバではなく、知性の基礎体力が太いところは好感。
バカは『その構造だと、本人も回っちゃうだろ!』っていうツッコミできないからね。クール&クレバー。
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スケッチブックに書いた、夢いっぱいの飛行スカート。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
それはイカロスの翼でもあって、現実の危うさはいつでも夢見人を狙っている。
簡単に人が堕ちる、世知辛い世の中の方に足場を起きつつ、金森氏は空を飛ぶ人をバカにはしない。どうしたら飛べるかを、別の角度から考える。
ゼニゼニ言ってるように見えて、存外”アニメ制作”に真剣で真摯な所が、金森氏の良いところだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
自分にわからないものでも、関わるなら敬意を払う。自分の守備範囲から意見を出し、やれることをやって、クリエーターが出来ないところをサポートする。
優秀だよねぇホント…設定の穴も指摘するし。
野放図な想像力をぶん回すクリエーター組と、金森氏はやっぱ少し遠いところにいる。三人全員が空想に現を抜かせない、ちょっと冷たい距離感。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
でもそれが、穴だらけの現実に足を取られない用心も生む。転んでもただでは起きないタフさも。
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楽しい時間はあっという間に過ぎ去って、空は黄金色に輝き出す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
芝浜駅プラットフォームのデザイン、マジ最高に良いな…あらゆる場面でデザインに気合が入ってて、なんかドすげぇものを見せられ続ける興奮に浸れるのは最高。
そういう夢の時間を、三人はずっと生きている。
ワクワクに夢中になっていたら、気づけば日が落ちていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
幼い時代、いつの間にか忘れてしまっていた三昧境の面白さを、このアニメは”アニメ”を通じて届けたいのだと思う。
語り口として絵は冒険小説なのだよな。取り巻く世界も、良い現実ファンタジーだし。
第1話で”コナン”を引用したのも納得だ。
かくして動き出したボロボロの映像研、最初のアイテムはソファである。そのお値段、三百万円也。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
恵まれたお嬢様である水崎氏の、ぶっ飛んだ経済感覚。恵まれていることに自覚がない甘さ。それ故のアクセルの軽さ。
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そこら辺が今後、事件の火種となるか気になる宴会だが、まーバカっぽくて楽しそうで良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
ギャーギャー言う立場なのに、スルッと牛乳片手に宴会に飛び込んでは来る金森氏の”話せる感”が凄く良い。
騒ぐ人、無駄にハイテンションな人は嫌いでも、浅草氏は好きなんだよね…。
アニメ素人である金森氏が色々質問することで、アニメ制作の手順とか、アニメーターとして二人が動かしたいものとか、色んなものが見えてくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
同時に付き合いが長い浅草氏の性根を、水崎氏に説明することで二人の関係もよく見える。すでに”仕上がってる”感じが、マジでいい。
金森氏は暴走しがちな浅草氏の想像力、その癖弱気な性格を冷静に見つつ、結構好きなんじゃないかな、と思う。(あるいは願う。クール人間が内側にアツい感情秘めてるのだ~い好き)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
デコボコと現実との適応を拒む、浅草氏の個性と夢。それをサポートし羽ばたかせたかったから、映像研をゴリ推した。
そんな背景を邪推したくなる、いい空気の関係性である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
浅草氏も、クールで優秀な金森氏のサポートもらうの前提で暴れまわってる感じあるからなー…野放図な想像力は時に彼女を傷つけて、だから弱気にもなってるとは思うのだが、それでも夢を見るのはやめられない。
飛び上がって、堕ちて。抱きとめてはくれないけど、一緒にいて、転んだことを無駄にはしない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
そういうダチがいたから、ちびっこは元気に、夢を殺されることなくスケッチブックに溜め込むことが出来たのかもしれない。
”関係”じゃん…そういうの好きよ。アタイ大好き。
クールな金森氏が浅草氏大好き女であるか否かは、今後の描写を待つとして。でも間違いねぇよ…そういう”火薬”、現段階の描写から匂ってきてっからマジ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
バカの汚名を返上すると意気込み、五秒で窮地。浅草氏、マジ現実適応能力がない。
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予算獲得も組織折衝も出来ねぇ、夢だけ持ってるクリエーター。そのケツを持つのはやっぱり、ノッポの渉外担当者である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
なんて頼りになる女だ…ゴール下の赤木剛憲くらい頼もしい。(なんでもSLAM DUNKおじさん)
『こういう暴走とフォロー、何度もあったんだな…』と思わされるスムーズさだったな…
クリエーターだけでは、作品は形にならない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
泥臭く予算をもぎ取り、自分たちが何を作るべきか方向づけ、居場所を掴み取る。
夢が踊るキャンバスたる”現実”に向き合う意志と資質を持った、創作の外側に足場を持つ人がいて初めて、大きな夢が羽ばたいていく。
三人組に金森氏を配置したのは、本当に巧いなぁ、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
ちっちゃな暴走想像力、芝居付けにこだわるお嬢様。彼らの夢は素晴らしいものだが、同時にそれだけでは形にならない危ういものでもあって。
それを地面にネジ止めする、クールなノッポいてこその映像研。
そういう『作れない人』の尊厳と強さを、作品の真ん中に据え付けてるのは、視野が広いし誠実だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
金森氏、水崎氏の夢とクリエイティビティだけが、トントン拍子でサクセス掴む話だと、ちょっと薄っぺらくなっちゃうからな…金森氏が三白眼で睨みつけるからこそ、安心してワクワク出来る。
かくしてもぎ取った、夢の詰まった武器庫。セルアニメ時代の遺物をひっくり返し、『物を動かす』ための兵器がどっさり、映像研の手に渡る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
ここでも金森氏を聞き役に、『アニメをどう作るか』スムーズに解説しているのがグッド。
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こういう専門知をどう面白く、説明臭くなく視聴者に食わすかって難しいところだと思うのだが、すでにレガシーになってしまった『セルアニメ』のレトロなワクワク感を活かして、スムーズに飲み込ませていたのは素晴らしい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
こうして描かれると、マジ”産業”だよなセルアニメ…手間かかるわぁ…。
秘密の武器倉庫を探検し、世界と戦うための武器に一喜一憂する映像研。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
そこで見つけた”羽根”を、アニメーターたちは『回っていない』と言い切る。手を動かして、どうすればアニメが動くか確認し、成長していく。
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この手仕事のワクワク感、クリエーターサイドもかなり『出来る』奴らだと理解らせてくる話運びも、凄く良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
彼らは口だけ達者なワナビーではなく、それなり以上にアニメを知ってる。それぞれ得意分野は違えど、秀でた一芸ってやつをすでに抱えている。
それが組み合わさると、力が生まれる。
芝居作画にこだわる水崎氏が、どう絵で嘘を付くか(それによって、どう本当っぽく見せるか)に気づき、改善する動きも良かったし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
『最高の世界』をアニメートするために、無茶苦茶色んな現実を観察し、知識を蓄えた浅草氏の博学も素晴らしかった。
浅草氏が現実観察型のアニメーターなのが、僕はとても面白くて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
彼女はワクワクがいっぱい詰まった現実を、裸眼で見るより鮮明に描いてくれるからこそ、アニメが好きになった。
その凄さを自分でもトレースするために、学び手を動かし、スキルを蓄えてきた。
現実逃避のための麻酔薬ではなく、現実をよりドライブさせる興奮剤としてのアニメ。あるいは創作。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
主役である浅草氏がそういうスタンスなのは、作品全体のテーマ性を静かに物語っているようで、なかなか面白い。
この”アニメ”もまた、モニタの外側の世界と繋がり、その輝きを強調するべく…
作りきれるか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
それは最後まで仕上がってみないと判断しきれないが、『アニメを作る』という現実の活動が、より面白く見えるレンズとして機能していることは、この段階でよく判る。
回らない風車を回すための、様々な工夫と演出。
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金森氏の苦悩と、アイデアを思いついた瞬間の輝き。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
実際に三人が、トタン屋根の秘密基地で手を動かしたからこそ生まれた、新しい表現。
風車一個動かすのに、”火”と”水”をアニメートさせて、そこに住まう怪奇生物を設定作り込む所が”オタク”!!
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先週の飛行創造と同じく、夢の翼は三人を開けた場所に連れ出す。風が吹き、水が舞い、虹がかかる美しい場所。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
”そこ”に飛び出していく基地を今回手に入れて、時間を忘れて”アニメ”に没頭する。
もう見るだけじゃない。与えてくれたもの、蓄積された夢をペン先に乗せて、動かない絵が動き出す。
原画作業のしんどさを、実際経験して体に刻んでいく描写が今回あったのは、とてもいいと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
水彩画の夢が元気に羽ばたくファンタジーと、泥臭い現実のしんどさは両立する。むしろ地道な大変さに裏打ちされればこそ、軽薄な夢は重さを手に入れ、ずっしり心に届くのだ。
アニメートされた夢と、泥臭いのにワクワクする現実。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
二つは離れているようで繋がっていて、夢と現実が同居する瞬間は、必ずやってくる。
そういうヴィジョンで作品を、”アニメ”を見ていると判るのは、お話への信頼感が高まって非常に良い。やっぱ前向きに、愛をもって世界を捕まえてくれたほうが好き
浅草氏はアニメに取り込むべき現実を、ノージャンルで良く見て、解体し勉強して、作動原理と面白さを解析しているようだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
ある意味工業デザイナー的な視点を、既に持っているというか。嘘っぱちを駆動させるためには、アホほど現実を構造解析しなきゃいかんと思っとるのだな。
そのためにシコシコ積み上げてきた、スケッチブックの中の爆弾。『細かすぎ!』と突っ込みたくもなる大量の設定が、夢が踊る世界の解像度を上げていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
この仕事を”主役”に任せたの、面白い視点だよなぁ…フツーのアニメーター物語だと、花形たる水崎氏を真ん中に置くと思う。巧いズラし。
雨も時間も忘れるほど、一緒に夢中になれる三人組。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
荒れ狂う嵐の中でも動かない風車を、三人の夢は動かした。そうなるパワーが、このボロボロの秘密基地には、そこに集った仲間にはある。
そういうことをしっかり刻む、良い第二話でした。
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二話でトーンダウンするのではなく、むしろ勢いを生かして部室獲得、アニメーション制作まで一気に走る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
パワーとトルクのある話運びに、各キャラクターの人格描写ががっちり噛み合って、彼女たちをより好きになれる第二話だったと思います。
この熱量とクオリティ…続くなら凄いことになるぞ!
まぁ多分、息切れせず続くんだけどね…アニメから漂う”風”がそう言ってるよ。(ベテランアニオタっ面)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
クリエーターの情熱と想像力、それを形にする地道な手仕事と試行錯誤。そこから少し離れた金森氏のクールでクレバーな熱量、他者へのリスペクトと仕事ぶりがたっぷり描かれ、非常に良かった。
『時間を忘れるほどの、圧倒的なワクワク感』
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
『仲間とだからこそ、出来ること』
『生み出した夢が広げていく、広い世界』
作品が真ん中に据えたいものも見えてきて、非常にいい感じです。
いやー…面白いねこのアニメッ!!! 次回も楽しみです。
あ、ラストカットの珍事件で、各キャラクターの私室、家庭環境をザラッと見せて奥行き出したの、スゲェ良かったですね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
制服だけだと見えないものが、プライベート描くことで見える。キャラと物語に奥行きが出る。
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あんだけドタバタ山盛りだったお話が、それぞれの”家”を描くことでストンと落ち着いた感じにもなるし、”部”を離れた場所の息遣いを見せることで、”部”の特別感も際立ってくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月12日
短いシーンなんだけども、凄くクレバーで巧いなぁ、と思いました。チャーミングだしね私服。