かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
あの選挙戦から時が過ぎ、ミコちゃんも会計監査として生徒会に馴染ん…でなかった!
夢見がちな空想すら遥かに超える、密室の中のソドム。なんっか退廃的なシーンにしか出会わない彼女の悩みを、親友・大仏こばちが受け止めるッ!!
そういう具合の、それぞれの青春模様である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
やっぱミコちゃんを触媒に生徒会の状況は色々転がり始めてて、かぐや様と白銀くんは接触の機会が増えてるし、石上くんは応援団に飛び込んでるし、藤原書記は…まぁいつもどおりか。
とまれ、体育祭というビッグイベントを前に、それぞれの変化を描く回だ。
そんなミコちゃんの初手『生徒会やめたい…』で始まる、今回のかぐや様。こばちちゃんと一緒に、俺も『え~~~』である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
こばちちゃん相手には構えず過ごせるミコちゃんが好きなので、今回の長尺親友漫才、ホントありがたい。
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ミコちゃん色々と生きづらい人だと思うので、こばちちゃんという理解者が一人でも居てくれたのは、大事な救いだったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
生徒会という新たな社会に踏み出しても、そういう子との友情がぶっとく続いているのは、ハタから見てて嬉しいことなのだ。ずっと仲良くしな…ッ!
さておき、かなりの力の入れようで展開される『ミコが思う、こうだったはずの生徒会』。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
俺は”スクールウォーズ”パロやられると、無条件で加点されるシステムを脳に飼っているので異常に面白かった。畠山監督の、過剰なコンテ力が唸るぜ!
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思い込みが激しく、勢いで突っ走りがちなのは生徒会共通の資質なので、朱に交わる以前に”素養”があった、とも言えるが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
悪の巣窟に裸一貫体当りして、世界をより良い方向に変えていく。ついでに自分のことも判ってもらう。
抑圧されてきた時代、ミコちゃんがどういう欲求を抱えてたかよく判る大長編だ
しかしそういう、過剰に劇的なドラマはトンチキ人間の青春集合体では、なかなか置きない。つうか生徒会、仕事は適切かつ公平に、学園全体の幸福を見ながらやっとるからね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
倒すべき”悪”がないなら、望んだ”正義”にもなれない。ミコちゃんのヒーロー願望は、かくして潰えた。
ついでに扉開けるたびに先輩たちがなんかエロいことしてるんじゃ、そら『辞めたい…』ともなりますわな!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
俺は”ピーナッツ”パロやられると(中略)…今回、全体的にパロネタが元気で良かったね。ベタすぎずマニアックすぎず、題材選びが良かった。
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己を巻き込む紫色の悪徳に、ジタバタ身悶えするミコちゃん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
『あー、こりゃいつもの妄想癖だな…』と、こばちちゃんは引きずられずに判断する。
この冷静さが、彼女が生徒会に入らなかった理由だろうな、と思う。バカが妄想で暴走する話を、冷やしかねない属性なんよな…。
辛い時代のミコちゃんを救った、匿名の手紙。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
添えられた白い花を栞にして取っておく純情は、すっかり変な方向に突っ走っているけども。
この手紙を送ったのが”誰”なのかも、ちょっとした複線か。石上くんかなぁ…。
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さておき、親友をピンク色の認知の歪みから開放しようと、状況を整理するこばちちゃん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
しかし大暴走エンジンは止まらず、生徒会はかぐや様が支配する悪徳の栄えと化した。全ての状況が、”それ”を示唆しているッ!!
あっれ~おかしいなぁ~?
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こばちちゃんが軌道修正しようとするたび、こういう塩梅で蹴っ飛ばして大暴走してきたんだろうなぁ…と思わされる、あっという間のスーパーソドミーであった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
『エロだと思うやつがエロ!』という真実に照らし合わせると、ミコちゃん相当なリビドー抑え込んでて、オジサン心配だよ…。
ご丁寧にVHS時代の画質と画面サイズまで再現して、夕陽に決意を固めるミコちゃん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
しかしねぇ…ミコちゃんの妄想通りのギガ・エロティックなら、かぐや様もあんなにモダモダしてないわけよ。
”乙女”なんすわ、この(一見)冷血女。
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暴走する思い込みを、可憐なリアクションで切り崩されたミコちゃん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
彼女が生徒会の生の姿を、内側で確認する日…彼女が”変わる”日は来るのだろうか?
まぁ先輩たち良い人だし、ミコちゃんも目の前の現実を素直に受け入れる力もあるしで、だんだん変わっていくのだろう。
僕はこの物語で、グダグダ下らねー青春を共有した連中が、ジワジワと変わっていく姿が特に好きだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
ドラマティックなイベントも沢山あるのだけど、思いがすれ違ったり、どーでも良い日常をともにしたり、一緒に遊んだり笑ったりした経験が、小さく積み重なって、固定した”自分らしさ”を変えていく。
それこそミコちゃんの妄想のように、劇的なところは少ないダメダメ青春絵巻だけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
だからこそ、日常の蓄積が生み出す小さな(そしてとても大きな)変化には、妙な親しみやすさがある。『ああ、確かにそう変わるよね』という納得感があるのだ。
これは青春の話として、強いところだと思う。
『まぁ変わるっつても、バカは治んないんですけどね!』っつうわけで、第2エピソードはかぐや様とルーティーンのお話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
まーた早坂お姉に寄りかかって、ワガママ放題のお悩み相談室から開始である。もっと早坂に甘えなさいよアンタ!!
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早坂も主にして親友にして実質妹を真剣に思いやりつつ、おもしれー女で遊んでる感じあるしな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
白銀くんと圭ちゃん、ミコちゃんとこばちちゃんもそうだけど、僕は色々ツッパって生きてる青年たちが、”素”の自分を預けられる関係性を見るのが好きっぽいね。
構えず過ごせる相手の有り難さ、というか。
かぐやが知らず、お姉と同じ表情してるところとか『ミラーリング~~~~親愛~~~~~』って感じで2億兆点ですけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
リラックス・ルーティーンを身に着けたかぐやは、万全の体制で恋戦に挑むッ!!
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と思ったら、肝心の右腕を制され、会長がグイグイ来まくるので一生画面端でレバー後ろに倒してるだけだった。よえー!(知ってた)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
四宮副会長スーパーモードの作画が妙に良く、『ガンダムパロは気合入るよね!』って感じだった。まぁ不発なんだが
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やっぱミコちゃん加入以降、会長がかなりグイグイ来るようになった印象を受ける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
頭脳戦で勝ったの負けたの、ド下らねぇプライドよりも優先するものがある。
心のどっかでそう感じるようになったから、ビシバシ詰めるようになった…のかな? 良い変化だ。
まぁ超小市民のええカッコシイなシャイ・ガイなので、関係性がクリティカルポイントまで到達するには、もうちょい時間も掛かりそうだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
つうか告白しちゃうと話終わっちゃうので、ラブコメの常として可能な限り引っ張るよな…。恋が成就した後も、十分魅せれる話だとは思うけど。
さておき、もう一人の生徒会役員の青春も動き出すのであった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
前髪に閉ざした視界を一歩動かすべく、似合わねぇ応援団に身を投じた石上くん。完全アウェイの只中で、冷たい孤立が肌を焼く。
いや…あの”陽”の気は誰でもキツいって…。
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女子制服が必要になって、四宮副会長のを借りる流れに。前エピで制されていた右手を、今度はかぐや様が抑えてるのが『攻守交代』って感じで面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
新たなるソドムをいつもどおり目撃したミコちゃんは、扉をそっと閉じて見なかったことにした。
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天丼ネタってどこで味を変えるかが大事だと思うんですが、ミコちゃんがエロネタ誤解してギャーギャー騒ぐパターンにも慣れてきた(≒ある意味飽きてきた)ここで”ズラす”のは、的確なネタの扱いだと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
今後話しは、ミコちゃんが生徒会に馴染んでいく方向に転がるとも思うんで。舵の切り替え時
怖いと思ってた四宮パイセンが、存外気さくな人だと石上くんにも判って。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
肩の力が抜けた付き合いにオジサンもホッコリであるが、扉の向こうでは静かに、嫉妬の炎が燃えていた。これも今後、恋が前に進む起爆剤になる…のだろうか?
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色々、話のタネを蒔く回であった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
石上に唯一優しくしてくれる、子安つばめ副団長の存在も気になるしね。五つの難題が名前に含まれている以上、ただのモブじゃねーだろうしな。
孤立したオタクに優しくしてれるおねーさんとか、”秒”で勘違いする案件だが、さて石上優、どうするどうなる!
体育祭というビッグイベントに向けて、現状の整理と今後の種まきを行う回でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月7日
ワーギャー楽しいコメディを転がす中に、確かに漂うホッコリした質感。下らない日常、当たり前の青春を共有すればこそ、産まれる親密さと変化の兆し。
そういうもんが沢山あって、非常に良かったです。
次回も楽しみ!