のんのんびより のんすとっぷ を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
夏真っ盛り。
手塩にかけたトマトを持って、れんちょんは真夏のサンタクロースとなった。
大きな籠をひっ提げる道中で、出会った迷子の女の子。人としてお姉さんとして、見捨てるわけには行かない…。
宮内れんげ六才、負けられない戦いが今始まる!
まぁすぐにお家にはついて、仲良く遊ぶようにはなるのですが…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
そんな感じののんのんすとっぷ第四話、宮内れんげさんがお姉さんぶるエピソードである。最高。
天下一幼女声声優である久野美咲さんも堂々登場し、朗らかで元気のいいエピソードでした。最高。
というわけで、れんちょんも頑張って植えたトマトが身を付け、自然のエグミ…ならぬ恵みを皆に届けるべく、デカい籠を持ってサンタが出陣。お帽子可愛いねぇ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
かず姉がヌボーっと、年の離れた妹を見守ってる様子マジ好き。
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無責任に放任しているように見えて、つうかまぁ実際そういう側面はありつつ、忙しい父母の代わりに色んな体験を与え、少女が気付いた感覚に導きを与えている様子は、やはり尊い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
迸った電流に、肯定を与え名付けてあげるの大事よな。子供はマジで、自分に生まれたもの判らんからな…。
この時に既にあるお仕着せを押し付けるのではなく、れんちょんの柔軟かつ独自な感性を丸のまま受け止めて、寄り添う形でのんびりと応対しているのが、また良いと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
今後もヘンテコな事ばかり言う天才を面白がりつつ、輝きを伸ばしてあげて欲しいと思う。(他人の家の子供を心配するマン)
蛍の家を皮切りに、が色んな人にトマトを届ける様子は、『宮内れんげさん頑張ってるな…』としみじみ思わせてくれて、大変いい。あとペチ吸引。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
いつもの面々だけでなく、名も知らぬおばあさんにもおすそ分けしてる描写が、公平で良いな、と思う。
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そんな幼女が発見した、一人の迷い子。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
とりあえずトマト食って落ち着かせて、手を引いて家に帰す。功徳なことです…。
食事のとり方で、しおりちゃんの人格を探って『いい子なんな……』と判断する辺、やはりれんちょん賢い。
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しおりちゃんは集中力や記憶があんま続かない、年相応の児童って感じが強い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
れんちょんは実年齢よりもかなり発育が早い、大人びた子供。難しい言葉も色々知っている。
すぐ『よく解んない…』になっちゃうしおりちゃんを鏡にすることで、れんちょんの特殊性も目立つ。
しっかりと迷子を贈り届けたサンタクロースに、かけられる『ありがとう』と『お姉ちゃん』の言葉。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
回りが年上ばかりなので、宮内れんげ六才、その響きは特別である。
何回もバイバイするところ、『じ、児童~~~~~~~』って感じで大変良かった。
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つうか今回、子供特有の手足のズングリムックリ感、どっしりと下に落ちた重心がよく作画されてて、子供のアニメとして大変良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
ちょっと寸詰まりで、水気が多くてフヨフヨしてる質感が伝わってくる掌の作画が、子供らの存在感をグッと上げてくれる。ありがたい…。
そして使命を思い出したサンタクロースは、大好きな駄菓子屋にトマトを届けるのであった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
三期では初登場となる駄菓子屋だが、相変わらず宮内れんげさん大好きで大変良かった。
おしめを替えた子供が、トマトを育てて届けてくる。その感慨。
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同時に無自覚な悪童でもあって、その世界に巻き込まれると苦労もあるのだが…まぁ、駄菓子屋にとってはそれも幸福だよなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
『れんちょん泣いてる!』と言えば、芝居をぶっ壊して地金が出てくると夏海にもバレてるし。
俺そういう、人間の柔らかい所を狙う行動はあんま感心しねぇな…。
外れぬ手錠に『とんでもないことをしてしまった…』と青ざめ、ポリス沙汰に自分を投げ込もうとするれんちょんの責任感が、なかなかにシリアス。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
それが洒落ですむように、”たいほじょう”を差し出し劇場的空間を維持する駄菓子屋は、賢く優しい。
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このお話の人らは、子どもたちの未分化で独特な世界に踏み込む時、しっかり靴を脱いで敬意を示すことを忘れない。そこが良いな、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
虚構と現実の境目がまだハッキリしない子供に向き合う時は、本気で遊ばせてもらう心根を作って、そっと踏み込むのが大事なんだろうなー、やっぱ。
駐在の娘さんであるしおりちゃんの顔見世たる今回、おもちゃの手錠をキーアイテムに、”警察”が話を貫通していく構成は、なかなか良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
日常のスケッチを繋ぎ合わせた作りに、一本芯が入る感じ。なので、Bパートも”警察”ネタで。
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名前を伝え合ったり、警察として一緒に行動したり、物陰から覗き込んだり、異常な勢いで飛び出したり、変な構えで警戒したり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
児童二人の一挙手一投足がたいへん微笑ましく、眼福でありました。全体的にズングリムックリで、大変良い。
しおりちゃんのやりたいこと聞いて、積極的に先導して。
いつもは”皆の妹”であるれんちょんが、お姉さんぶってる姿…そこにヒョコヒョコしおりちゃんがくっついてく姿が、まぁ良いんですわホント。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
『お姉ちゃんしないと!』と、内心テンション上がってる感じ、その張り切りに安心して体重預けてる感じが、楽しい警察ごっこに滲んで素晴らしい。
そこに乗っかる悪童共と、過ごす楽しいひと時。高校生でこの”本気”は、ひか姉凄いなぁ、と思う。やろうと思っても出来ない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
悪を討ち果たす水流が、アイキャッチに乗っかって飛んでくオチも、センスある笑いで素晴らしい。
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水が当たってる場面を省略するのがキモで、そこは想像の余地に任せて落とす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
つうか、しおりちゃんがホース踏んでることに気付いて、水が飛び出した時点でオチてる。
何描いて何描かないかが、笑い(に限んないけど)を届ける上ではやっぱ大事なんだなー、って感じ。
しおりちゃんは年相応のちっちゃな燃料庫を、一期に燃やして本気で遊ぶ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
れんちょんは”お姉さん”なので、ちょっと余裕がある。
他人を担ぐのは結構大変と、なっつんとひか姉のトーテムポールで地味に見せてたのが、効いてる”お姉さん”の苦労。
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後ろでひかげが、妹のこと心配してるのが最高に良いんですよね…こういう優しさで包まれてきたから、れんちょんは正しくしおりちゃんに”お姉さん”出来る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
一穂や駄菓子屋もそうだけど、年上世代をちゃんと描いたから、いつもと違うれんげが映える。
こうしておぶわれたしおりちゃんも、そのうち誰かを背負うことになるのだろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
そんな未来に思いを馳せつつ、繰り返す永遠は美しく流れていく。夏は静かに、穏やかにせせらぐ。
今日も、良い一日だった。
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そんな感慨を染み入らせて、今回のお話は終わる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
宮内れんげさんが思う存分子供であり、ただ守られ与えれるだけの立場に甘んじず、しおりちゃんに色んな優しさを手渡ししており、大変いいエピソードだと思いました。
トマトと警察を経糸に、れんちょんの成長と周囲の優しさを見せる回だったな。
あかねちゃんといいしおりちゃんといい、三期の新キャラは世界観に上手く馴染みつつ、作品の意外な顔、キャラの新しい魅力を上手く引き出してくれる、とても良い使い方をされていると思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月1日
まだ続く夏に、どんな優しさがきらめていくのか。次回も楽しみですね。