トロピカル〜ジュ! プリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
第16代目のプリキュアは、ダンスにメイクに南国テイスト!
とにかく明るく楽しく元気に、後回しのやる気なしを殴りつけていこう!! という、躁な気配をメリメリ感じる仕上がり。
テイストとしてはハートキャッチ的な味付けなんかなー、という現状の把握。
お話としては主人公が物語の舞台へと登場し、ヒロイン・ローラと出会ってプリキュアに覚醒するところまでをコンパクトに。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
明るく元気で前向き、とにかく困ってる人を放って置けないまなつchangのキャラクターはよく伝わった。
彼女がにごり無く善良な反動か、ローラの性格がかなりスゴい…。
あからさまサカナ尻尾なローラを見ても、特に引くこと無くちゃんと挨拶し、溺れていないか心配しながら助ける極めて真っ当な性根と積極性が、ヒーロー適性を示してもいた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
潜在的レイシズムを匂わせるローラ相手に、この直球勝負でどんだけズブズブイケるか。
父親譲りの現在主義は、考えなしの刹那主義ともちょっと違う匂いがあり、一瞬一瞬に三昧する完全燃焼を感じさせる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
今回は顔見世回でもあり、彼女が抱えるイズムの問題点は今後描かれる…とは思うが、現状なかなか前向きで、風通しもよく感じる。
この陽性な雰囲気はコミカルな笑いをテンポよく差し込み、変顔やトンチキ演出多めで話を作っていく構成が、大きく影響しているかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
あっけらかんとした明るさと、作品全体に漂う夏の気配が噛み合うと、独自の味わいが出てくる…かな?
作品の舞台は南の島から離れた都会…といいつつ、水路が張り巡らされ潮騒の聞こえる、シーサイドな街並み。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
プリキュアの舞台に漂う、現実の味を残しつつファンタジックな雰囲気はとても好きなので、今回の街並みも大変良かった。水が多いとローラも出やすい。
児童向けコスメブランドに導線も引いているメイク要素は、オシャレ…というより心のギプスとしての化粧に重点を置いていて、そこが面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
常時前向きなまなつちゃんのパワーの源が、そこにあるのか。
ローラが人間を理解していく足場として、メイク文化を使っていくか。
そこら辺は今後の転がし方次第だが、”人間”というかなりのヤバ呼称をしっかり個体名に変えれるようになったのは、なかなかいい前進だったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
かなり早急に人格に手をいれないと、エゴイストの差別主義者な印象が深くなっていく危険があるので、まぁガンガン触れ合って欲しい。
まぁ異種間コミュニケーションはプリの華とも言えるので、まなつの太陽にガンガン人魚がほだされて、ガンガン変化を見せて欲しいものであるが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
まぁプリキュア異世界人、初手は偏見と差別意識満載なのは珍しくないからな…そこからどう変わるかが大事だし、ドラマでもあろう。
作画的には弾ける水の飛沫、水中を力強く泳ぎ跳ね上がる力強さが随所に見られ、なかなか新鮮な感触であった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
水にまつわるアクションがまん中に来るのは、プリキュアではあんまなくて(戦士個別モチーフとしては結構ある)、今後もセッティングを活かした動きを楽しみたい。
というわけで、第一話の挨拶としては非常にバランスの取れた、まとまりのいいスタートであると感じた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
陰りのない太陽のような、まなつの真っ直ぐな希少はよく伝わったし、作品全体に漂う陽気な笑い、弾ける水しぶき、ハッピーな夏の気配がギュッと詰まっていたと思う。
その雰囲気に対し濁り人魚のローラは異物であり、だからこその変化のドラマも期待したいところだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年3月3日
差異あればこそ生まれる理解のドラマは、他のプリキュア相手でも回っていくか、どうか。
まずは来週、学校を描いてローラと向き合うエピソードを期待して待つ。次回も楽しみ。